ドラマーにとって大事なこと

基礎力、これに尽きる

基礎力として大事なのは以下の3つ。


「同時」と「交互」が綺麗に叩き分けられる

たとえば、
シンバルとキック
ハイハットとキック
ハイハットとスネア
これらを綺麗に同時に叩けるか。

あるいは
左右の手を交互に
右手とキックを交互に
左手とキックを交互に
…それで綺麗に音符を並べられるか。

またこういった「同時」と「交互」が
組み合わされても大丈夫か。

1つのパターンを安定して叩き続けられる

いわゆる8ビートでOKなので、
1つ目の「同時」や「交互」がきちんと叩ける状態で
崩れることなく安定して演奏し続けられるか。

大事なのは「速度」ではなく
「丁寧さ」や「安定感」。

1つのパターンを「人の名前」に例えたドラマーがいる。
1小節目で「山本でーす」と言っているのに
2小節目では「山下でーす」
3小節目で「山崎でーす」
4小節目で「山田でーす」
…本人はずっと「山本でーす」と言っているつもりでも
微妙に名前が違って聞こえる、これでは聞いている側は「安心」できない。


小さな音と大きな音の区別がはっきりしている

小さな音、ノーアクセントと
大きな音、アクセント。
本来はその間に無段階にいろんな「強さ」があるが、
最低限ノーアクセントとアクセントの叩き分けは必要だ。

とくにノーアクセント。
意識して練習しないと、ノーアクセントは身につかない。
シングルストロークで練習する際でも
右手を強く叩くとそれに反応して左手が持ち上がってしまう。
これは自然な反応なのだが、ドラムにおいては
この自然さから脱却する必要がある。





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