【10分チャレンジ】OJTでいちばん大切なこと【25日目】

これまで3社経験してきて、2社でOJT担当、1社でメンターを経験してきた。
制度としては正直整っていないところが多く、
完全にOJT担当者に任されてきていた。

教え方や教える内容などは、それぞれ違っていたが、
私がOJTを担当していたときにずっと大事にしていたことがある。
それは、自分が楽しそうに仕事をすることだ。

特に新入社員のOJTを担当するときは、より意識をしていた。
新入社員はOJT担当者が社会人として最初の先輩だ。
社会人としてどう振る舞えばいいかだけでなく、
この会社でどう振る舞ったらいいか、
どう成長していくのか。
これらはほとんどOJT担当者を見て学んでいく。

そんな親鳥のような先輩が、毎日のように仕事の愚痴を吐き
成長意欲もない、死んだ魚のような目をしていると、どうだろうか?
今後の社会人生活に希望を見出したり、
仕事を頑張ろう!とは思えないだろう。

愚痴も時に吐きつつ、
「でもこれはできた!」
「今日はこれをやった!」
「お客様からこんな事を言ってもらえた!頑張ったかいがあった!」
仕事をする上で楽しかったことや嬉しかったこと、
出来るようになったことも雑談の中で伝えるように意識していた。

以前と比べると、社会人になりたくない、おとなになりたくない、
と答える子どもが増えているらしい(ソースは不明。風のうわさ)
でも、それって楽しそうじゃないからなんだろうなぁと思っている。

「出来ることが増えると、こんなに楽しいんだよ!」
「挑戦するって、ワクワクするんだよ!」
自分が本当にそう思っているかは別として
(意識低い系なので、思っているわけがない。ずっと同じことしていたい)
私がOJT担当になってしまったせいで
将来に希望を見いだせなくなってしまうのは、あまりにも申し訳ない。

せめて、とOJTの期間だけは意識的に楽しそうに見える言動をしていた。
仕事は楽しい、成長するとやりたいことができる、
それを伝えるのがOJT担当者としていちばん大切なことだと、
私はそう思っている。

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