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つい、哲学的な自問自答になる。

春の彼岸の中日或いは父の納骨

2023/03/21、明日は春の彼岸の中日。雨模様。
それは11年前だった。父の納骨のときも雨だった。納骨の前にお上人さんは

この四十九日はお父様が浄土に行き着けるように祈っていましたか

そういえば悲しいばかりでそこまで思い至らなかった。

お父様に頼ってませんでしたか

これは妹から私のことを聞いていたから。
しょっちゅう同職のよしみで愚痴も聞いてもらっていた。

南無妙法蓮華経🙏

南無妙法蓮華経 vs. 南無阿弥陀仏

お念仏(南無阿弥陀仏)は唱えるだけで良い極楽往生できるというが、法華経(南無妙法蓮華経)は差し詰めこの世界に働きかけ続ける能動的な祈りなのか。おそらくこの社会に生きている限り働きかける宗派だと私は思う。
このリンクをクリックすると妙法蓮華経〜中拍子を聴けます。

約30年前・祖父との今生の別れ

うろ覚えだが、母方の故郷で祖父の納骨を手伝わせてもらった。その晩、確か仏所護念会だったろうか。日蓮系の宗教団体らしい。ご詠歌のような念仏節を周囲が一斉に歌い出す。

なむあみだなむあみだんぶつなむあみだ
(略)
親の行方子も知らず
子の行方親知らず
(略)
極楽往生されなされ
なむあみだなむあみだんぶつなむあみだ

これを唱和しながら母はとても悲しい気持ちになったという。
祖父が亡くなったのは今から約30年前だ。

それから私の就職、9年間の闘病生活のを送った病身の父を看取り、
私は精神障害が悪化
、休職中に復帰を目指して通った図書館通勤もできなくなり、四半世紀勤めた職場をあとにする、というものだった。

明日は旗日。お休み。


午前中お墓参りして午後は台所のレンジフード交換をホムセンで見積もってもらう予定

午後の方が今生きている世界に働きかける仕事。
今日を祈ることとはどんな目的があるのだろうか
私の自宅周りは学会員の家ばかりある。うちは日蓮宗だから相容れないのはよく分かる。学生時代に折伏されかかり恋愛以前で分かれた女友達もいた。
引っ越してきた当座、神道の隣家が私に「おたく、学会じゃないですね。」と聞いてきた。その聞いてきたおばさんはもう亡くなっている。聞いてきたとき、うちは日蓮宗と告げると神社の氏子を任されたのだった。


つい、哲学的な自問自答になる。

ここまで読んでいただきどうもありがとうございました🙏


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