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丸暗記 その3

アルバム”製造業” 
2曲目の”丸暗記”について記載。

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はこちらですので
聴いていただけると幸いです。

勉強に生かす暗記力について記載。
大学受験についてはおそらくたくさんノウハウがアップされているので
ここでは社会人向けの資格試験に合格するコツについて記載。
(暗記力に特化せず資格試験に合格するコツを記載)

40代の頃あまり景気がよくなくいつリストラされるか、
60歳で定年になった以降も継続雇用されるようになるには?
と考え、会社業務に活用できる資格を複数取得した。
第1種電気主任技術者、第1種放射線取扱主任者、
1級電気工事施工管理技士、エネルギー管理士
など。

電験1種は記述問題に対する広範囲な知識と計算問題への高い対応力が
求められかなりの難関試験である。
放射線取扱主任者も生物や法規は記憶力、物理や化学は計算力が求められる。

コツ1:いきなり過去問を解く。

私が取得した資格試験は過去問を確実に解けるようになっておくと合格できた。大学受験は学校で授業を受け、問題集/参考書で勉強し、受験する学校の過去問を解き傾向と対策をたてるという順序が一般的だ。
効率的な資格試験の勉強では、過去問題集とその参考書を準備し、いきなり過去問を解く。解ければOKだし、わからなければ参考書を辞書的に活用(当該部のみ参照)する。参考書をひととおり読み、その理解力を過去問で試すという手順にはしない。

コツ2:理解力を見える化

一度解いた過去問は下記がわかるようにしておく。
 〇:もう一度解いても確実に解ける
 ×:もう一度解いても確実に解けない。
 △:〇と△の間

社会人の資格試験勉強は時間との戦いでもある。
理解力を見える化することで
・〇の問題を何度も解く時間を割く
・×→△へ、△→〇へなるための時間に注力
ができる。

コツ3:5分考えてわからなければ丸暗記

資格は
 合格するまでは取得が目的
 合格後は実務を遂行する上での手段
になる。よって、合格しないと話にならない。知識を問う問題は丸暗記でも合格後実務を行う上で問題となることはまずない。なぜなら実務を行う際は参考書を見てよいから。丸暗記することで先に進めるならそれでOK。
丸暗記しても対応できないという問題についてはあきらめも重要。

コツ4:傾向と対策の把握

縦軸に年度、横軸に問1~問*(問題数)の表をつくる。
年度ごとの問がどんな問題か、上記〇/△/×を記入。
繰り返し出される問題がないか?理解力はどうか把握しておく。
自分で傾向と対策を調べ、まとめておくことが重要。

コツ5:計算問題

・解法のパターンがあるのであればそれをノートにまとめておき
 短かい時間が割けるときに繰り返し見て記憶をリフレッシュさせる。
・単なる計算ミス(ケアレスミス)なのでOKとしない。
 計算ミスをするには理由がある。転記ミス、公式の記憶間違い等。
 計算ミス要因についてもノートにまとめておき同じミスの繰り返しを避ける。
・電験は時間との闘い。特に機械の2次試験は1時間しかない。
 普段の勉強も限られた時間を意識し集中して取り組む。

コツ6:論説(記述)問題

・〇〇について述べよ
コツ4の傾向と対策の表を何度も見てその問題がどれぐらいの周期・頻度で
出題されているか把握する。出題頻度が高い問題は当然繰り返し記憶を
リフレッシュさせる。
参考書を目で追う勉強方法もあるが、キーワードから文章にできるようにしておく。設問に対するキーワードを何度もリフレッシュ。

コツ7:忘れることへの対策を行う。

〇も時間がたつと△/×になることもある。頑張って〇にした問題が
次回トライすると解けないとやる気がかなり下がるし弱気にもなる。
年齢による記憶力低下もあるかもしれない。そんな時はそんなものだと
わりきり悩まない(ようにする。)。何度も手書きのノートやコツ4の傾向と対策表を参照して記憶をリフレッシュさせる。

電験と放射線取扱主任者については別の機会に合格ノウハウを記載したい。

2曲目の”丸暗記”はこれにて終わり。
次回は3曲目の”進路”について記載。

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