見出し画像

来週の読書リスト

今日はなんにもしたくない気分。エアコンの聞いた涼しい家の中で、特に何するでもなくひたすらこもり続ける一日があってもいいかな。

①『コミュニケーション不全症候群』

中島梓 著

紹介する中島梓の『コミュニケーション不全症候群』は、ダイエット依存症の女の子とか、腐女子とか、オタクとか、そういう現代の少年少女の現象を「現代社会への過剰適応」である、と説く本だ。
「まともであるほうがおかしい」社会の少年少女を考察したこの本。自分には関係ないと思っていたら、最後、読んでいるうちに泣いてしまった。

『人生を狂わす名著50』より

1991年に発表されたこの本を、30年以上経った今も読みたいと思ってしまう。社会はまだ、「まともであるほうがおかしい」ままなんだろう。
図書館には蔵書がなくて、夫にKindleでダウンロードしてもらった。なので珍しく電子書籍で読む。

②『キッチン』

吉本ばなな 著

そういうわけなので。
こちらは1988年に世に出た小説。偶然にも①とほぼ同時代。

③『野生の思考』

レヴィ・ストロース 著 / 大橋保夫 訳

これは読み切れるか正直自信がないけれど、一度手に取ってみようと決めた。
愉快な本だって三宅さんも言ってるし…きっと大丈夫!

前回

手元に用意はあるが、まだ「序」しか読んでない。本当に大丈夫かな…?


▼これまでの読書リスト


以下は、少しずつ少しずつ読む予定の本。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

今ようやく半分ぐらいまで読み終えたところ。今年中に読み切るのは厳しそうだなー。
今回は、こちらから2冊。次は坂口安吾の『堕落論』をリスト入りさせたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?