2024/09/16 永遠になおらない時空のゆがみ
ちょうどPCのおすすめで20年前の写真が出ていた。
あの頃、幼なじみの君には幼子がいた。
それを私は知らなかった。
その前の年、君は既婚者になった。
その年に私は精神科に入院していた。
そこから、君との時空はゆがみはじめた。
二度と噛み合うことはない。
地域あげてのいじめ、あるいは差別。
その結末は君に翻意の余地すら残さなかった。
国中の丑松たちは忘れていない。何十年経とうと。
故郷が暖かくて親切なものだとしたら、
私には故郷など実在しない。
今の自己像を取り繕うためにある幻の場所。
歌の『ガンダーラ』みたいに遥か遠く記憶の彼方。
つらくてもう先は書けない。
慮ってください。
Yves Duteil "Mélancolie"
(Googleの音楽検索でハミングすると14%のマッチングで出てきました)
2024/09/16 ここまで