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【保育フォト】テラスは実験場


猛暑が続き、ことさらに水の冷たさが 心地よく感じられる 今年の夏。
子どもたちの歓声に誘われて 水あそびの様子を見に行くと、
カップにひしゃく、ケチャップやマヨネーズの空容器、ペットボトルに
ビニール袋、さらにジップロックなどなど。
各々が お気に入りの、もしくは気になるアイテムを手にしてあそぶ
19人の 1歳児クラスの子どもたち。

5人の担任が 口をそろえて曰く、
「こんなものをだしたら、どうやってあそぶのかなと思って」と
身近にある物を 提供してみたのだとか。
 
そんな担任の “いたずら心”に 子どもたちの目が輝きます。
 
ペットボトルに水を入れようと タライの水の中に突っ込む子が。
でも 口が下に向いているため、ちっとも入らなくて“???
それでも、何度かくり返していると 偶然 水が入り、ニッコリ。
何度もなんどもくり返しているうちに、
ブクブク泡が出ると 水が入るらしいことに気がつきます。
さらに 泡が出なくなると、
容器いっぱいに、水が溜まっていることにも 気づいたよう。
 
一方で、ジップロックで作った 水枕をみつけると、
持ち運んでみたり、タライに投げ込んでみたりする子も。
そのうち床に置いて、ギュ~ウと押してみたりも。すると、
ピュと 小さな噴水があがり、びっくり。
思わず手を離すと 噴水も止まり “???
 
そこで もう一度押してみると、再びピューッと。
何度かくり返すと、納得したように「ウンウン」とうなづいて、
次のアイテムを探しに。
その姿は、自然の法則を発見しようと 実験をくり返す 科学者のよう。
 
そこには、「なんで 変だな」「おぉ~ びっくり」「もしかして…」
「そういうことか」といった、声にはならない声が あふれています。
 
そんな子どもたちの姿が 見られるような、たくさんの
“いたずら”を仕掛けられる 職員集団でありたいと思っています。
 
だって、そんな子どもたちの姿は、
可笑しくなるほど 可愛いらしいんですもの。

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