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【リーマン時代】てろてろ

矢野絢子(やのじゅんこ)さんのデビューシングル『てろてろ』です。
ご存じない方が多いと思います。
現在は高知県を拠点に活動している方ですので。
メジャーデビュー当時は20年前。
現在42才の私は大学を卒業してすぐの頃、当時は零細企業の会社員で、彼女がメジャーデビューをしてくれたおかげで知ることができました。
古い映像と嫌わずに、どうか声と鍵盤の素直さを聴いていただきたい。

メジャーかどうか、流行かどうかという「ものさし」を持ったことはありません
心に響くかどうか
それだけです。

彼女の歌で好きなものはたくさんあるのですが、必ず「てろてろ」をまた通ります。
「強がっている人」と「強がっていると気が付いていない人」に聴いてほしい。
「知らないところに行きたいな」
冒頭のそれで私は、もっていかれます。
何千回も聴いたからね。
もう全文が出てきてしまうから。

あとで気付いたりするものです。
強がっていた自分。
頑張りすぎていた自分。
がまんしている自分。

許すとか、緩めてもいいのかな。
この歌を聴いている間は素直になりたいな。
そう思えるのは、当時の彼女が心で歌っていたからなのだと私は勝手に解釈しています。
都合よくていいんですよ解釈なんて。
私が提供する側だったら。
「何にせよ聴いてくれて嬉しい。」
それだけですもの。

あ、やべ
長くなった。

最後に好きなフレーズ。

「僕よりは大きなこの街の硬い道の上を てろてろ自転車で 時々パンクもするけど ここにいる僕がさわれるもの ぜんぶ 愛してゆきたいんだ いつの日か」

そう、いつの日か
高知県に行きたいなぁ
声を聴いたら
たぶん泣いちゃう自信があります


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