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コンテンツ大賞(24年1~3月編)

就活・面接とかいう就職を産業化したどうしようもない奴らに人生を邪魔されていましたが、無事に内定を頂いた
なので、コンテンツとしては少なめかも



☆2:告白(映画)

湊かなえの映画化のやつ
ず〜〜っとインパクト!って感じだったな

冒頭30分たっぷり使った醜悪的な前置き
からの急な明るい教師、冷笑がすぎる

生徒への復讐が目的だけど夫が止めたから、悪意を表面的な善意で包んでいる感じ、それだけじゃ「手を下した」とまで言えない感じ

教育じゃなくて苦しめる復讐のためという感じ


☆4:魔法少女にあこがれて(アニメ)

エロじゃんw 枠
そうです。 いいや違うね

一応百合漫画判定内(百合ナビに紹介されている)から知ってたけど、エロだけで漫画買わないから内容まで知らなかった(この辺は度々日記でブツブツ言ってる)

あこがれverとかは別にいいや…ってなっちゃうんですけど、マジアベーゼがマジアアズールを蔑んでるシーン(7話)とか、ラスボス(仮)の尊厳がバキボキ追っている所(11話)が癖に刺さってよかった

身体的な責めより精神性の責めの方が良き
身体は短絡的に限界があるけど(直接的な話をしている)、精神は1歩でも歩ける気力さえあれば潰せるのでHPが高いという認識でいる、潰され(潰し)甲斐がある

基本的に「百合」という意味では、この2人!って形が好きがほとんどなんすけど、これに限っては特定のCPというよりはマジアベーゼの矜持とかが素晴らしくて夢女的な思考で見てる
ああいう意思が固まってるのが好きなんですよね


マジアベーゼの夢女中学生モブとか居ないかな


◯5:私の百合はお仕事です(9-12巻)

百合漫画は「私の百合はお仕事です」と「やがて君になる」以外、他所ジャンルに紹介できない(個人の見解です)

1章:1-2巻  2章:3-4巻
3章:5-8巻   4章:9-12巻 4.5章:13巻~現行

あくまで自分の認識

4章を振り返ってみると、ちゃんと恋愛関係 vs 姉妹関係の構図だったの凄い

今まで築いて来た姉妹関係漫画の雰囲気に対して、生ぬるいことやってんじゃねえよって露骨にキスとかセックス持ち込んで来た葉子

あれ見たとき「わたゆりも弾尽きて、わかりやすい話来ちゃったな…」って思ったんですけど、今思うときっちり「でも私たちは姉妹なので」カウンター決めるための構成なんだよなアレ
姉妹関係題材の漫画として良くやった!って感じだ

恋愛と同じくらい大切な関係で、でもキスとかそういうことはない関係がもしあったら…?ってちゃんと恋愛と区別して描けたら、そりゃあ面白い決まってるでしょ


☆3:百合姫

世界で唯一の百合専門誌 ← こんなに嬉し恥ずかしいことはない
ありがとね

わたゆり現行に追いつきたくて購入
毎月本誌追ってる漫画がある人って人生楽しそうじゃないですか?


まだ3ヶ月分しか読んでないけど、わたゆりモク以外にも読み切りとか1話からの奴とかあって面白い
今注目してるのは「サルビアのブーケ」と「好きです、フッてください」

前者はゆる〜い絵柄の魔法使い系で、師匠と弟子の百合なんだけど恋愛に限んない感じが好き
「同じ姓が欲しいです」って表現、すげー良かった

後者は5月号(3月発売)初登場
自分は出来ないアホの子で秀才に憧れてるよくある学園モノで、きらら風味かと思ったけど、ちょっとひと味あって目をつけてるところ

あとマジカップルを漫画にしたやつあってビビったね、小春と奏


◯4:ブルーアーカイブ

陽ひらく彼女たちの小夜曲

ひ〜〜〜〜

ヒナが誰かに頼る話

今回のイベントで出てきたパジャマ姿
エデン条約のあの弱りを想起させるけど、今回のイベントではただ弱るだけじゃなくて、ピアノ練習に専念する選択のために風紀委員会のみんなに仕事を頼むって事ができたっていうのがね

頼ることって本当に立派なんだよ、本当に


対策委員会3章

この青、シロコのマフラーみたいだなって…

続きまだ?



◯5:シャニマス



いきどまりの自由

ノクチルには既存の世間の居場所がない
だから、自分の色で自分の場所を塗り替えす、の1歩目だと思う

世の中のヒトは一生途切れないぐらいの情熱を持ってる人が目立っちゃうけど、必ずしもそれである必要はなくて、好きなことに素直でいられればそれだけでいい

その好きを実行し続けているのがノクチルという場所なのかな


連綿と、桜

はじまりとおわりの春の話

はるきはアイドルになる前は楽器をやっていた
「それをやめた理由は?」と共演者のミュージシャンに聞かれる
考えた末に「理由なんてない」と答えると、「そうなんだよ〜」と大共感
やめる理由がないから続けているようなもんなんだよね、と

はるきの休みの日、だけど落ち着かない
アイドルをやめる、とは言わないけど止まっている時間がソワソワする
やめる理由も続ける理由もないから、実る瞬間の想像も出来ないから
今自分がどこを走っていて、本当にこれでいいのかって

遠くに仕事に出た日、電車の少ないやや田舎
シャニPがあるものを見つけたようで、電車を1本遅らせて連れて行く
遅咲きの桜が舞っていた
「花開く」瞬間は終わっていない、霧中に突然降ってくる


☆3:幼馴染のお姫様(1~4巻 完結)

弱男(よわおとこ)のためのラブコメって感じで読みやすかった(恥)
「友情が恋愛と等価であり続けたい」って気迫が最後まであってよかった

よくあるラブコメの構図
幼馴染なのか、それとも新しく知り合った子(今作はお姫様)なのかってやつ
あれに挑戦している感じが本作
幼馴染側が最後まで、お姫様が持ち込んできた「恋愛」という新概念に迎合しなかったのが偉すぎたな

俺が好きなシーンは、主人公が「幼馴染がお姫様と仲良くしている」ことに嫉妬するシーン
幼馴染が「別に女同士だし」って言ったのに対して、主人公が「でも僕らは"こう(友達)"だし…」って言ったのが好き
男女でも普通に友人を形成するから、女女に恋愛で嫉妬するのも当然だって、自分達を根拠に言っているの良い


ネタバレしてしまうのですが、両方の関係を維持する不均衡なまま終着したから、そこはやっぱり友愛(幼馴染側)の弱みなのかな…って感じだ

わかる人にはわかると思うんですけど、缶乃の百合三角系なら「全員恋愛だ!」って意思がぶつかり合って、ポリモアリーを展開するんですけどそうではないんだよな

こういう概念を知らない少年マンガ(?)目線から書いたのは、良い意欲作だと思う


☆3:チー付与

なろうのコミカライズ、なんだけど…なんだろうなこの面白さは…
寿司に自家製マヨネーズ掛けたらめちゃくちゃ美味いみたいな

最初の方、珍味の美味しさだった
けど、漫画の上手さみたいなのは節々から出ていた気がする

珍味なのに細かい点見るとちゃんと整ってて何これ…となる
多分この辺は原作の良さなんだろうけど、その繊細さを踏み台にしながら、大雑把な味付けをしているように見えて、キチンと調和できるようには整えている


☆4:デデデデ(漫画)

1巻だけ
映画は次回ね

おやすみプンプンと同じ作者
露悪的?すぎて、そっちは2巻くらいでリタイアしてしまった(弱い)のですが、こっちはかなり良かった


おんたんは、世間からしたら刹那的で間違っている扱いになるんだろうけど、いつでも偽りの均衡で平和が成り立っているという事実に目を向けるからこそ、自分のそばにある絶対を手放さないようにしないといけないんですね
決して発狂による刹那ではない(だから母が発狂による均衡として描かれてるのか)

映画楽しみ、おんたん殺すなよ?


追記:ちょうど3/31に前編見に行ったけど、解釈難しいのと後編がまだなので置いておきます


◯3:ウマ娘


イクノ:勝利のために失わなくて良い

安定に対しての破滅的な走りへの誘惑
私が走れることの証明によって、みんなにも無理して骨折してほしくないという未来への献身精神


トランセンド:HOPEを抱く

純粋にブヒるか〜って思ったら、全然真面目な話お出しされてビックリ
前半尺思いっきり取って「好奇心」を強調してから、後半でその正義を問う

「そんなことやってる場合じゃない」かもしれないけど「自分だけに出来ることがある」ってトレーナーと人生の困難に立ち向かわないといけないから、2人の距離感が激近だったのかなぁとか


☆5:進撃の巨人

流石にアニメ94話分をここで語れる訳ない

ここでは印象の話だけ

正直、こんなに厚みあるとは思ってなかった
熱血・努力とまでは行かないけど、巨人に対する謎を深めるのをメインで期待してたから、良くも悪くも4期以降の展開は裏切られたね

言ってしまうと、考察部分で期待してたから「虐殺は駄目だ」みたいな倫理面の説教は別に…という思いもないわけではなかった
とはいえ、こういう機会でもないと考えないし、作者もわかっててこう舵取ってそうだし良いかくらいの気持ち


上もそうだけど、ひたすらにリアルなのが良かったな
本筋のストーリーとは関係なく、「人間」の描写に尺割いてたのが

極限状態になると、それぞれで欲望があることが露出するし、それを叶えようとする(コニー母関連とか特に)のが良かった
みんなの目的が一致していて、それに向けて力を合わせられるなんてこと、そうないだろうしな



序盤考察バンバン当たって気持ち良かったね



☆3:彼女。 百合小説アンソロジー

百合小説アンソロジー
「上手くなるまで待って」と「九百十七円は高すぎる」が良かった


九百十七円は高すぎる

九マイル系

だけど好きなのはそこというより、やることはやってるのに、可愛らしい挿絵やきららの女子高生のごとく純粋な好奇心で話している2人がえっちだったこと
本来の恋人って、日常と行為は地続きだと思うので…


上手くなるまで待って

過去の創作の話を遡って謎を解く構成?
両方ミステリーチックだな

「完璧に見られているけど弱さを知られている」のと「完璧に対する回答を凡人ながら用意して追いつこうとする姿」が好き
やがて君になるの2人にしか見えんかったな


☆5:恋より青く

直前に読んだから評価高いのかも
でも「やがて君になる」「私の百合はお仕事です」と肩を並べるポテンシャルがあると思う

好きなことが見つけられない高峯と、本が大好きな咲倉。ひょんなことから知り合ったふたりの少女が過ごす放課後。友達?それとも――、少女達が紡ぐ名前のない関係――。

「名前のない関係」って言うから、断定せずに踏み込まない系(悪く言うと煮えきらない)かなぁって思ったけど、恋愛匂わせくらいあるし、何よりテーマが好き

百合ってなると、ヒトへの「好き」が作品の軸になるけど、「恋より青く」はヒト以外にもモノ・コトへの「好き」もテーマだから、コンテンツ論的なものもある
それが、ヒトの「好き」への文脈に乗って来て良い



ほか細々

・ドミニオン

デッキビルド系のボードゲーム
中学の頃にやった青春


・ロジカ・ドラマチカ

九マイル系、氷菓の「心当たりのあるものは」とかが好きなのでそれに期待したらぴったりだった


・Mygo(雨粒に混ざる色)

トランプが得意から、そよから「MyGoのみんなが何を買うかもわからないし」って発言引き出す
→ 燈の提案から予想させて、当たってたって流れ綺麗

そよは、予想するのが苦手って訳じゃなくて、踏み出したことがなかっただけって示唆して良い


・崩壊スターレイル:ピノコニー

ミステリーなんだけど、ちょっと派閥が多すぎて俺の頭がついていかんかった(あるネタバレも食らってたし)
崩壊3rdというかその辺の空気感がまだ飲み込めてない
でも、ver2.1のあの大仕掛けは普通に感心した

ホタルかわい〜


・Understand

一筆書きのパズルゲー
説明もなしにこんな感じの出題がされる

画面下の◯は「▢を開始点とする」などの条件に対応している
今回は3つの条件を同時に満たすように線を引くとクリア

問題は、条件が明文化されないし、1問ごとに変わること
最初は直感で引いて条件特定から始めないといけない

数学の単元の最初が好きなヒトとかはオススメ


・変な家(書籍)

前半は面白い


・冬アニメ断念枠

フリーレン:進撃でお腹いっぱいだった
薬屋   :進撃でお腹いっぱいだった


次回予告?

・春アニメ(期待枠)
ユーフォ3期:そりゃあねえ
夜のクラゲ:自己表現系

・ATRI
今度こそ
夏アニメまでにゲームでちゃんとやっておきたい

・デデデデ映画(前/後)
期待、よければ漫画も読むかも

・オッペンハイマー
映画普通に見たいんだよな

・未解決事件
手軽値段だし気になる

・ニーゴイベ
長いので多分キツイ


締め

・大賞

進撃の巨人かなぁ…
というか、あんまりしっくり来るものがなかったな

直感では魔法少女にあこがれても候補くらいにいるけど、流石に過大評価な気がする
恋より青くもアリだったけど、後の方に読んでいきなりぶち込むのはな〜って


・あとがき

アニメ:進撃の巨人魔法少女にあこがれて
小説/ラノベ:百合小説アンソロジー、
漫画:恋より青く、デデデデ、チー付与、百合姫、幼馴染のお姫様、私の百合はお仕事です
映画:告白、
ソシャゲ:ブルアカシャニマスウマ娘

表記法:3選既存


普段日記で騒ぎ散らかしてるから、あんま言う事ないな
良くも悪くも、定期的に発信できているということかもしれない


そういえば、先日現実世界で先輩と百合の話できたの良かったね
飲み会でアッパーコミュニケーションをカマしてきた自称陽キャも、なんやかんやアニメの話になると話せる部分があってビックリしたね
ノーゲーム・ノーライフの話出てくるとは

現実世界でコンテンツの話が出来るようになりたいね
Twitterの奴らとか、秩序を求めすぎて自由に発言できないから、逆に現実世界の方が形として残らなくて良いって風潮が今後拡大していってもおかしくないしな


あと来年の今頃は社会人だから、なんか現実回帰しないとなって思う
でも、現実の話しか出来なくなった社会人がアイデンティティ保つために義務的に接種するようにもなりたくないね

保つぞ〜〜〜〜〜意思を

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