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【保育フォト】センセーみたいに


お正月を迎えて 松飾りがとれた頃、
み~んなで集まって 新年の顔合わせをします。
挨拶を交わした後、職員が書初めをして見せたり、コマやけん玉、
羽根つきなど、普段あまり見ることのないあそびを披露します。
 
もちろん、イイカッコをするために、ちょっと腕に自信がある者が。
筆で字を書くだけで、コマが回るだけで、けん玉の大皿に玉がのるだけで、羽子板に羽根があたるだけで、どよめき、拍手がおこります。

それはそれは いい気分

「すっご~い」と目を輝かせ、身を乗りだす子どもたち。
大人が 一目おかれる存在に
 
大人の実演を見終えると、さっそく挑戦する子どもたち。
上手下手なんて 気にすることなく、毛筆の感触を楽しむ子。
吊るされた羽根を突こうと、思わずピョンピョン跳ねてしまう子。
楽しさがあふれ出ています。
 
ところがコマは、ヒモを巻きつける時点で悪戦苦闘。
けん玉にいたっては もはや神業。
それでも、目に焼きつけた “すっごいこと”を 自分自身で再現しようと、
何度も、何度でも挑戦する子どもたち。
 
難しすぎるけん玉は、玉を受けやすい けん玉作りに誘い、お手製のけん玉で挑戦再開。
コマは、ヒモの巻き方と 回すためのコツを大人に教わり、諦めることなく
挑戦し続けるます。
 
子どもたちには、“素敵な大人になってほしいな”と思っています。
そのためには、目標となる大人が必要です。
だから子どもたちに、「センセーみたいに」と思われるような
職員集団でありたいと思っています。

一人ひとりがそれぞれに、一目おかれる得意技を磨きながら。
いつか 追い越される日を楽しみに。
「大人って すごい!!」と驚き、憧れ、目指す思いが、きっと
“現在と 将来を楽しめる力”に なると思うから。

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