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来週の読書リスト

どれもまだ手元にない(図書館の本を予約中)のだけど、早く読み始めたくてうずうずしている。そういう時間も悪くない。

①『海潮音』←NEW

上田敏 著

こちらは『人生を狂わす名著50』から。

もっと詩に触れたくなった人におすすめ。明治時代の言葉でヨーロッパの名詩たちを訳した、言語センス溢れる一冊。ぱらぱらめくるだけで素敵な言葉に出会えるおトクな詩集。

『人生を狂わす名著50』

わたしに詩がわかるかと言われたら、ちっとも胸は張れないけれど。
声に出して音を楽しんでみたら、何か感じられるものがあるかもしれない。そんな言葉の冒険をしてみたくなった。

②『貧乏サヴァラン』

森茉莉 著

森茉莉といえば森鴎外の娘だけど、まだ読んだことがなかった。これを機にデビューしてみよう。
読書といえば通勤電車でのルーティンになっているわたしだけど、たまにはカフェでゆったり読むのもありだな。お腹空きそう。

前回

図書館で予約したが、貸出中のため未だ手元に届いていない。今この瞬間に同じ町でこの本を読んでいる人がいるのかもしれないと思うと(積読かもしれないけど)、なんだか不思議な感覚だ。早く返してね。

③『みだれ髪 チョコレート語訳』←NEW

俵万智 著

『みだれ髪 チョコレート語訳』という本は、与謝野晶子の『みだれ髪』に載る歌と、それを俵万智が訳した「チョコレート語訳」バージョンを載せる、という構成で成り立っている。
 このチョコレート語訳というのがとても素敵で、ちゃんと五七五七七のリズムを崩さずに、それでいて現代語訳として楽しい表現になっているのだ。

『人生を狂わす名著50』

これはほんとうにすごい。
『人生を狂わす名著50』でも引用されていた、この歌とか。

みだれ髪を京の島田にかへし朝ふしてゐませの君ゆりおこす
朝シャンにブローした髪を見せたくて寝ぼけまなこの君ゆりおこす

『人生を狂わす名著50』

与謝野晶子の『みだれ髪』は読もうと思って文庫本を取り寄せたけど、途中であきらめて手放してしまった過去がある。でもチョコレート語訳があれば大丈夫。絶対面白い。


▼これまでの読書リスト


以下は、少しずつ少しずつ読む予定の本。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

なんと3冊すべて、こちらから。「読みたい!!」の熱量を爆上げしてくれるこの本は最高だ。


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