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いっ、1分に感じたッ⁉ガチで時間が溶ける沼ゲーム【厳選3本】

明けました。はい、もう明けちゃいました。

今年は年末年始にnoteを更新しよう、更新しようとは思っていたんですが、気づいたらおせちの黒豆を食べながら箱根駅伝を見てました。チキショー。

改めまして、あけましておめでとうございます、コウネリウスです。

2020年も終わり、2021年になりましたが、今年はどんな年になるやら。感染症の話題で持ちきりの昨今、営業自粛や時短営業で事業者にとっても消費者にとっても我慢の続く日々ですが……

「でさ、みんな今年はどんなゲームする??」


突然、直球ストレートな質問、失礼致しました。

でも、僕にとってはめちゃくちゃ重要度高めの質問なんです。

2020年はまさにゲーム無双!買いまくり、やりまくった年でした。Cyberpunk2077、ゼルダ無双、ファイナルファンタジーVII リメイク、Ghost of Tsushimaと大型タイトルが目白押しでした。その中でも空前の大ブームとなったのが”あつまれ どうぶつの森”。2020年のエンタメ界といえば”鬼滅の刃”か”どう森”のどっちかと言ってもおかしくないくらいのブームでした。

さて、注目の2021年オススメゲームをご紹介!!ってな感じでいきたいと思っていたのですがね、「なんか面白くねーな。」と、「そんなの誰も読みたくねーし、書いてもつまんなくね?、どーせ”2021 ゲーム発売日”でググってファミ〇.comに行き着くだろ!」と考えまして、2021年オススメゲームの紹介は見事にボツ。

「代わりになる記事はねぇーかな?」とPCのフォルダをガサゴソしていると”沼ゲートップ3メモ”を見つけたので「こりゃーいい、よし、んじゃこれで!」と安直に決まった記事です、この記事は!


というわけで安直に決まった記事とはいえ、内容はしっかり書いているので離脱、待たれよ。まず、1つ見てから決めような、なっ!


ピンポン、パンポーン~!

※この記事は、個人的な趣味・嗜好から3つを選び、書かれた記事です。あらかじめ、ご了承下さい。

※今回、紹介するゲームは【クリアするまでに長時間かかる】・【没入度が高い】、【アイテム数や効果などにより沼化したゲーム】の軸で考え、書いた記事になります。

※No 3で紹介しているKenshiはリアルで直接的な表現をしているゲームです。プレイに当たっては気分を害される方も絶対いると思うので、十分に注意し、保身を大事にプレイして下さい。


No 1-プレイ平均100時間以上⁉時間を吸い尽くすインフラの暴力!!【ファクトリオ】

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僕とファクトリとの出会いは、2018年の夏。この年の夏は各地で記録的な猛暑が続き、汗と変な汁を垂れ流しながらゲームをしていた事を覚えています。この夏にコントローラーを新調したのですが、完全に血迷っていました。コントローラーは、汗とジュースと衝撃によって見るも無残な姿になって発見させ、ごみ箱へと搬送させました。

その話はまた別の記事で長々書くとして、ファクトリオのあらすじを先に書いておきます。

Factorio(ファクトリオ)は資源を掘って機械をクラフトしてどんどん自動化・巨大化していくゲームです。
新しい技術や武器を開発して、原住生物の脅威に立ち向かうRTSの要素も取り入れられています。(factorio@jp Wiki* - Wikiwikiより)

新規ゲームを始めると、エンジニアである主人公キャラの宇宙船が未知の星に墜落します。そして、すぐにゲームの説明と道具やアイコンの使い方をハウトゥーしてくれます。"トゥー"って面白いなと思いましたが今はどうでもいいので無視します。

ファクトリオと言えば”自動化”です。もはや専売特許なのでは?ってくらいこの自動化が美しく、魅力的です。”面倒な作業はロボットで自動化!”なんて触れ込みは現代社会を生きる我々にとってもはや日常茶飯事。ルンバ、スマートスピーカーを始め、IoTを取り入れるのはもはや当たり前になった生活。そんな僕たちが何より気持ちいいと感じるのが”自動化”です。ちょっと大々的な事を言っているなと思い始めたのでこのくらいにします。

石炭や鉄鉱石、銅鉱石の採掘に始まり、電気ネットワークの構築、石油やウランの採掘などゲームをプレイすればするほどできることがどんどん増えていきます。それに加え、現代社会が抱える原子力の利用、空気汚染、敵の襲撃などの問題も忠実に再現しています。

原子力をガンガン開発して工場をどんどん大きくするもよし、難易度を下げて世界観をピースフルに楽しむのもよし、時折来る原住民こと”バイター”を殲滅して社会問題に鋭く切り込むもよし、プレイ方法は十人十色です。

しかし、どんなプレイ方法をとっても平均プレイ時間は誤魔化せません。おそらく、どんな人でも一定の形を成すまでには100時間はかかるでしょう。ディテールや細部にこだわりだすと軽やかに”0(ゼロ)”が増殖、気づいた時には1000時間なんてこともありえます。逆にこの”自動化の魅惑”と”圧倒的没入感”が世界から愛され、プレイし続けられている理由です。

Steamのレビューはいつでも"圧倒的に好評"の評価を叩き出している、まさにインフラの怪物系ゲーム!いざ、ファクトリの世界へ!

DEMO版もあるので、お試しもOK!


No 2-サバイバル系ゲーム界のエース⁉その世界観と自由度はマイクラをも凌駕する‼【ARK: Survival Evolved】

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ARKは僕にとって衝撃的なゲームでした。マイクラに飽きはじめていた2017年の今頃です。いつもの習慣でSteamのサイトを徘徊しているとそこには、まだリリースしたてのARKが王者の如く、鎮座していました。プロモーション映像を何枚か見た後「買え‼」と、僕のゴーストが囁いたの。で買ったの。

それでは、あらすじを紹介します。

舞台となるのは広大な恐竜の世界。すべてが自給自足のサバイバル生活で唯一の目標は単純明快、”生き残れ”。共闘や抗争が楽しめるマルチプレイでは最大100人でのプレイが可能。世界800万人が待ち続けたオープンワールド恐竜サバイバルアクションを遊びつくせ。(各所より引用)

この手のサバイバルアクションゲームは、なんといっても”自由度”が生命線です。どの範囲までできるのか、あるいはオート化するのかでゲームの面白さと評価は格段に変わってきます。この辺は開発側の苦労が目に浮かぶようで感慨深いものがありますね~。

そんなシビヤなゲーム業界で、絶妙なバランスと圧倒的自由度を誇るのがARKです。恐竜世界という点は賛否両論あるかと思いますが、刺さる人には刺さる、これがARKの魅力とも言えます。

石器時代を思わせる道具の作成から始まり、中世ヨーロッパのような皮や鉄を使用した剣や甲冑、そして近未来的なライフルの制作へと変貌を遂げます。

その中でも特出すべきは、家づくりです。藁ぶきの屋根の家をいそいそと作成していると恐竜が表れて見るも無残に破壊され、「それならもっと強固な家だ!このチンポコ野郎!」と奮起して、石造りの立派な家の建造に至ります。それはまるでゲーム界のサグラダファミリアかよ!といわずにおれない建築美。「さぁーかかってきな、このド低能の恐竜が‼」と鼻息荒く敵を待つ受けるが、来ない。待てど暮らせど来ない。「恐れをなしたか、このビチグソがぁー!」と表へ出ると、アルファ種のユタラプトルが待ってましたとばかりに家の陰から飛び出し、胴体をガブリ!これが幾多の攻城野戦の功を積んでいるユタラプトルの凄さかと優勝劣敗の世の中を呪ってコンティニューするのです。

「少なめの脳ミソでよく考えたな。」

群雄割拠の恐竜世界。壮大な大パノラマに目がくらむ。そんな鬼畜と自由を目一杯詰め込んでドMなあなたにお届けする、ARK: Survival Evolved。

今ならSteam版で80%OFF‼鬼畜度と自由度は200%UPですいません‼


No 3-1人で12年も開発⁉自由度という名の暴力で時間をブン取るジャイアン系ゲーム‼【kenshi】

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まず初めに言わせていただきます。このゲームは、もうやらないくていい。いや、やらないでくれ、頼む。

「なぜ、こんな身も蓋もないことをのっけから言うんだ、ビチグソがぁ!」と思った人もいるでしょう。大きな理由があるんですって。

理由その1-ひとりの人間が12年かけて開発したイカれゲー

理由その2-ダークソウルが優しすぎて感動するほどの落命ゲー

理由その3-自由が度を越してもう何やっていいかわからないゲー

以上の3点です。これだけで尻込みしてしまった人もいるだろう。

しかし、待たれよ。特に日本人だという自負がある者、待たれよ。このゲームは、イギリスで開発され、現地ではあまり売れなかったが、なぜか日本でバカ売れした貴重なゲームなのである。日本人の勤勉さと耐久性があってこそプレイできるゲームと言っても過言ではないのです。

2018年12月にWindows向けに正式リリースされ、わずか2年で日本のダウンロード数が8.9万本以上、売上は150万ポンド(約2.1億円)を達成。これは、”ソードアート・オンラインアリシゼーション リコリス”の累計販売本数87,144本を超える数字です。(ソードアートのリリース日は2020年7月9日なので5ヶ月間での売上額)

それでは、あらすじをどうぞ!

「Kenshi」は広大なフィールドと自由さがテーマのRPGです。プレイヤーは荒廃した世界の流れ者となって,この世界で戦いに挑んだり,商売をしたり,盗賊をしたりと自由なロールプレイが可能です。特徴は広大な選択肢と「自由」です。ゲームを始めたときの大量のパラメータや選択肢に戸惑うかもしれませんが,私はその複雑性がゲームプレイに深みを生んでいると考えています。(開発者Chris Hunt(クリス・ハント)氏のインタビューより)

Kenshiをプレイすると決めたプレイヤーに、まずお伝えしなければならないことが1つあります。それは、理由その2でも述べた通り、ダークソウルが優しすぎて感動するほどの落命ゲー要素です。

ゲームバランスがなんとも絶妙な感じに整っているのでちょっとでも気を抜くと、事切れます。昔のクソゲー並みに事切れます。序盤は特に”異常な虚弱体質”ぷりを見せます。

そんな落命ゲーなだけあってむしろ、事切れることが前提くらいに書いてある攻略サイトもあるくらいです。理由は簡単で序盤よりパラメータが上がり、強くなって帰ってくるからです。「黄泉の国から戦士たちが戻ってきた~」ってくらい戻ってくるので注意。

もう一つ付け加えるとすれば、開発者のクリス・ハントさんもインタビューで言っている

ゲームを始めたときの大量のパラメータや選択肢に戸惑うかもしれませんが,私はその複雑性がゲームプレイに深みを生んでいると考えています。(開発者Chris Hunt(クリス・ハント)氏のインタビューより)

という点ですね。ほんと何していいのか分かりません。自由ってこういうことなんだ~と感心するほど自由です。極端なことをいうと犯罪行為もできます。警察に捕まってボコボコにされますけど。

※Kenshiの中での警察は日本のそれとは違って、映画に出てくるような理不尽な警察です。

慣れてしまえば、この自由度化が癖になって一寸先は沼です。やれることも多く、家を買ってレイアウトしたり、探検家気分になって各地を冒険したり、戦士の気分で悪者やモンスターを討伐したり、とにかく飽きさせないぞという熱意を感じます。さらに、「栽培から輸送、販売までワンストップサービスで提供します!」気分は宛ら大企業の会長ですね・・・なんて、プレイもできます。

日本で大ヒットしたゲームだけあって、日本語版攻略サイトは複数あり、その情報量はタウンページ級です。(タウンページとは、公衆電話に備え付けられている分厚い住所録のことです。)

普通のゲームなら攻略サイトは見ない方が楽しくプレイできると思いますが、Kenshiに関して言えば、攻略サイトを見ないでプレイすると楽しさよりストレスを感じます。ちなみに僕は人の意見を聞かずに、プレイしながら覚えようとして2回落命しました。開始10分の出来事です。結果、攻略サイトに縋りました。

ある程度慣れるまでは、この攻略サイトを見ながらプレイすることを強く勧めます。

とはいえ、これほどの自由度で広大なマップを遊べるゲームは他にありません。そろそろ生ぬるいゲームには飽きた人やゲームの沼に身を埋めたい人、純粋にドMな人はぜひプレイして下さい。

今なら”ドMな人だけ”Steamで40%OFFです。それ以外の人も多分、40%OFFです。多分。


結果、長文になる。

ここまで読んでくれたそこのあなた!

本当にありがとうございます。

ちょっとゲーム愛の洪水が起きて長文になってしまいました。失礼しました。しかし、ゲームへの情熱は伝わったはずなので、許していただきたい。頼みます。

やってみたい!と思ったゲームがもしもあったなら……それがなによりの励みです。本当にその為だけに書いていると言ってもいい記事なので記事と僕が喜びます。泣くかも。


もちろん、就業時間中に書いてます。さようなら。

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