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就活生向け!何したら良いかと悩んでいる人へ ガクチカ・ES対策について

本日はES対策についてお話します。

基本的には企業様によって、各内容は変えますが、共通して気を付けないといけない部分がございます。その内容を今回ご紹介できればと思っていますので、是非ご参考にしてください。

【第1フェーズ】自己分析+SPI対策
【第2フェーズ】業界分析・職種分析(浅く広く)
【第3フェーズ】働くイメージの理解・社会人と学生の違いを理解
【第4フェーズ】企業で働くということのイメージ作り
【第5フェーズ】企業分析の方法理解(深く狭く)
【第6フェーズ】職種分析の方法理解(深く狭く)
【第7フェーズ】ガクチカ対策
【第8フェーズ】面接対策
【第9フェーズ】志望企業選定
【第10フェーズ】選考(内定)

ガクチカやESで意識しないといけないことは?

ガクチカとは、学生時代に力を入れたことや頑張ったことという意味です。
ガクチカやESでは学生の時に力を入れたことを記載する必要があるのですが、ただただ書けば良いというわけではありません。

気を付けなければならないことは、大きく3つあります。

①学生時代に力を入れた事は社会人でどのように活かそうと思っているか
②力を入れた事による結果をどのようにとらえているか。
③失敗と成功を繰り返した人生の中で、現在どのような教訓を得ているか

それぞれの開設に入る前に、なぜ人事部がガクチカに注目するかを考えましょう。

なぜ人事部はガクチカやESを重視するのか?

そもそも人事部はどのように会社から評価を得ているのででしょうか。

もちろん、企業によって人事部の細かな評価内容は大きく違いますが、一つ確実に言えることは、「会社で活躍できる人材を確保できたら」評価をもらえます。※採用の視点だけでのお話です。

つまり、会社のビジョンや目標、現在の社風や会社が抱える問題点から必要な人材を描き、面接に挑んできます。そのため、企業によって求める人物像は大きく変わってきますね。求める人物像が違うのであれば、エントリーする企業数を増やせば、いずれ自分をイメージしている企業に当たるのでは?と感じるかもしれません。しかし、現実はそこに大きな落とし穴があります。

実は、求める人物像には共通する部分も多く、内定をとれる人は何個もとるが、取れない人は一つもとれない状況はここ数年続いています。

学生と社会人の違いは大きく、優秀な学生が優秀な社会人になるとは限りません。そのため、過去の辛かった経験をどのように将来に活かしたかを見ています。これを経験学習といいます。

経験学習とは、過去の何かにチャレンジした際に感じた経験を振り返り、多角的に分析を行います。この経験を全く違うほかの場面でも活かせるように教訓化し、概念を具現化していきます。そうすることで、わかってきた事柄をまた他の場面でチャレンジすることが重要とされています。

PDCAとよく似ていますが、PDCAは1つの業務や仕事の「改善」を目的とした手法であるのに対し、経験学習は、「経験」を「教訓化」することによって、まったく新しい分野でも活用できる手法です。

人事部はこの経験学習ができている人材かどうかを見ているのです。

内定をとれる人の特徴について

結論からお話をすると、経験学習を早くできる人がPDCAを早く回し、過去の経験からより多くの内容に派生して考えられる人が内定をよくとることができます。

学生時代(小学校~大学まで)に費やした年月は16年間です。社会人生活は23歳~65歳までの42年間になりますので、過去の16年間で未来の42年間を図ろうとしていると思ってください。

16年間の経験学習で、どのようにチャレンジし、経験を振り返り、教訓化し、次のチャレンジに活かし続けてきたかを聞きたいというのが人事部の本音です。(経験学習をできているか知りたい)

特に20代の経験は貴重です。20代の経験は、後々大きな違いを産み将来思い描くビジョンに重要な影響を与えます。人事部としては早期的に活躍してもらわないと評価にかかわることになりますね。

また、就職活動には正解がありません。社会人の仕事も正解がなく、就職活動に似ている部分は非常に多いです。
正解のない活動に対して、如何に目標に対する計画をたて、実行し、確認したのち改善を行うかを見られています。(PDCA)

そのため、この経験学習を早くできる人がPDCAを早く回し、過去の経験からより多くの内容に派生して考えられる人が内定をよくとることができます。

伝え方の工夫について

いくら経験学習とPDCAをしっかり回していても、うまく伝わらなければ意味がありません。

例え口下手であっても、例え文章が下手でも面接官に「おっ!」と思われなければ、内定をもらえないのです。

ここで必ず押さえてもらいことが2つあります。
①結論からお話をすること
②事実と感情を切り分けて話すこと

この2つは必ず押さえましょう。

伝え方の工夫について 結論からお話しすること

ネット上でも調べてみてください。「PREP法」という言葉があります。

「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」で物事を伝えるとわかりやすくお伝えができる手法です。

下の文章を見てみましょう。

(例①)
私は小学生~大学生まで野球を続けておりました。高校野球においては甲子園出場。大学生の時は1年生からレギュラーを取り、ケガをした期間を除けば、全試合に出場してきました。その結果に至るには日ごろ書いていた日記が大事だと思っています。大学まで続けた日記や野球から見える通り、継続力が私の長所になります。これからも成長していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

↓PREP法で書くと…


私の強みは、逆境でも継続できる力です。私は小学生から今までどのような状況下でも続けてきた日記があります。小学校から野球を続けておりますが、肩や肘、膝の故障で試合に出られず悔しい思いもしましたが、改善するため日記を書き続けることができました。結果、高校野球では甲子園に出場、大学野球では1年生からレギュラーになりました。これからも、逆境の中で継続できる力をベースに成長していきたいと思います。

見やすさは変わったと思います。
PREP法を意識することにより、格段に伝え方が変わりますので、話し下手な人はぜひ参考にしてください。

伝え方の工夫について 事実と感情を切り分けて話すこと

これもよくあるお話ですが、ごちゃごちゃになるとわかりにくい日本語になってしまします。しかし、一朝一夕では身につきにくいことなので、日ごろの会話の中で意識するようにしましょう。

また、事実をお話しするときは枕詞に
「事実、~でした」「結果的には~でした」「現状~です」

とつけると、切り離して聞くことができます。

例文ですが、

私は学生時代、プロ野球選手になるため野球の練習に力を入れてきました。やみくもに練習をするだけでは、目標としているプロ野球選手になれないと思い、専門的な知識を持つ方にコーチについてもらいました。結果的にはプロ野球選手になれませんでしたが、高校野球では甲子園に出場いたしました。

あなたの感情の結果の事実が明確になりましたね。

この手法とPREP法を掛け合わせることで、面接やES、ガクチカで一つ差をつけることができます。


まとめると… ​

就活では経験学習を見られている
人事部はPDCAを早く回すことで正解のない答えをどのように解決しようとしているか見ている
人に伝えるときはPREP法を意識しよう!
事実と感情を切り離し、わかりやすい枕詞を使いましょう

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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