見出し画像

【市内9駅ここから見てみました】最終回 久米川駅

みなさまこんにちは!東村山編集室 地域ライターの吉久航平です!

去年7月から始まりました「市内9駅

ここから見てみました」ですが、今回が最終回!5人のライターで協力してここまで紡いでまいりました!

最終回はチーム最年少の吉久航平がお送りします!
ぜひ最後までご覧ください!


おさらいですが…東村山市内には9つの駅と6つの路線があります。
市内の路線図は大変複雑で…おそらく初めて来た人には訳がわからないのでは?と思います笑

赤で囲ったところが東村山市内

市内を走る各路線は東西南北、都心や田舎様々な方面につながっており、ゆえに各駅で展開される人々の営みも様々です。
そんな各駅の「推し」な部分をこの連載ではご紹介してきました!

過去の記事は以下の通り(リンクで飛べます)
第1回 東村山駅
第2回 西武園駅/多摩湖駅/武蔵大和駅
第3回 秋津駅/新秋津駅
第4回 八坂駅/萩山駅

さあそして今回は!
東村山のディープスポット栄町に位置する久米川駅をご紹介します!

久米川駅は西武新宿線の駅で、西武新宿や本川越へ直通で行ける駅となっています!



駅自体は二面二線で本線にある駅としてはそれほど大きな駅ではありません。それどころか駅のいたるところが…なんというか…趣を感じるような…
古いって感じですね。笑(でも乗降客数はかなり多いです!)


ディスっておきながらも久米川駅は私個人としてもなかなか思い出の深い駅ではありまして、学生時代は駅近くのカラオケに行ったり、今でもよく久米川駅から電車に乗ることがあります。

久米川駅の周りは北口と南口で大きく装いを変えます。北口は比較的新しいロータリーがあり、その周りにはいくつかの飲食店とスーパー、そして線路に沿う形で商店街が続いています。
北口は北側にすぐ新青梅街道があるので、いわゆる駅前という雰囲気の場所はすぐに終わってしまいます。

一方南口!ザ・久米川の雰囲気を醸し出している場所で、八坂駅まで続く長い商店街があります。過去に久米川は西武新宿線「第二の歌舞伎町」とも呼ばれていたらしく、数々の夜のお店が広がっています。


居酒屋…バー…キャバクラ…週末はサラリーマンの声で賑わいます。
そんな夜の街をオキタさんをはじめ、チームの飲み女子3名が取材に行ってくれました!

素敵な飲み会レポートありがとうございます!
本当に久米川は魅力的なお店が多いです!北口の飲み屋さんには行ったことがありませんでした。。。今度挑戦をしてみます笑

僕昔から思ってるんですけど、東村山って寝坊しちゃった休日に観光する場所としてちょうど良いと思うんですよね。。。
「あー半日無駄にしちゃった」みたいな時に、午後から市内散歩して、多摩湖で夕焼け見て、久米川で飲んで帰る!これだけで休日レベルガン上がりだと思うんです笑

久米川は本当にお酒好きな素敵な方が多くてですね、コロナ前は南口駅前ロータリーの植え込みがあるところで朝からカップ酒を嗜むおじさまが多く見られたのですが、最近は植え込みにフェンスも設置されてしまい、見ることはなくなりました。


2024/4/4 柵が無くなってました!過去の景色を再び見られるかな? 



そんな皆さん方のことを親しみとユーモアを込めて「久米川ロータリークラブの人」と呼んでいたのですが、どこに行かれてしまったのでしょうか….
(どうか関係者の方が見ませんように)

集え!呑んベェ!久米川の街が知れたところで、続いては娯楽のご紹介です!飲み会の前でも後でも、いろんなシチュエーションで楽しめるホットスポットです!


Suchimoさんありがとうございます!
久米ボーいいですよね!学校行事の打ち上げとかでよく名前が出てくる場所です!
よく地域のお祭りなどでも協賛として無料チケットなどを提供されているのを見かけます!地域密着でやられてきたからこそ、半世紀を超えても地元から愛され続けるのでしょうね、、、!久米川の温かさをまたひとつ知ることができました。

そして次は久米川のもう一つの側面をご紹介します!
実は久米川、学園都市でもあるんです!夕方の駅前は結構学生の姿を見かけます!
というのも、久米川駅から出るバス路線には数々の高校がありまして、放課後の遊び場になることもしばしば!

ここでは、駅の目と鼻の先にある素敵な学校をご紹介します!

いつでも入学可ですので、皆さまもぜひ…!笑
こちらのパチンコ大学も久米川ボウルに続いてまもなく開業半世紀…
誤解を恐れずに言えば、少し親しみづらい娯楽にも感じるパチンコ店が地域で長年愛され、続いてきたのはこういった地域活動の賜物ではないかと感じるのです。これからも地域のインフラとして輝き続けてほしいですね。

いつもさいとうさんは企画会議でもとても魅力的なアイデアをくださいます!そんなさいとうさんが奮起した今回の記事、とっても読み応えがあったかと思います!僕もこれからもさいとうさんの記事読みたいので、皆さま積極的な高評価とコメントよろしくお願いします笑

さあこのシリーズもいよいよ大詰めです。
最後は久米川に住んで30年の佐々木さんの記事です!
佐々木さんが撮り溜めてきたアーカイブ写真にも注目です!

久米川の本質を突いたような素敵な記事でした。。。
「なにもない」というのは決してマイナスな表現でもないし、プラスな表現でもないそんな余白を残しているような街であると感じました。

都心部へ行けば隣人には完全に無関心で、地方に行けばムラ社会が広がっています。良くも悪くも久米川はその中間、人には無関心なところもあるけど、情が深いところもある。そんな中途半端な場所かもしれません。

昨今は白黒はっきりさせたい人や場所が増えた気もします。なかなか生きづらい世の中です。
そんな中で中途半端とか余白とかそういうものを許してくれる街が、久米川、そして東村山なのかもしれません。


全5回の「市内9駅ここから見てみました」いかがでしたでしょうか?
駅を見れば人々の営みが見えてくる、そんな「推し」スポットを紹介してきました。

今回、改めて感じたのは鉄道は物や人だけではなく、色々な想いを乗せて走っているということ、そしてその停車駅にはそれぞれのドラマが広がっているということ。これからも市内9駅それぞれの発展に期待です。

今回でこの連載チームも解散となります….寂しいですが、地域ライター同士の交流として、かけがえない時間を過ごすことができました。ご覧いただいた皆さん、チームメンバーの皆さん、ありがとうございました!

これからも東村山編集室地域ライターをよろしくお願いいたします!



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集