見出し画像

部活両立 その3

アルバムのURL


会社を定年退職した長い視点で振り返り、学校部活動/卒業後も続けることの意義について記載する。

社会人になると大きな転機がいくつもある。
代表的なものは下記。
・新人配属
・責任ある業務を任されたとき
・他部署への異動、転勤
・出世のラインから外れた時
・出向、転籍、定年

など。

学生時代、まじめで成績もよく、宿題やレポートの提出は確実にこなし
あまり怒られたことがないというのもそれはそれで欠点といえると考えている。

メーカに勤めていると自分が担当している製品が自社内の品質試験では
全く問題なくても市場ではトラブルになることがあり得る。
工場試験と客先で接地環境が異なり想定以上のノイズで誤動作など。
新設のプラント立ち上げならまだしも、既設リプレースで
立ち上げ工期が限られている中だと余計にプレッシャーがかかる。

小、中、高、大と自宅から通学し、社会人になって初めて行く土地に配属されることもある。会社以外知り合いがおらず、使っている言葉(方言)が違うのも人によっては大きなストレスとなる。

ストレスの原因に対して真正面から取り組みそれを解決する方法だけでは
長い社会人生活を乗り切るのは限界があると考えている。
職場でストレスによる体調不良となる方は、仕事以外の時間が持てていない方が多いように感じている。現実逃避といわれるかもしれないが、”きつい平日の業務も週末の楽しみを目標に頑張れる”と考えている。

私はこれまで何度も転勤したが、高校から続けている○○のおかげで何とか乗り切れている。仕事の以外の趣味をもつことで、会社以外、あるいは同世代以外の人間関係を構築できる。職場の人間関係は異動すると切れてしまうことがほとんどだが、趣味を通じた人間関係は継続することが多い。さすがに遠距離になるとそれも疎遠になりがちだが何かの機会にその土地へ行った際に会える人がいるのはいいものである。

学校時代の部活をやめてしまう理由として下記が考えられる。
・やりきった。
・競技として取り組んできたので趣味としてやるのは抵抗がある。
・忙しくてそんな時間、余裕はない。
・続けたくても初めて行く土地で環境がない。

”試合に勝てないと面白くない。”
⇒怪我無く仲間と充実した時間が過ごせることに達成感を感じるように
できれば続けられると考えている。

とはいえ、新社会人で初めての土地へ赴任した方にとって
続けることはなかなかのハードルである。
幸い、インターネットで自分の趣味を行っているサークルを検索することは容易である。○○はマイナースポーツなので2,3人知人を介すと誰かしら人的つながりがある。人脈は大きな財産である。

継続は力なり
についてこの歳になると
やると決めたことを定期的にやることを続ける
というより
やれるときにやることを続ける
と考えている。

モチベーションを下げるのはこれまでやれていたことがやれなくなる時である。後退したかもしれないが練習してできるようになればそれに達成感を感じる。練習してもだめならハードルを下げてみる。

人と自分を比べないことも大事。
対人競技だとなかなか難しいかもしれないが
比べている人と自分の間には見えない多くの競技者がいる
と考えると苦にならないかもしれない。

20代前半~結婚し子供が小学校高学年になるまでの45歳ぐらいまでは
仕事と家庭が忙しくて自分の趣味が持つことが困難なことも理解できる。
子供が手を離れると親の介護が始まるという現実が待っているのだが
何とか自分の時間を持つことでさまざまなストレスからの緩和になる。

最後に”初めまして”の方、クラブで良好な関係を築くポイントして
年下であっても敬語で話すというのは大事です。

”部活両立”はこれにて終わり。
次回はアルバム2曲目の”丸暗記”について記載予定。

アルバムのURL

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?