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高校教員の iPad仕事術 データ管理編

どうも、こーぶぅです。この時期は、行事にテストにと、バタバタする時期。そんな時期を乗り越えると、次は学期末の成績や年末整理など本当に教員は休まる暇がない。

今日は、そんな中でiPadでどうやって仕事をしているのかをご紹介したいと思います。同じ教員の方々の少しでも役に立てればと思います。

データ管理1:教材は、Excel、Wordで作成

今までの授業は、①板書ノートを作成、②1時間の授業分の振り返りプリントを作成、③板書ノートをもとに授業、④振り返りプリントを宿題にし、ファイルに保管させる

という流れの授業を行っていた。しかし、忘れっぽい性格なので、よく板書ノートを自宅に忘れる、ファイルをどこかに置きっぱなしにするということがあった。

そこで、まず考えたのが、教材のデジタル化

板書ノートは、エクセルでノートのテンプレートを作成し、そこに板書することを書き込んでいく。

テンプレートは、コピーできるため一つのエクセルファイルの中でノート1冊分の役割になる。
振り返りプリントは、元々Wordで作っていたので、そのまま使用している。

データ管理2:データをクラウド上に保管する。

現在、多くの学校でClassi、Googleクラスルーム、Microsoft teamsなどのシステムを利用し、生徒も教職員も1人1アカウントを使用している。そして、どのシステムにもクラウドストレージが割り当てられる。自分もそのアカウントのクラウドサービスに教材のデータを教科ごとに作成し、保管している。

クラウドストレージに保管するメリット:
①iPadでもアプリをと押して同じファイルを見ることができ、わざわざ印刷などしなくても iPad上で教材を見ることができる。つまり、授業には iPadだけ持っていけば、ノートとファイルの代わりになる。
②自宅でも同じアカウントならデータを同期できるため、今までUSBメモリに保管して移動していた手間や、USB紛失という危険性がなくなる。

ここで、気をつけなければならないのは、情報管理である。
クラウドサービスのセキュリティは、教室内で成績などが書いてある手帳を置きっぱなしにしたり、生徒の個人情報が入ったUSBを無くしたりするよりもよっぽど安心だ。しかし、いつ個人情報が読み取られるかわからないので、原則成績や生徒の個人情報はクラウドサービスには入れず、学校PCで扱うことが大切。

データ管理3:iPadだけを持っていざ教室へ!

あとは、ノートとファイルの代わりにiPadを持っていくだけ。iPadなら動画も見せれたりできるので、ただ板書するだけではないいろいろなことができるようになる


次回は、iPadの使い方をご紹介したい。

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