見出し画像

私が大学時代チャレンジして本当に良かったと思った出来事

今回、就活なんてだいぶ先だよねって思っている高校三年生・大学1回生・大学2回生の方向けに記事を書こうと思います。

今から就活の準備してくださいとかいうつもりはありません。

学生生活を謳歌してほしいと思います。

もし、下記のようなことを考えている場合、一つチャレンジしてほしいことがあります。

・バイトもサークルもゼミも楽しいけど、、、何か物足りない。
・自由な時間がありすぎて正直暇
・刺激のある事最近ないな…

こう思っている方がいれば、一度チャレンジしてほしいことがあります。

それはビジネスコンテストです。

私の体験をもとにご紹介できればと思っています。

きっかけは友達の紹介だった

夢を描いて入った大学生活は楽しかった。実際アルバイトもサークルもゼミも恋愛も…いろいろ経験したが、正直打ち込んでやろうと思うほど面白くなく、何か物足りなさを感じて過ごしていました。

意識高い系(笑)のような私の友人とよく飲みに行ったりしていたのですが、いきなり

「ビジネスコンテストでーへん?」

と誘われたのです。正直あまり乗り気ではなかったですし、そもそもお金かかるし、なんでいかなあかんねんとは思っていましたが、特にやりたいこともなかったので、参加することにしたんです。

ただ、問題が…参加料が高すぎる.…

正直高すぎるし、もったいないから参加断ろうと思っていたのですが、

ちょうどチラシを見た父親が、

「おもろそうやなそれ」

でも高いねん。と伝えたら、

「お前の生涯年収が上がるんやったら、老後何倍にもして返してくれたらええわ」

と父親からまさかの「出資」してもらい参加することになったのです。

参加したのは合宿型のビジネスコンテスト。事前課題などがあり、選考通過したら参加資格をもらえる仕組みだったと思います。

当時父親に志望動機などを添削してもらい、通過。

かなりの人数が参加していましたが、5日くらい通して合宿を行いました。

なんて場違いなんだ…

最初にオリエンテーションなどがおこなわれ、自己紹介が始まります。

Aさん:初めまして。京都大学2回生の〇〇です。
(おー京大か…)

Bさん:初めまして。大阪大学1回生の〇〇です。
(年下か。でも阪大はすごいなー)

Cさん:初めまして。京都工芸繊維大学2回生の〇〇です。
(…え?みんな今のところ国立やん…)

そこで私の番に回ってきました。

KOUEI:えー初めまして。(私立中堅)〇〇大学のKOUEIです。

なんて恥ずかしいんだ。なんて場違いなんだ。

と思いながら自己紹介していると、みんな普通にしてるんですよね。

クスクス笑われるのかと思っていましたが、特にそんなこともなく。

京大や阪大の人から見たら、私の出身大学なんてどれだけ程度が低いのかと思われそうだなーと思ったりしたものの、普通に意見を求められるし、意見採用されたりするし…

意外だったという印象です。

世界は広いのか…広すぎて自分が恐ろしく小さく感じた

なんだ、高学歴といっても俺たちは大学生。あまり差が出ないんだな。

と思ったのは1日目だけ。

実際にビジネスプランを作るためにアイディアを発散をしていると、モノの見方や社会経験の差が浮き彫りになってくるんですね。

実際に起業したことある人やインターンに行っている人。バックパッカーやっている人などもいましたかね。

出てくるアイディアは私の知らない経験をもとに作り上げられた仮説。

勉強と言ったら学校から与えられて嫌々するものだと思っていたし、高学歴の人は自由時間を削って勉強してきたんだから自分たちの方が視野広いよね!

とか思っていた自分をぶん殴りたくなったのを覚えています。

それと同時にとてつもない恐怖を感じることになりました。

差を埋める方法が見つからない…

とにかく衝撃が大きい日が続き、不思議と負けたくないという気持ちが目覚めました。

何かこの人たちに勝てるものを見つけたい。

できるだけ対等に話せる人でありたいと思い、いろいろ模索しましたが、、、

まー数日で見つかりませんよね。ましてや参加する前は

だるい!とか、めんどくさいとか言っていた人間ですから。

知識の差は埋まるものではないし、比べるものでもないと今なら言えます。

こいつらと社会に出たら戦わないといけないとなると、いよいよまずい!!!とずっと思っていました。

ただ、唯一勝てるものは無尽蔵の体力とプレゼンだけは勝てると思いました。

ここにかけてビジネスコンテストを乗り越えるようにしました。

たまには休んでもいい。でも、停滞していると見えなくなるまで差が開く。

結果的には入賞できず、そのビジネスコンテストは終わったのですが、合宿から帰ってから、ゼミの教授に今のままだったら就活で高学歴の人材に負けてしまう。だから、何をしたら勝てるか教えてくださいと話したのです。

いい経験だったね。

と言ってから2つのお話を私は聞きました。それは社会人になった今でも大事にしている言葉です。

今の気持ちは一時のもの。ただ、この衝撃はなんで生まれたのか。どうしたいのかをしっかり自分と向き合った方がいいよ。
その経験は貴重だ。って思える人がいるコミュニティを探してみるのも面白いよ。もっと楽しい発見があるかもね。

そこから私は、躍起になってバイトをしてはビジネスコンテストに出ることを続けました。

あの時、友達に誘われていなかったら…
あの時めんどくさがっていたら…
あの時父親に相談していなかったら…

おそらく物足りなさを感じながら大学生活を送っていたのだろうなと思います。ただ、前半にも書きましたが、たまたまが重なって私はビジネスコンテストは良いなと思っています。

この記事をたまたま見た方もそうあってほしいと願っています。

最後に高校3年生・大学1回生・大学2回生に伝えたいこと

正直、ビジネスコンテストじゃなくてもいいんです。打ち込める何かを見つけてほしいなと思います。

ビジネスコンテストは社会の仕組みを知るきっかけになります。

サービスや商売の原理原則。意外と多い法律の問題。参入障壁の奥の深さなど社会人も知らない内容をたっぷり知れます。

そしてなにより、今まであったことのない人がいっぱいいます。

退屈だな…刺激が足りないな…打ち込むものがないな…

そう思っている場合ビジネスコンテストで検索してみてください。

あなたの強みを活かして、将来に活かしてもらえれば幸いです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?