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2021-22 欧州リーグ考察 #1 〜UCLグループA編〜

みなさん、こんにちは
コチャTVです。

欧州リーグの考察を行なっていこうと思います。
今夏の移籍市場ではリオネルメッシやセルヒオラモスといった世界的にも有名な選手の移籍が相次ぎ、欧州サッカー市場のみならず世界的にも衝撃を与えました。
この移籍市場を経て、欧州サッカーの戦力図には大きな変化が加わりました。
今回は、UEFAチャンピオンズリーグに出場する全32チームの移籍市場を見ていこうと思います。
今回の記事では、グループAを見ていきたいと思います。
なお、市場価格などはtransfermarktを参考にしました。

UEFAチャンピオンズリーグ2021-22のグループ分け

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(Goal.comより引用)

この画像はUCL2021-22のグループ分けです。

グループA

グループAは以下の4チームです。
マンチェスターシティ(イングランド/プレミア1位)
パリサンジェルマン(フランス/リーグアン2位)
ライプツィヒ(ドイツ/ブンデスリーグ2位)
クラブブルージュ(ベルギー/シュピラー1位)

 ①マンチェスターシティ

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 これは、マンチェスターシティの今夏の移籍動向です。
 完全移籍加入or放出というものは少ないように思います。コロナ禍での財政緊縮ということに加え、ペップ体制で継続路線を重視したことも背景にあるのではないでしょうか。

 現在、マンチェスターシティには日本人が二人所属しています。
 東京オリンピック世代の板倉滉選手と食野亮太郎選手です。


板倉選手
 川崎フロンターレU18→川崎フロンターレ→ベガルタ仙台(レンタル)→フローニンヘン(レンタル)→シャルケ(レンタル)NEW
食野選手
 G大阪U18→G大阪→ハーツ(レンタル)→リオ・アヴェ(レンタル)→エストリル・ブライア(レンタル)NEW

 個人的には、この二人にはマンチェスターシティに拘らず、活躍できる欧州チームでプレーして欲しいと思います。そしてゆくゆくはUCLやUELなどに出場してほしいと思います。

 さて、今回の移籍市場での一番の注目はグリーリッシュではないでしょうか。昨年度はアストンヴィラでリーグ戦26試合出場6ゴール12アシストとリーグ屈指のアシスターとして活躍しました。
 今季はアグエロが契約満了により退団し、空き番号となった背番号10を背負います。
 昨シーズンまでは、アストンヴィラという中堅クラブで王様として君臨していた彼が、マンチェスターシティというビッグクラブでどのような活躍をみせるのかは見どころですね。

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 ②パリサンジェルマン

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 パリサンジェルマンです。
 正直、誰がどう見ても今夏の移籍市場の主役だと思います。一部では「金満」と言われたりしているようですが、注目してほしいのは移籍金の欄です。ハキミに対しては6000万€という結構な額を支払ってはいるものの、メッシ、ラモス、ドンナルンマ、ワイナルドゥムに関してはフリーでの獲得です。確かに、彼らの年俸は小額にはなりますが、移籍金がかかっていないという点で賢い契約をしているのではないかと思います。
 また、パリサンジェルマンのU19から7人が昇格(うち、2人はレンタル)していることからも、大物を獲得するだけではなく育成にも注力していることが伺えます。
 戦力的にも、パリサンジェルマンのリーグ・アン優勝は堅いのではないか、むしろ優勝がノルマなのではないかと思いますが、大型補強の目標はあくまでもチャンピオンズリーグ制覇だと思います。
 ムバッペ(フランス代表)、ネイマール(ブラジル代表)、ディマリア(アルゼンチン代表)、メッシ(アルゼンチン代表)らで構成するスリートップは世界一強力と言っても過言ではないでしょう。どのようなターンオーバーを行なっていくのかを含め注目です。

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 ③ライプツィヒ

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 ライプツィヒです。
 近年、急速に力をつけてきているチームで、ブンデスリーガではバイエルンにつぐセカンドポジションの地位を確立しつつあります。
 ライプツィヒの特徴は、若手を育てて売るという育成型クラブです。今夏ではウパメカノとコナテという両センターバックなどを高値でビッグクラブへ売却しました。そして、モリバなど期待の若手を獲得しています。また、アンダーカテゴリーの下部組織からも3人の選手が昇格しており、彼らが近いうちにピッチで躍動する日が来るかもしれません。

 今シーズンのライプツィヒは大きな変化がおきました。
 ライプツィヒを率いて結果を出していたナーゲルスマン(現バイエルン監督)にかわって、ジェシーマーシュが新しく監督に就任しました。彼は、ザルツブルグでの監督経験やライプツィヒでのアシスタントコーチ経験がありますが、彼がスタッフとして所属していたチームは軒並みレッドブルグループです。
 RBライプツィヒもレッドブルグループの一員であるため、レッドブルイズムを知っている彼を新監督にしたのではないかとも考えられます。しかし、実績のあるナーゲルスマンやウパメカノ、コナテといった主力の退団が今シーズンのチームにどのような影響を及ぼすのかは見どころです。

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 ④クラブブルージュ

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 クラブブルージュです。
 ベルギーという欧州5大リーグではないリーグに所属しているチームなので、必然的に欧州ビッグクラブからのローン移籍が多くなります。また、ベルギー中堅クラブや下位クラブへの移籍もめだちます。
 移籍で不足した戦力を全て補強で補うことは現実的に不可能に近いため、下部組織からの昇格やローン移籍していた選手の復帰などが多くなっています。
 シントトロイデンに所属している鈴木優磨選手がクラブブルージュからのオファーを断ったというニュースが先日国内にも流れました。シントトロイデンはベルギー中堅クラブです。鈴木選手はその中堅クラブで年間17ゴールを決めたストライカーで、結果を残したためステップアップ移籍としてクラブブルージュがオファーを出したのだと考えられます。しかし、鈴木選手本人がイタリアへの移籍を強く希望したことからこの移籍は成立しませんでした。
 さて、チームに目を向けるとCLでハイレベルな相手を相手にH&Aで戦うことを考えると個人的にはシュピラーリーグ連覇は難しいと考えます。
 しかし、若手中心のチームゆえ、ポテンシャルは高いので爆発力はあると思います!

まとめ

 今回は、UCL2021-22のうち、グループAに関してみていきました。
 グループAはマンチェスターシティ、パリサンジェルマン、ライプツィヒが1位から3位を争うというのが大方の味方であると思います。しかしながら、クラブブルージュが旋風を巻き起こす可能性もあると思いますし、波乱が起きるかもしれませんね!

最後に

 今回は、記事を見つけていただきありがとうございます。
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