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就活生向け 人気のJTBグループの企業研究をしてみた①

企業研究を行っていくにあたり、人気業界から紹介していくことにします。もし、この企業について研究ししてほしい!という場合、コメントしていただけましたら幸いです。さて、人気業界の参考はマイナビさんと日経さんのスペシャルコンテンツから抜粋してまいります。

JTBグループは文系学生の志望数1位!

新型コロナで大変な旅行業界でしたが、文系1位の人気企業はJTBグループでした!旅行好きな方や旅行の素敵な思い出を提供したい想いが強い人も多いのかもしれません。
JTBグループは旅行業界の国内トップクラスの取扱額となる会社です。グループ企業数も海外を合わせると170社近くになり、それだけでも他社にはないネットワークがあると言えます。また、海外旅行などにおいては一つの地域で完結することができないため、現地ならではの情報提供が重要となってきています。
価値観の多様化が進むことで、ニーズをとらえた旅行の提供が必要となってくると、どうしても情報量がものをいう状態になるのかもしれません。

参考URL:https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/toriatsukai.html

直近のJTBの決算資料は必ず確認しましょう!

なんで決算書を確認しないといけないんだ…と思うかもしれませんがこの情報を押さえておくか押さえていないかは大きな違いがあります。
JTBの場合社長の直下に人事部があります。決算資料などは必ず共有されており、今後の計画などは必ず把握しています。
※中期経営計画が乗っている可能性もありますので、見るに越したことはないです。
気になった項目だけ抜粋させていただきます。JTBグループは減収減益を予想している状態ですが、「経費構造改革期」「回復~成長期」「成長~飛躍期」のフェーズに分け、中長期的に回復を目指しているように見受けられます。
現在は経費構造改革期。ではどのようなことを実施していくのだろうでしょうか。
1.国内グループ会社数の削減
2.海外グループ会社の拠点数削減
3.間接機能の最適化による組織改革
4.販売拠点の機能改革を含む店舗の統廃合
5.グループ要員数の削減
6.クラウド化・スリム化によるシステム改革
7.テレワーク推進を含むオフィス・働き方改革によるコスト削減。

ここから予想されることは
・人員が減ることにより、一人当たりの業務量が多くなってくる。
・DX化が進み、デジタルコミュニケーションのスキルが求められる。
・システム領域の予備知識があるとつぶしが効く

などでしょうか。

JTBグループが所属している業界って?

まずJTBグループは旅行業界に所属しています。
旅行業界は大きく2つの業界から成り立ちます。
旅行業
旅行業代理業

さらに、①の旅行業の中には、さらに3つの分野に分かれています。
①旅行業----第一種(国内・海外の旅行を企画可能)
    ----第二種(国内の旅行のみ企画可能)
    ----第三種(一定の条件下で国内旅行の企画可能

②旅行代理業は旅行業者と代理契約を結び、旅行企画などを代理販売する役割になります。JTBグループはこのどこに属しているのでしょうか。

JTBグループのホームページには下記のことが書かれています。

会社の目的 当社は、事業持株会社として、旅行業を中心に事業を営むとともに、グループ全体で以下の事業を営んでおります。(1)旅行業
(2)旅客鉄道会社及びその他の運輸機関の乗車船券類の発売に関する事業
(3)観光地の開発並びに旅行及び観光施設に関する事業
(4)健康保養施設の開発、運営に関する事業
(5)図書の出版販売及び旅行関係情報の提供に関する事業
(6)旅行用諸物品の販売及び取次事業
(7)コンピューターによる情報処理に関する事業……………などなど

ここから見ると、旅行業ですね。

旅行業の現状と今後の推察について

旅行業界は昨今のウイルス影響により、大きな影響を受けていることは皆さまのご存知の通りかと思います。観光庁のデータによると、去年の35%しか取扱額がありません…。厳しい状況ではありますが、その中でも海外旅行は3.3%と必要最低限の人しか、渡航していないようです。一方で国内の旅行についてはGOTOトラベルの効果もあり62%まで回復しているようですね。

ただ、暗いニュースばかりではありません。GOTOトラベルの1兆円の追加予算があり、国内旅行は活性化する可能性があります。また、JTBグループでは、今後の施策として、従業員の生産性と心身の健康の向上に寄与する 
ワーケーションの効果検証を行っています。
従来通りプライベートの旅行だけではなく、ニューノーマル時代に合わせた旅行の形を提供しようとしているのでしょうか。JTBグループだけでなく、このワーケーションという言葉は旅行業界ではキーワードになってくるかもしれませんね。







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