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【発見】わが子3歳児の視野角

子どもと毎日一緒にいる時間、遊びながらずっと観察しています。大概怠け者で「俺の子だなぁ」と、似ていると思うことが多いのです。
私が半分入っているのですから当然ですし、よく知る妻の特徴もとても感じます。
ですが、時々明らかに違うと気付かされることがあります。
それは「視野角の広さ」です。

例えばTVを観ている時に、私が見ているものと全く違うものを指します。
確認すると確かにそれはあります。
しかし画面の面積の5%以下を占めている程度のものです。
絵本を読んでいる時に指すもの、人形に触れている時に気づく特徴など、同じようなことが多々起きます。

自分とこの子の違いは何だろうと、考えて出た1つの答えが「視野角の広さ」です。
私は日々固定された画面を見ています。
PCモニタなら仕事ですので自分の目的に合った箇所に視点を運びます。
TVなら制作者側の意図に沿う視点に誘導されるがままに注目します。
私は気付かない内にツマラナイ思考に支配されているのではないか。
少しゾッとして幼い頃の自分を思い返したのです。

地面の模様や這うアリンコや水たまり、それだけでイマジネーションが無限化していた幼少期。
先生が次のページを指示しても全く別のページを眺めてワクワクしていた児童でした。
父親が好きな野球のTV放送には全く興味が沸かず、間にあるTVコマーシャルが楽しみ過ぎて今でも映像と音の多くを記憶しています。
大学時代は音楽が好きで作ったり詩を書き留めたりしていたのですが、その頃、私は確かに焦っていました。
それは、限られた4年間という時間だけでなく、いわゆる「大人」というベールに覆われることを恐れていたのかもしれません。

現在の私を客観視すれば、十分に自由に選び納得して生きているのですが、さすが、3歳児には学ぶことや気付きが多いです。
私は立場的には保護者ですが、一方では息子は完全にライバルです。
なぜなら半分はあの頃の私と言っても過言ではないのですから。

長くなりました。
皆さんは自分の子供ではなくても若い世代にハッとさせられる関心などはありますか。
そうゆうのを是非知りたいです。

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