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今週の読書リスト

①『ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」を読む』

野矢茂樹 著

ウィトゲンシュタインを読み切れるのかが心配になってきたところで、訳者が出している解説本を見つけた。これはいいぞ。講義に出ている学生のような気分で『論理哲学論考』を読めるなんて、心強いことこの上ない。今ひとつ悩みがあるとすればそれは、『論理哲学論考』そのものと解説本のどちらを先に読むべきかという一点のみである。たぶん、並行読みが正解なんだろうな。
前回

今読んでいるところ。前に『中動態の世界』でウィトゲンシュタインが引用されていたのを思い出した。でも難しすぎ。とりあえず自我の章だけでもよく読んでおこう。

②『聞く技術 聞かれる技術』

東畑開人 著

しばらくお休みしていたけれど、そろそろ読もう。読み始めたら止まらないのはわかっているから、楽しみ。

③『生活の中の治療』

アルバートEトリーシュマン・ジェームズKウィテカー・ラリーKブレンドロー 著 / 西澤哲 訳

これは何度も登場しているわたしのバイブル。最近腰を据えて読めていなかったので、年末の連休を使って読みたいな。ノートを取りながら。こういうのは余裕があるときじゃないとなかなかできないから。


以下は、毎日少しずつ読む予定の本。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

ここのところ「日本の歴史」シリーズに偏ってしまっているので、新しい風を入れたくて時々開いてみる。
読みたいと思った本には付箋をつけてある。
そろそろ新しい一冊を探してみようかな?

・『すばらしい人体』

山本健人 著

舌は味覚を伝達するだけの存在じゃない。ゴクンと嚥下する僅かの間に、舌はかなり複雑怪奇な動きをする。モグモグ咀嚼をする間、食べ物がちゃんと上下の歯に潰してもらえるように微調整をしてくれているのも舌。縁の下の力持ちは口の中にいたのだ。

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