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【保育フォト】おはよう・さようなら


毎日一人ひとりに、その子の名前を添えて、
「おはよう」「さようなら」と声をかけるように努めています。
「今日も元気に来てくれて ありがとう」
「明日も一緒に 楽しく過ごそうね」という思いを込めて。
 
言葉が 子どもたちの頭の上を 通りすぎてしまわないように、
目が合うのを待って。
そのため、タイミングを逃してしまうこともあるのですが。
 4月は特に、入園したての子どもたちの名前が、
すっと出てこないことも加わって。
ごめんなさい
 
子どもたちの姿は様々。
目を伏せてしまう子、照れて知らん顔する子、表情を少しだけ変える子、
手を振るだけの子。
どんな姿であっても、ほほえましく、心がなごみます。
 
そんな一人ひとりの姿は、“警戒心”や “親近感”といった、
私との関わりや 距離の現われなのでしょうから。
それを真っ直ぐに 伝えてくれるのですから。
 
ありがとう
言葉以上に、気持ちを伝え合うことが 大切ですよね。
 
後ずさりをしたり、
お母さんやお父さんの陰に隠れてしまったり姿を見ると、
感心してしまいます。
「偉いねぇ、よく知らない人には 近づかないことが大事だよね」と。

だから「おはようは」「あいさつしなさい」なんて、
背中を押したりしないでくださいね。

逆に 元気に声をかけてもらえると、
「保育園でみんなと一緒に、楽しく過ごせているんだなぁ」とも、
「私も “みんなの一人”になれたのかな」とも感じられて、嬉しくなります。

一人ひとりが必要とする関わりをしていくことで、
どの子からも、「おはよう」「さようなら」と
声をかけてもらえるようになろうと思っています。

一人ひとりの姿から、関わり方のヒントをもらいながら。

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