たからものちゃん
私がこよなく愛する夫の話。
そもそもなぜnoteを始めたかというと、夫が突然
「俺アメブロやるわ」
と言い出したからです。
アメブロ!?今この時代にアメブロ!?いやなんか芸能人とかはアメブロやってるイメージだけど、それこそnoteとかでなくアメブロ…?????
「俺の青春時代アメブロだったから。よーちゃん(私のあだ名)もやろうよ、俺とピグともになろ」
ピグとも。聞いたことはあります。やったことない。なぜなら私の青春はmixi全盛期だったから。
マイミクになって日記を読み合ってサンシャイン牧場を行き来して虫退治したり水やりしたりするやつしか知らない。そう、香ばしい過去はすべてmixiに置いてきた。数年前に本能で全消去してたけど。
私と夫は10歳年の差があるので、時々こういうことがあるのです。
アメブロは気が進まないけど何か文章を書いてみるのはいいなあと思い、今だったらやっぱりnoteかな、という感じで始めるに至ったのでした。
夫は毎日こつこつアメブロを更新し、私にLINEで共有してくれます。かわいい。感想を言ったりダメ出ししてしょぼんとさせてしまったりしています。
そんな夫が今日、レコーディングをしてきました。
最初の記事に少し書きましたが、夫はラップをやっています。今は先輩とユニットを組んでいて、主な活動はそれ。曲を作り、レコーディングし、まとまったらサブスクで配信、たまにライブ。
私はHIPHOPにはあかるくないけれど、group_inouが好きだし、ラップは好き。
夫のユニットの音楽ジャンルはハイパーポップというものらしく、ピコピコ音源アゲアゲテンション、ラップもするけどキャッチーでポップなメロもあり、という感じで、いわゆるゴリゴリHIPHOPが苦手な人も聴きやすい音楽だと個人的には思います。
そんな彼らの最新曲をレコーディングしてきたということで、帰ってきた夫に早速デモを聴かせてもらいました。
いやーーーーーーーーーーーーーーー最高か。
これでも音楽にはこだわりがあるので、いくらかわいい夫の曲でもダサいもんを褒めるほど私は優しくありません。でもね、彼らの曲は本当にはずれが無くて良いのです。今回の新曲も然り。
過去最高レベルのアゲアゲっぷり、キャッチーで元気の出る歌詞、でも決して押し付けがましくはなくどこか優しさがあって、しかしアゲアゲなのでライブでやったら盛り上がること間違いなし。
"ついてこいでんぱ組並のBPM"
"今度は俺らと明日を作リーヨ!"
歌詞の端々からHIPHOP以外のルーツも感じられるのが楽しい。
早くこの曲をライブで聴きたいです。配信スタートしたらリンクを貼るので、ぜひ聴いてね。
私も音楽は聴くだけでなく歌うことも好きで、中学生の頃はCoccoに強い影響を受けて厨二病まっさかりの歌詞を書いてみたり、少しかじったピアノで作曲を試みたりしました。だけど私は凡人、真似事の作詞作曲遊びは中学でやめてしまいました。しかし彼らは大人になっても創作活動を続け、作品を完成させている。それを発信している。本当に尊敬の念を抱きます。
私はむかし親友に「声が綺麗だから歌手になったら?」なんて言われたことがあったけど、重度のリアリストで夢を見られない子供だったので、歌手なんて無理無理無理!と願いもしませんでした。
夢を見ることができるのも才能だと思う。その才能の地続きに努力があってこそ、夢は形になるのだなあと感じる今です。私には、その才能も努力する根性もなかった。
だからこそ彼らの姿は眩しく尊いのです。そして、世界で一番愛する人が、夢を諦めず好きなものを創り出し形にしていること、その姿を一番近くで見られることがとても幸せです。
せめて私は彼ら、というか彼の、一番のファンでありたい。そう思いながらライブに行ったり写真を撮ったりしています。
タイトルのたからものちゃんというのは夫のあだ名です。だって彼は私のたからものだから。
私をこの上ない優しい愛で包み込み、愛らしさとユーモアで沢山の笑顔をくれ、夢を形にし続ける眩しく尊い人。
かわいいかわいい私のたからもの。
たまに「たからものちゃん」と呼ぶと彼は幸せそうににこにこしています。守りたい、その笑顔。
盛大な惚気すいません。へへ。
最後に彼らのライブ映像を添えて。
撮影は私なのですが、ノリノリになってしまった故ブレブレです。ごめんね!
微力なんて言わず盛大に彼らの力になりたいのです、観てください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?