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トイレの環境整備と性教育はいつから?

世界中のママに伝えたい! 心身のアウェアネスナビゲーターこつばんママです。

トイレ環境を整備しよう

今朝、フォロー中の加藤篤(日本トイレ研究所) さんの記事で「赤ちゃんだって便秘になる?」を拝読。

いつも、データにあわせて、トイレ環境のことをわかりやすく解説してくださっています。
「ママのためのからだ塾」の中でも、便秘の話をよくするので、今度加藤さんの記事も紹介していきたいな〜と思っていたら、「赤ちゃん」の便秘だけでなく、小学生のことも書いてくださっていました!

便秘になりやすい時期

こどものからだラボで親子面談を開始して8年間、便秘とおねしょの相談が本当に多いんです。
特に便秘は、保護者自身が「変だな」って感じていないケースも。

保護者が便秘だと、こどもの便秘にも気づかなかったりするんですよね。
加藤さんが記事の中で、便秘になりやすい時期について、こう書かれています。

加藤さんの記事より引用しています。

便秘になりやすい3つの時期 ①離乳食をはじめたとき ②トイレトレーニングのとき ③小学校への入学のとき

トイレトレーニングの時は、歩き方がまだ不安定なので、踏ん張っている子が多いんです。
だから、交感神経優位になりやすいので、便秘がちに。
離乳食は、本当に早すぎるなぁ〜と感じていて、消化吸収できるようになってから、となると、一人歩きとも関連するんですよね。
顎の噛み合わせ(咀嚼)と、股関節の可動域はセットとしてみているので、このタイミング重要です。

そして、小学校入学のとき、この環境の変化は本当にターニングポイント。

幼児期から学童期へスムーズに移行できる、生活環境を作っていきたいですね。
そうなってくると、「食う寝る遊ぶ出す」に繋がるわけです。
「出す」環境整備をしっかりやっておきたいところ。

「出す」環境を整備していく

トイレ環境が心地よいこと、

出すことが心地よいことを目指す。

スッキリ気持ちよくだす。

これを家族で話し合える環境にして行こう!
そんなメッセージを「ママのためのからだ塾」で伝えています。

この「トイレ」にまつわる会話が、家庭内でスムーズにできれば、
性教育もスムーズなんです。

トイレ環境(排便・排尿)について、会話をする事。
「スッキリでた?」って母親が投げかけるだけで「スッキリ」なのか?「スッキリじゃないのか?」感じ取りますよね。
この「感じる」ことも大切。
「悪いもの」「隠すもの」的な感じになってくると、会話が成立しにくくなる。
これは、性教育に直結しているんです。

女性は機能が多い、骨盤底筋群

女性は、骨盤底筋群に排尿、月経、排便と3つの機能を使うわけです。

この骨盤底筋群にまつわる「出す」を、家庭内で日常会話にする。

これが、自律神経を整える鍵にもなっているんです。

誰にも話せない=我慢=不安=交感神経優位

となっていきます。

家族で話せる=安心する=排泄がスムーズ=副交感神経

ママのためのからだ塾では、これを目指しているんです。

からだの事を話し合える=自分を大切にする

排便や排尿のことを話し合うことが、
自己肯定感や自尊心に直結しています。

排便とセックスも密接な関係があります。
膣の状態と排便の状態は連動するんです。
子宮内膜症や子宮筋腫、子宮後屈と便秘がセットになっている事多いんです。

子宮内膜症が腸に飛んでしまい、大腸と子宮が癒着するとか・・・

そんなケースもあるくらい。
排便の環境整備に「話し合える家庭教育」から始めてみませんか?

食事、生活習慣、リズム、「方法論」はいっぱいあるし、
病院や保健指導もこれが中心。

だけど、「安心して排便のことを話す」「気持ちよくでたよ」って話ができる「安心感」が、排便を促す「副交感神経」のスイッチに直結していることを忘れないでください!

そして、その会話そのものが自尊心に直結。

自分を大切にする根っこ作りです。

性教育は生まれた時に始まっている!

明日、初めての性教育講座を企画しています。
ずっとこの「排便・排尿」と性教育をつなげていきたいな、と思っていたので、今日は、記事にしてみました。

オムツを替える時に「あー気持ちよかったね〜」「いっぱいでたね〜」って話しかけながらのオムツ替えを伝えています。

でも、産後、からだが思うように動かせない、産後うつの状態では、オムツ替えで話しかけるなんて出来ません。

だからこそ〜パパさんにそこを頑張ってもらいたい!

オムツ替えをするパパさんは、お子さんの性教育の第一歩、
自尊心を育てる第一歩になる「気持ち良い排泄」を手伝ってあげてください。

産後、ゆっくりトイレに入れないママさんが便秘になっちゃうケース、いっぱいあります。
もし、これを読んでいて「あ!」と思ったパパさんは、奥さんがゆっくりトイレに入れる時間をサポートしてあげてください。
そっとやるんですよ。あからさまに「トイレゆっくりどうぞ」ではないです。お子さん抱っこして、ちょっと散歩してくるね〜でもいいんです。帰る前にLINE1本入れてあげてください♩

家族みんなで「排便」環境整備、トイレ環境整備をしていきましょう!

そして、「食う寝る遊ぶ出す」を体感してくださいね。


世界中の親子の笑顔とHappyを増やす! 「こどものからだラボ」の活動に利用させて頂きます。 よろしくお願いいたします。