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Trash

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ポエム的なものをあげていこうと思います。ただただ自分が思ったことを文章にしたものです。
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無題3

無題3

日々のフラストレーションは遠い目標や報酬じゃ発散されないんだよね

無題2

無題2

誰かに愛されたくて
誰かを愛したくて
でも、その覚悟はなくて
誰でもいいわけじゃなくて
でも、彼女のことは愛せなくて
繋がった瞬間でさえ何をしているんだと冷めてしまう
きっとこの後叫びだしたくなる
どす黒い感情がふつふつと湧き出てくる
もういっそ捨ててしまいたいのに
それをするほどには強くなくて
傷つかないために傷つけて
傷つけながらも自分を守る
自分への言い訳もそろそろ効かなくなってきた

羨望

獣のような剥き出しの凶暴性と
心の底から溢れ出る優しさと
両方のうちどちらか一つを選ぶ
どうしても二つは相容れなくて
二律背反したそれはお互いぶつけ合って消耗していく
そうしてしばらく経つとわかる
僕にはどちらも相応しくないと
あぁ、あいつが羨ましい
誰彼構わず自分さえも傷つけて生きるぼろぼろになった生き方が美しい
誰彼構わず救いの手を差し伸べて、この世界の汚さに染まらない生き方が美しい

無題1

あなたの好きなところが10個ある
あなたの嫌いなところが20個ある
それでも私は、あなたと居たい

選好み

選好み

それはあまりに穿ちすぎではないだろうか
別に何も全てをありのまま受け止めろというんじゃない
ただ、君の場合は疑いたいものは疑い、信じたいものを信じる
一見考えているようで何も考えていない
自分の中でこうだと決めたものはこうだと思い込む
それはもはや思考停止だよ
君の信じたものは何故信じたんだい
そこに確かなデータがあったのか
跳ねのけたものには疑うに足りる何かがあったのか
その姿勢をとるのなら、全

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トンネル

トンネル

辛く寂しい夜が続く
踠きかたさえわからない
出口のないトンネルなんてないと言うけれど
やまない雨はないと言うけれど
先に心がダメになる

四六時中

四六時中

起きていても何も楽しくなくて、寝ていても退屈な夢ばかり見る

泥舟

泥舟

頭が重い
あれもこれもと、楽しいこともそうでないことも
積み木のように重なって、泥のようにへばりつく
どうにか振り払おうと必死で追いやる
剥がれたそれも、欠片の一つで
ずきずき痛む頭を手当てして
生きている限りどうしようもないことに気づく
いや、気づいていた
それが見えるか見えないか
おやすみと眠りについて
おはようとまた始める

一歩

一歩

新しい何かを始めて振り返ると、その一歩の軽さに驚く
立ち止まって、足踏みしていた自分を蹴飛ばしたくなる
それでも、また何かに出会うと立ち竦んでしまう自分がいる
自ら始めても、やらされて始めても一歩は一歩
どんな形でもいい
始めないと始まらない

恋

独りでいる寂しさと、誰かといる煩わしさと、裏切られる悲しみと
その間を行ったり来たり
でも結局、希望を抱いて誰かに寄り添う

寂しい朝

寂しい朝

本当に寂しいのは夜よりも朝だと初めて知った
夜なら紛らわせる
酒でも友でも女でも
朝は違う
起きた瞬間から自分が一人だということを自覚させられる
圧倒的孤独に苛まれる

比較と競争

比較と競争

誰かと何かを比較しても何の意味もない
そこにあるのはただの情報で
良くも悪くも感情が動くだけだから
でも、競争は違う
どうしても誰かと何かを争わなければいけないときがある
何故なら勝たなければいけないから
目標があって、その土俵に立っているのだから
その時は逃げるな
比べて落ち込むのではなくバネにしろ
そうして勝て
いつか、その勝敗に固執する意味はなかったと思えたとしても
勝つために努力したことや

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無防備

無防備

当たり前のなんてことない言葉が心に刺さった
きっと僕は疲れていて、そしてとても無防備なんだろう

道程

道程

追いかけて、追いかけて
それでもどんどん遠ざかる
そのうち何を追いかけていたのか
何故追いかけていたのか
わからなくなる
こんなにも辛くて痛くて何もないのに
立ち止まって振り返ると
驚くほど遠くまで来ている
とりあえず褒めてみるのもいいかもしれない