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【考察】夫婦の相性についてマジメに考えてみた

これは普段本当に考えないことなんですけど、せっかくnoteを始めたので掘ってみようと思います。

まず前提として妻と私は同じ会社の経営者側に居ます。そして、長男が一人います。
「よくずっと一緒にいられるね。」と、これまで何度も言われたことがありますが、ずっと一緒にいる自覚もなく、付いているのか離れているのかよく分からない感じです。
この感覚の答えは何なのか、相性というテーマを元に分析してみましょう。

まずは、私の頭に浮かんだ4つのカテゴリを記載します。
a.似ている b.相反している
x.許せる y.許せない
削ってみると、シンプルにこれではないかと思います。
ただし、夫婦はとても複雑なのでもう一つの指標を加えます。
それは「z.リスペクト」です。
例えばb.相反しているけどz.リスペクトしているからx.許せるということ、あり得ますよね。
私はそんな感じです。
リスペクトとは私には無い個性に対して感心したり感謝もしくは期待することです。

私たち夫婦は毎日小競り合いをします。
日々に追われたり、相手への小さな不満が募ると互いにピリピリします。
必ずその殻を破るのは妻です。

私はどーでもいいことを言いますが、私以上にどーでもいいことを言うのは妻です。
余談ですが大概私が忙しい時に余計なことを言われます。
価値観が違います、と同時に価値観が同じです。
許せないことがあります、と同時に許せることがあります。
具体例を出すと長くなるので省きますが、夫婦の共通項である「仕事」と「子供」に関して、それぞれの思いが日々渦巻いています。
しかし、絶妙なバランスの中で天秤がグラグラした後に釣り合う。それを繰り返しています。
主に妻は仕事寄りの不満、私は家庭寄りの不満です。
ちなみに私は主夫です。
日々の食や家事育児のメインを担当しています。
これはこれで記事になるボリュームなのでここまで。 ちなみに、このポジションに対して不平不満は一切ありません。お互いに納得です。

【結論】
a≧b 〈似ている方がより良いが長い目でそこまで重要ではない〉
(x<y)z 〈許せなくてもzの値の大きさにより続けられる可能性がある。〉

言葉でいうとzは魔法の指標。
a.似ているところは多いに越したことがないし、b.相反する部分も少ない方が良いと思いますが、きっかけとしては機能しても未来の中長期スパンで言えば大きな意味は無いと思っています。
というよりは私の体感では意味は小さくなっていきます。
それより継続に大切なのは違いをx.許せること。
また、y.許せないことが多くても魔法のzを掛けることで「なんとなく許せる」という曖昧な期待を持つことができます。
abxyに関してはハッキリと分かっていること。
zはそれに限らず「何となく信用できる、信頼できる」ということだと私は思います。

婚活にまつわる昨今のニュースを見ると、スペックや好みが合う合わないなどハッキリと分かることばかり気にして可能性を断ち切ってしまっているパターンがあるような気がします。
極論を言うと、z.リスペクトがあればまったく相性合わなくても居心地がいい場合があるかもしれません。
昔の話で良く聞きませんか?
破天荒で豪快な旦那にそれでも支え付いていく健気な奥様。
これはこれでz寄りの一つの形なのではないかと思います。
そもそも未来のワカラナイことに対して結論を決めつけて、貴重な時間や経験を逃すのはもったいない。

フワフワしてハッキリとしないことって確かではないけれど意外と大切で、その曖昧なことで心が豊かになることって、大げさではなく全然あると思います。
私自身、物心ついてからこれまでフワフワと生きているような気がします。
ワカラナイ方がワクワクしたりしますしね。

あ、ちなみに私たち夫婦は似ているところもあり、相反する価値観もあり五分五分。(a≒b)
許すのは妻(x>y)にやや多く、私は逆(x<y)、互いに何となくリスペクト(z≒z)があるからフワフワと続きながら相乗効果を得ることが可能。ということになります。
そうじゃ無かったらコレマデ何不自由なく過ごしてきた二人が(何なら裕福なお嬢様育ちの妻と)風呂なし極貧生活を笑って楽しく過ごすことはできなかったでしょう。
…これもネタになるボリュームなので、ここまで。

いつも、予想よりカナリ長文になる話したがりのオッサンです。
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