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マッサージをするなら、股関節のストロークを!

世界中のママに伝えたい! 心身のアウェアネスナビゲーターこつばんママです。

エステティック&アロマトリートメントの上手い・下手 〜セラピストの姿勢で決まる! ちゃんと立てる?

に続き、「立てているマッサージ」「立てていないマッサージ」

そんな姿勢で大丈夫?を書いていきます。

昨日の記事では、「立てているから、バウンダリが作れる、相手の領域を保ち、自分の立ち位置も定まっている状態が上手い下手を決める」といった内容を書きました。

あなたは「きちんと立てていますか?」

「相手の領域を侵害せずに立つ」とは?自分自身が無理・無駄を省いた立ち方が分かっていることが前提です。

筋トレして、ガチガチのカラダで立っていても、「力」で相手を押すばかり。
そこに「心地よさ」は連携していません。

マッサージは方法だけは誰からでも習えるし、日本人は「手順」を覚えるのがとても得意です。
「順番通りに行う」ことに一生懸命になりすぎて、自分自身の「立ち位置」を忘れていませんか?

安定して立つ

そもそも安定している、という概念はどうなっているのでしょうか?

私たちの体は、各関節でそれぞれの部位の重みを分散しています。
頭の重みを肩の関節で、
体幹部の重みを、背骨のS字カーブと股関節で、
それぞれ分散しきれなかった重みを足首と土踏まずで分散しているのです。

つまり、各関節がスムーズに動かなければ、体重分散もできず、体重移動(マッサージをする、歩く、走るなど)が、ぎこちなくなったり、負荷がかかりすぎてしまうのです。

また、それぞれの関節の動きに左右差があれば、その左右差により不安定な姿勢になるのです。

日常生活の中で、少しずつ染み付いたカラダの使い方は、その左右差も無意識になりがちです。

この安定した位置を探すのは、「三半規管」です。
三半規管は、X,Y,Zの3軸になっていることは皆さんはご存知かと思います。
この3軸の水平器が常に、真ん中探しをしているので、偏りのある動作、一定の姿勢などは、負荷になっていくのです。

特に、エステティックなどは、美容機器を取り扱う方が多く、ベッドの昇降を始め、かなり「無理な姿勢」で施術をしている方が多いです。

この「無理」になっていることすら、気づかずに日々を過ごしていれば、腰痛や肩こりが消えない理由もわかると思います。

マッサージの仕事をずっとやりたい!大好き!でも、カラダが持たない・・・と思っているのであれば、まずは、「自分が立てる」ようになりましょう。

立てていないのに、資格の数だけ多くても、それはハリボテでしか有りません。
資格そのものを増やす前に、まずは立てるセラピストになりましょう。

メソッド(方法論)の積み重ねよりも、立てていれば、結果的に技術向上になり、且つその今持っているメソッドの根っこが理解できます。

どのようなメソッドも、そのメソッドが作り上げられる「土台」が有ります。

その土台を理解しないことには、どのような資格を取ってもハリボテにしかならないのです。

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