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慶應文学部合格者読書リスト(実践編 2)【偏差値40台中高一貫校からの挑戦】

第二弾の読書リストを公開します。
今回ご紹介するのは慶應文学部に推薦で合格された先輩に薦めていただいた本と白藍塾の推薦書です。

人間の条件

ハンナ アレント
筑摩書房

ドイツ生まれの政治哲学者ハンナ・アレントの著書。慶應文学部に推薦で合格された先輩に薦めていただいた本です。
かなり難しい内容なので全て読み切ることはできませんでしたが現代文社会について労働、仕事、活動の3つの側面から考察している。労働が仕事、活動より優位になり、後者が人間的な意味を失ったため現代社会が危機に瀕しているという。
内容が上手くまとめてあるサイトのリンクはこちら💁‍♀️
https://www.philosophyguides.org/compact/arendt-human-condition-super-compact-summary/

功利主義入門 はじめての倫理学

児玉聡
筑摩書房
ベンサムで有名な功利主義の思想について解説しながら倫理学を紐解いている。コロナ禍以前に出版されているが感染症対策などのための自由の制限はどこまで許されるかなどタイムリーな話題も含まれている。

異文化理解

青木保
岩波新書
グローバル社会における異文化コミュニケーションの問題を考える上で必須の本。ステレオタイプの危険性や文化の画一化の影響にも触れつつ真の相互理解の手がかりを探っている。

モラルの起源 実験社会科学からの問い

亀田達也
岩波新書
ヒトが群れ生活を上手く送れるように心を進化させてきた。グローバル化が進む現代、群れや仲間を超えて人々が交流しており対立も起こっている。その群れ同士の対立を乗り越えるにはどうしたら良いのか。実験社会科学というアプローチでメタモラルの可能性を探っている。

いずれも難しい内容なのですが、はっきりした正解のない世界で自分の軸を作るための頭の体操になります。

是非読んでみてください!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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