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就活生向け!これだけは必ず押さえて欲しい!自己分析と企業分析について

就職活動成功に必要な要素について

まず、就職活動に必要な要素とは何でしょうか。何が必要で何をしなければならないかを整理させていただく記事にしたいと思います。まず最初に就職活動に必要な要素とは大きく分けて5つあります。

①自己分析
②企業分析
③ES対策
④面接対策
⑤SPI対策

すべて重要な要素となり、どれかに偏るような力の入れ方をしてしまうと就職活動上うまくいかないケースが多いです。
例えば、エントリーシートが通らない。最終面接で落ちるケースが多い。など、人により、多くのケースが考えられると思います。
企業分析をあまりせず自己分析をするケース。または、自己分析が甘いケースなど。今回そのなぜそれが重要になるのかをひもといていければと思っております

自己分析と企業分析の重要性について

自己分析と企業分析の重要性についてお話ししたいと思います。
相手の立場になって考えたとき、企業が就活生を採用する最大の目的は将来的に活躍する人材になれるかどうか。この1点につきます。

ここで言う「将来的に活躍する人材」とは、企業が描くビジョン、社風、成功するタイプなどにあっているかどうかです。そのため、企業ごとに求める人材が違うのは当たり前になってきます。もし、「どこの企業もやる気ある人しかもとめないでしょ?」とか「リーダーシップを見せるエピソードを用意すれば余裕www」と思っている人がいらっしゃれば、それは改めてください。

企業が何をしていてどういうビジョンに向かって走っているのかを理解することにより、自分がその企業に向いている。もしくは、その企業に入るために自分はどう変わる必要があるかわかるようになります。

もう少し深堀しましょう。

あなたが、人事部だったとしたら、採用活動に対するお客様は誰に当たるでしょうか?学生でしょうか?実は違います。
こんな人が欲しい!というオーダーは社長か現場からやってきます。つまり、人事部がこんな人材良いだろうなと思っていても、現場や社長の求める人物像と違えば、悪評価につながりかねません。
つまり、どのような人物像を求めているかを理解するためには会社がどのような人材を欲しがっているか見る必要があるということです。

企業分析と自己分析どう対策したらいいの?


大事なことは人事部の目にどう映るか。
人に自分がどう見られているかわからなければ、面接でどういう風に見られているか分かりません。

そのため、すぐにできる自己分析と企業分析を簡単に紹介させていただけたらと思います。

まず自己分析についてですが、自己分析は基本的に自分が思って行動していることが、どのように他者に映っているかを考える必要があります。普段の性格や感じることを友達や家族、ゼミ教授や年上の方から意見をもらってください。

例えば、私の例で言いますと、友達からはコミュ障かなと思われていたが話すと面白い人でした。先輩からは、飲み会は明るいのに、普段は暗い。ゼミ教授からは真面目だが、突出していない。

と…めちゃくちゃに言われたことを覚えています(笑)実際はここからさらに何層も深堀しましたが、かなり心にきます…。
ただ、ここからわかることは、

①友達付き合いなら付き合うと面白いと思われている。
→人事担当を味方につけることができれば、”面白い”と思ってもらえるかもしれない。

②初対面では良い印象がないと思われている。
→コミュ障と思われるくらい人見知りを発揮している自分がいる。
 グループワーク等は普段の4倍ほど元気に発言をする。笑顔を意識する。

③ちょっと上の人から、もしくは頻繁に絡んでいない先輩からは根が暗いと思われる可能性がある。
→面接担当者がもし若ければ、まさにこの印象を抱かれかねない。
 志望している企業の社風によっては、コミュニケーションが取れない人に
 見られるかもしれない。考えて話すことがそうとらえられていたことが判
 明。事前に考える時間をもらってもいいですか?と聞けるようにする。

④多くの学生を見ている教授からすると、どこにでもいる一般的な学生とい
 う印象。真面目とは裏を返せば、受け身な人材ともとらえられる可能性が
 あるので、社風にもよるが、自分なりにチャレンジした内容をもっとアピ
 ールする言葉を考えてみる。

など、実際には70の気づきと対策を私は依然しておりました。

今でもこの自己分析は大事だと思っていますし、社会人になっても若手は結果より行動を見られるので、どう映るかを意識して、改善もしくは、強みを伸ばすことを心がけましょう。

企業分析はどこまでするが正解?

本音でいうとマニアになってもらいたいところです。しかし、今学生を取り巻く環境はかなり変わっていることも理解しています。なので、最低これだけは押さえておいてほしいことだけここに書いていこうと思います。

①会社組織図
②人事部の位置
③中期経営計画
④マイナビやリクナビの求人情報
⑤企業HP
⑥四季報
⑦転職口コミサイト
⑧みん就(みんなの就活)

ここで重要なことは「客観情報」と「主観情報」を切り離して考えることです。①~⑤については基本的には会社発信の「主観情報」になります。主観の主語はもちろん企業です。言い換えれば、企業にとっての今後進みたい方向性や発信したい情報が見えてきます。企業が未来のありたい姿に向かってどのように企業活動を行っていくかが書かれていると考えてもいいです。

ここで、特に見ておいてもらいたいのは、②③④です
覚えるくらい見てもらってもいいかもしれません。
②は実はどれくらい人事部に力があるのかがわかるということです。社長直轄の人事部なのか。人事育成部なども分かれていて、採用のスペシャリストが集まっているのか。はたまた、総務部の中にあるので人事機能になるのか。そこを事前に把握してください。
社長に近ければ近いほど、③が生きてきます。中期経営計画は会社を中長期的に見た場合どういう戦略を練るのかということが重要になります。
つまり、中期経営計画を元に採用計画も組まれているため、社長が何を考えていて、どういうつもりでこの施策を打っているのかがわかれば、他の志望者に差をつけることができます。そうなると④マイナビやリクナビの求人情報の裏付けが取れるので、より情感をもって志望動機を話せるようになります。

一方⑥~⑧は客観データです。企業の意思に沿わず出てくるデータになります。※四季報は中間かもしれませんが…
つまり、何を見てもらいたいかというと、ここのひずみです。企業には進みたい方向がありますが、どうしても合わない意見はどこからともなく出てくるものです。
企業はAの方向に進みたいと思っているが、実際は〇〇が問題で課題は▽かもしれない。つまり、この問題を解決できそうな人に見られると通過の可能性が高くなるかもしれない。

と客観情報をセットに考える必要があります。

あくまで、企業が就活生を採用する最大の目的は将来的に活躍する人材になれるかどうかです。
もちろん、すぐに解決してくれるとは人事部も思っていないと思います。しかし、そのようなことまで考えて就職活動をしている人と、アルバイトの成功体験を話す就活生がいたら、あなたはどっちが将来的に活躍する人材になれると思いますか?

ただし、話し方には気をつけましょうね!!!!!

面接官はあくまで年上です。10歳近く離れているかもしれません。あなたがもし20歳だとすると、10歳に「だからもっと勉強して東大行っとけばよかったのに」と言われているようになります。正論だけど…気分悪いな…

このように人事部に思われるとコミュニケーション能力がないと判断され、結果的に将来的に活躍する人材になれない

と思われてしまうかもしれません。

今回企業分析と自己分析について書かせていただきましたが、またの機会にもっと深堀して書かせていただければと思っております。

最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました。

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