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「読書感想文」天気予報士エミリ〜後編?〜

何度も読みながら、こうだったよなと思いながら書いてあるのだが、こんなに熱心になるのはいつぶりだろう。それもこれも「天気予報士エミリ」のおかげだ。あとどのくらい言葉が出てくるかわからないけれど、指を動かしていこうと思う。
そして、嬉しかった。

こちらこそありがとうございます。あとフォローしていいですか。フォローしてなくてごめんなさい。

と会話を試みようと思って恥ずかしくなったので、勝手にフォローした。こういう時まさおくんが出てきてくれないかなと探してしまう。出てこなかった。そんな都合のいいまさおくんではないのだ。きっと。


ページをペラペラめくりながら、書いているのだが吐き気がしている。虫唾が走ったとはこのことかもしれない。
ペラペラで酔ったわけではない。そんなに柔ではない。

「手、繋いじゃったね、どうしよっか」
群像第77巻第7号 講談社 259ページ右から8行目

この赤川先生の一言で、忘れ去っていたマッチングアプリで出会った元彼のことを思い出したからだ。ヘドが出るとはこのことだ!私の不快感はマックスに達していた。
だけれど、よくよく考えればこの物語にではなく、自分の体験したことを思い出して吐き気を催し、虫唾が走っただけである。この物語は全く悪くない。
八つ当たりしてしまった。私はカメラからフレームアウトされ、アナウンサーが映る。先程、不適切な発言がありましたが、謹んでお詫び申し上げますと発言した本人ではないアナウンサーが頭を下げている。そうして、私が番組を降板となる出来事となった。と物語が始まってほしいくらいリアリティがあった。どうしようもこうしようもじゃねぇーんだわ!と声を荒げ取り乱しそうになる。自分の「お願いします」が告白の承諾だったので、後悔はしていない。と過去の自分をかばっている。けれど、きっとそうじゃないんだと思う。なんであんな別れ方だったんだろう。もう日常には繋がっていない。そして、これは私の涙の理由ではない。


マッチングアプリは特にそうだが、出会い方はどうであれ、人間関係というのは案外あっさりと切れてしまう。だからこそ、努力が必要だと感じる。
太くしようとしていても、それはどちらかの努力では成立しない。こうして私は破談となるわけだ。


ここに1ヶ月前に書いたことが、「天気予報士エミリ」を読んでスッキリした。
どうしてこんなnoteの一覧になって、作品の中に出てきたラブホがあそこなのかなと思ってしまった。お母さん、最近のラブホのご飯はとっても美味しいです。間違えた。いや、あの違うんです!

ラブホのご飯を作ってくれている方!とっても美味しいです!スタジオにお返しします〜。みなさん、いってらっしゃい〜!さようなら!


中編、後編?とちょっとふざけ過ぎた。
弁解させてもらえるなら、世界観を決して壊したいわけではなく、好きが暴走してしまった。憧れからか少し、いや、だいぶ真似してしまった。やっぱり尾久守侑さんの世界観が好きなんだと思う。

あと1回でこの読書感想文も終わり。
何回も小説を読んだことなかったが、noteのおかげもあって、より「天気予報士エミリ」楽しめたと感じている。
後編?を書いている時、声に出して音読していた。
料理する母の背中を思い出した。

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