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来週の読書リスト

来週はエッセイを多めに摂取。たまにそういう衝動があるんだよな、なぜだろう。

①『夜中の薔薇』←NEW

向田邦子 著

こちらは『人生を狂わす名著50』から。だけど紹介文に惹かれたというよりも、向田邦子という名前が出てきたその瞬間にすでに「あ、読みたい」と思っていたのだった。
向田邦子氏のエッセイは、中学生の頃に1冊だけ読んだ(母の蔵書)のと、国語の教科書に「字のないはがき」が載っていた。どっちが先だったか覚えていないけど、エッセイというものにわたしが初めて出合ったのが向田邦子だった。

②『貧乏サヴァラン』←NEW

森茉莉 著

元祖・独身女性の生活エッセイといえば森茉莉である。向田邦子も森茉莉も、永遠に女の人の味方だ。彼女の名随筆たちの中でも食べ物について語ったこちらのエッセイは、もう、最高。チョコレエト、クリイム、ウィスキイ、ビスケット……出てくる嗜好品が美味しそうなのなんのって。紅茶を片手に楽しみたい一冊。

『人生を狂わす名著50』

エッセイ2冊目。森茉莉といえば森鴎外の娘だけど、まだ読んだことがなかった。これを機にデビューしてみよう。
読書といえば通勤電車でのルーティンになっているわたしだけど、たまにはカフェでゆったり読むのもありだな。お腹空きそう。

③『わが心のフラッシュマン』

中島梓 著

実はこの本、本棚にある。しかも一度読んでいる。
6年前の今頃に友人にプレゼントされて読んだのだ。そして著者の中島梓氏といえば、この間Kindleで読んだ『コミュニケーション不全症候群』の著者である。
正直なところ、前回この本を読んだときはしっくりこなかったというか、とくに何の感慨も持たずにサラッと終えてしまった。せっかく勧めてもらって、しかも絶版だからと大事なお古を譲っていただいたのにもかかわらずこの体たらくで、だからずっと心の底に罪悪感が横たわっていたのだ。
『コミュニケーション不全症候群』を読んだ今だからこそ、読み返したらもっと面白さに気づけるかもしれない。そんな期待を込めてのリスト入り。

前回

今ちょうど読んでいるところ。以前読んだときの記憶がまったくないので(フラッシュマンが何かすらわからなくて調べた)、新鮮な記憶でしかも結構楽しく読み進めている。


▼これまでの読書リスト


以下は、少しずつ少しずつ読む予定の本。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

今回はこちらから2冊がリスト入り。どんどん読むぞー!


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