自分の本音を知ること。

自分の本音って、わかっているようで、本当はわかっていないのかもしれない。話して考えて深掘りして考えて、さぁどうでしょう。建前とかを取っ払った自分の本音を知るって、難しいけど、すごく大事だ。

今日、「スイスイサクサクよむラジオ」の「公開よむラジオ〜今日もぜんぜんわからない〜」に行ってきた。3時間、3人のゲストを交えてのトークイベント。濃かった。幅広いベクトルの中で繰り広げられる、自分の考えの斜め上をいく話の数々に、脳みそが追いつかなくて煙が出そうだった。

内容としては、スイスイさんとさくちゃんさんの2人にゲスト1人を加えてのトークで、ゲストは下記御三方。
佐伯ポインティさん「なんでそんなにアゲなの？」
紫原明子さん「なんでそんなに穏やかなの？」
カツセマサヒコさん「なんでそんなにモテたいの？」

詳しい内容はもう濃すぎるし面白すぎるし色々アウトなネタもあるので置いておいて、この3時間で感じたことを残したい。

ゲスト3人それぞれ違った温度感でそれぞれ面白く興味深い内容で、全然違うんだけど、全てひっくるめてひとつ思うのは、「自分の本音を知ることって大事だなぁ」ということ。本音っていうか深層心理というか。

"元恋人の今の彼女や奥さんについて徹底的に調べて、自分より劣っていてほしい"と思うスイスイさんが、"別れた人のその後に興味はない"というさくちゃんさんに対して、「そんなの嘘だ」と言っていた。(語弊があるかな…)

執着して調べたくなる気持ちもわかるし、別れた人にはもう興味がないというのもわかる。どちらもわかる。奥さんの職場のHPまで見るという発想はなかったけれど。。

綺麗事だとか建前だとか、人は本音を隠すことができる生き物だ。大人になればなるほど。カツセさんの話で出てきた"モテたい"にも色々あって、何故モテたいのか、誰にモテたいのか。そんな話を聞いているうちに、どれが自分の本音だろうか、と疑問に思った。

スイスイさんは欲や自分の性質をとても素直に表現されていて、清々しいほどヤバイ人に見えた。明け透けで、真っ直ぐで、面白い人だなと思う。ますます好きになった。その清々しさは、自分の心に嘘をつかずに言い放つところにあって、私は自分がそうできているとは思えない。

本音で話しているつもりであって、つもりでしかなくて、自分は深層心理まで向き合えていないな、と今回のイベントを通じて感じた。

"本当はどうなの？"

こうやって全く性質の違う人たちと話すことで見えてくるものがあるのだと思うと、なんだかすごく人って面白いなと思った。話し合ってみないと、自分の思考だけでは気付けない自分の本音があるのかもしれない。

考え方や性質が似ていて合う人とだけ話していたのではわからないことが、きっとあるのだろうな。スイスイさんとさくちゃんさんみたいに、全く感覚の違う相手を否定せずに意見を聞き合えるのって、すごくいい関係だなぁと思う。

自分の本音、どうでしょうね。