【保育フォト】恐るべし 井戸端会議
なんとな~く気が合う 3歳児クラスの子と 5歳児クラスの子。
(土)に 登園する子は、15~16人程度。メンバーも、毎週ほぼ変わらず。
なので いつも二人で、仲良く一緒にあそびます。
ところが、年が明けた頃から、
次第にアニキ風を吹かせるようになってきた 5歳児クラスの子。
そのため、言い争う姿も しばしばみられるように。
今日は、片づけをめぐってもめる姿が。
一緒に使っていたブロックを 棚にしまうために、ブロックが入ったカゴを
協力して運んできた二人。
しかし、カゴを縦に入れるか、横に入れるかで もめだします。
縦に入れると はみ出すので、
「横に入れれば いいじゃん!」と 3歳児クラスの子。
「 ヤダ!」と 5歳児クラスの子。
「なんでいつも『ヤダ!』っていうの?」と反問されると、知らん顔。
そりゃあそうです。威張っていたいだけですから。
正当な理由なんて あるはずもなく、
他にすべもなく、その場から 逃げ出すしかありません。
でも職員は、小さいクラスの子に加勢することもせず、
大きいクラスの子をたしなめることもしません。
ただ、「友だちの顔を見てごらん」と声をかけるだけ。
すると、涙ぐむ 3歳児クラスの友だちを見やり、「ごめんね」と謝りに。
その後、しばらくは離れてあそんでいた二人。
でも いつの間にか、また隣り合っていて。本物の 兄弟みたい。
大泣きで登園し、ママとケンカ別れ状態になった 4歳児クラスの子。
「だって ママが…」と職員と話しをしているうちに、
少しずつ落ち着きだし、しょんぼりと お支度をすませます。
好きなぬり絵を ぬり始めたところに、同じクラスの女子 三名が傍らに。
同じように ぬり絵を始めると、「私 ここ ケガしちゃったんだよね~」
「もう 私なんて ここ!」「えぇ~ 病院に行った方が いいんじゃな~い」
「あはははは…」と お喋りに花が咲きだします。
すると しょんぼりしていた ママとケンカ別れをした子も、
「私なんて ママに怒られちゃったんだからね~」と
口をとがらせながら カミングアウト。
でも 楽しそう。気がつけば笑顔に。
恐るべし 井戸端会議!!
お喋りのストレス解消力は 古来より続き、未来永劫か?
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