嗚呼、喫茶店の「ナポリタン」よ…
ご来店の幸多き皆さま、こんにちは!
「雨天定休~本日モ晴天ナリ~」店主の口福(こうふく)栞(しおり)です。
夏のような日差しと突然の雷雨に、すっかり翻弄されてしまったここ数日でしたが、どうやら梅雨突入の兆し。
晴れと雨と曇り、どの天気が一番苦手かというと、店主は雨よりも曇りが苦手です。
湿気で髪が必要以上に膨らもうとも、レインブーツに穴が開いてて靴下が濡れようとも、雨の日のほうが好き。曇り空を見るとモヤモヤ&憂鬱になります。
さてさて、すっかりご無沙汰してしまったnote記事ですが、
本日のテーマは、喫茶店の「ナポリタン」です。
店主はJR上野駅周辺に住んでいたこともあり、御徒町含め、ここら一体の純喫茶にはよく通っておりました。
「タマゴサンド」の回でもご紹介した喫茶店「桂」をはじめ、レトロな純喫茶でいただく食事が好きで、週末の憩いの時間となっていました。
「オムライス」「ナポリタン」「ホットケーキ」などなど、魅力的な喫茶店メニューは数あれど、最も心惹かれてしまうのが「ナポリタン」。
店主は自宅で○○パスタを昼食に作ることはあっても、なぜか「ナポリタン」は作ることがありません。考えてみたら不思議です。
自宅で作るのとは違う、何か特別感があるのでしょうかね…。
先日、喫茶店ではないのですが、お友達のバリスタが立っているお店で「ナポリタン」を出していたので、食べに行ってきました!
う~んまっ!!
やっぱり出来たてほやほやの湯気とともに、トマトソースの酸味が飛んだなんともかぐわしい香り、粉チーズをお好みで振りかけて、ちょっと舌をやけどしながらフーフーいわせて食べる一口、もう最高です!
定番の具材である、玉ねぎ、ピーマンのシャキシャキ感、ベーコンまたはソーセージの旨み、麺と絡めながら、もしくは別々に味わうもし。
トッピングされた目玉焼きの黄身を潰してトロ~っとなった液体と絡めて、酸味と甘みと合わさったマイルドな味にするもよし。
文字にしてみたら、結構なエンターテイメントではないか!と思ったり。
はて「ナポリタン」っていつどのようにして脳裏に記憶されたのだろう・・・。
最初に食べた「ナポリタン」が思い出せないのが残念だけど、どうにもこうにも懐かしい気持ちになる不思議な食べ物。
いつか憧れの横浜のホテルニューグランドで、元祖と呼ばれる「ナポリタン」を食べてみたいなと思う店主です。
ここで店主おススメの「ナポリタン」が食べられるお店をご紹介。
喫茶店「六曜館」
御徒町駅の近くと、上野駅寄りにもう一軒ありますが、そちらは以前テリー伊藤さんがテレビでご紹介していたと噂で耳にしました。
店主が通ったお店は御徒町駅に近い店舗でしたが、調べたら残念なことに閉店しておりました…。
もはや思い出となってしまった店舗ですが、ご紹介させてください。
JR御徒町駅から程近く、宝石の問屋さんが並ぶ一画に地下へと続く入口が。
味のあるレンガとステンドグラスのレトロな雰囲気はもちろん店主も好みなスタイル。
もちろん「ナポリタン」が美味しいのですが、「ピラフ」のセットもオススメ。ネルドリップの美味しいコーヒーと一緒にいただきます。
混んでいる時間帯は料理が提供されるまで多少時間がかかりますが、
入口付近の雑誌や持参した本を読みながら気長に待ちます。
待ってました!念願の「ナポリタン」
モチモチの麺にこってり濃厚なソースが絡み合います。
口の周りをケチャップソースで汚しながら、わんぱくにいただきます。もう、フォークが止まりません!
ボリュームもあって、本当に食べ応えのある一皿です。ごちそうさまでした。
嗚呼、もう一度食べたかったなぁ~!
心残りがありつつ、ちょっと変わり種の「ナポリタン」もご紹介。
手紙舎2nd story
「東京蚤の市」「布博」などのイベントや「雑貨」「カフェ」を営む手紙舎さんのお店。
お肉とひよこ豆をスパイシーに煮込んだキーマカレーとパスタの合わせ技が光る「ナポリタン」その名も「キーマナポリタン」
どうやらオーガニックケチャップを使用しているらしい、まろやかな酸味と、スパイスのガツンがばっちり合ってますよ。豆も口の中でアクセントになっていい!
店主は1階の"本とコーヒー tegamisha"さんで食べていたのだけど、今は1階はテイクアウトのみらしい、2階にあるこちらの店舗で食べられるかな。
ウィルスとの闘いの中で、様変わりするお店が増えて寂しくもあり。でもきっといいこともあったはず、前向きにとらえたいものです。
そうだ、今度のお休みの日に行ってみよう!
みんな大好き「ナポリタン」
あなたの好きな「ナポリタン」はどんな味ですか?
ご来店の幸多き皆さまが、今日も元気に美味しく食事ができますように☆彡
栞
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