私のデザイン思考を分析してみた
形のある製品づくりをし、それを販売することでご飯を食べています。
私が形を作る際に考えていることがあるのですが、それがどのようなものなのか明確に分析したことがありませんでした。
そして昨晩考えてみたのですが、とてもシンプルなことに気が付きました。
カテゴリは4つです。
【人】
a.売り手の都合(製造効率、販売効率、コスト)
b.買い手の都合(品質、好み、価格)
【モノ】
x.機能性(実用的、長持ち)
y.加飾性(トレンド、目を引く)
まずxを最大限まで引き出し、追求します。
これがKOUGIの最大の個性です。
この時点で主材として木を使う必要が無いと判断した場合はそこで打ち切ります。それくらい大切なことです。
aに関しては材料費と労働力の換算を行います。
その他、梱包などの手間なども考慮します。
bはターゲットを明確にしxにより導いた機能性がどこの層に響くかを考慮します。
それに伴い、その人たちが喜ぶように工夫します。
ただし、bに偏りすぎるのは危険です。
コストばかりかかり、お客様にとって良い商品を作れても商売として続けられないので余計にお客様に迷惑のかかる結果になります。
つまり、aとbはほぼ同じになるように考慮していかなければなりません。
つまりこうなります。
x>y
a≒b
→ KOUGIのデザイン(ロングライフデザイン)
これで分かったのは、私は『今はこれが人気だから』『これを作れば売れる』という思考でスタートをしていないということです。
確かなものを作り、イメージした客層を探す。
えらく遠回りなことをやっていますが、ニッチでも尖っていれば必ずファンはいます。
そして永く愛されます。
妻は私の無茶ぶりに答えた形になります。
ターゲットを居場所を見つける行動力に長けていました。
毎日小競り合いのケンカばかりしていますがパートナーに感謝ですね。
脱線しましたが以上です。
なんだか少しスッキリしました。
noteのこんな使い方はいかがでしょうか。
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