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Let's dance everyday!

働き方を変えてから、約2年。
3年目に入った。
その中で、土日の仕事をしないようにする、という挑戦も3年目。

サービス業だし、土日に仕事しないってかなり過酷な選択。
接客業以外の仕事をしていた時期はたった2年くらい。
社会人生活の中で、「接客業」をしていた期間がずっと長いのだ。
その中で土日を休むという選択は、ある意味挑戦だった。

「本当にいいのか?」

という自己対峙をずっとしていた。一種の罪悪感まで・・・

娘の小学校入学と同時に、個人の予約枠を全面的に削った。
ある意味、幼稚園などに関わる仕事以外は削ったのと同じ。
予約制の仕事の調整が追いつかず、私自身がちょっと休みたかったのかもしれない。

そして、去年・・・ずっと、いろんな言い訳から避けていた、娘の土日の習い事に許可を出した。

土日の習い事に許可をする=送迎が始まる。

いろんなご縁から、一人で通わせるにはちょっと遠い距離だった。
だから、送迎付き。

登戸の例の事件を見ても、何が起こるかはわからない。
都心の雑踏は、私が歩いても疲れる。
そんな中、一人で通わせる選択はなかった。

週末の習い事はダンス。
ずっと、やりたいと言い続けていて、一人で行ける距離とか色々探してみたのだが、しっくりきたところが土曜日クラスしか空いていなかった。

平日のピアノレッスンは月2回だったりする(これも遠方へ通っているので、送迎付き)

私の頃よりも小学校って忙しくて、宿題もしっかり出ている。
学校の中も結構忙しい。
習い事もこれ以上は増やせないな、と思っている。

ピアノは5歳から初めて、未だ、絶対に続ける」と言い張るので、
続いている。

ダンスは自ら探してほしいと懇願してきたので、きっと続くのだと思います。

でも、実際にダンスクラスの送迎が楽しいのです。

ダンサブルな曲がスタジオいっぱいに鳴り響き、自由にカラダを動かし、伸び伸びとする子どもたちをみていると、それだけで「充電」した感覚になるんです。

習っているのは、いわゆるストリートダンスですが、カラダの動きを見る楽しみもある(これは、職業病)からなのか、ある意味、送迎がどんどん楽しくなっていったんです。

そんなダンスの発表会という名のステージを鑑賞してきました。

娘の生き生きとした姿に、私もいっぱい充電させてもらった感覚です。

緊張しないの?と聞くと、その場に行ってしまうと、全然、と。
本番に強いのだと思います。

ステージ構成は、かなり大雑把(笑 
外国人が多いクラスなので、ある意味気楽。
きちきちしてなくて、ふわっとしている。

娘のダンスステージが終わり、最後の方に先生たちのステージもあったんです。

著作権があるので、掲載はできませんが・・・

雑多、多様な空気の混在した、本当に素敵なステージでした。
外国人がいっぱいなんです。
日本の中で、外国人として生きているであろう彼女たち。
この日本の中の良さもきっと知っている。
お国に里帰りしている先生もいるのを知っているので、日本に生まれ育った外国人は少ない様子。

そんな背景も含めてなのか・・・

先生たちのステージを見ていたら、胸がキュッと熱くなって、涙が出そうになったんです。

この記事の冒頭から書いていた、「接客業なのに、土日に休んでいいのか?の自己対峙」に始まった、私のカラダの記憶なのか?
それとも、ステージ上にいる女性たち(総勢10名くらいだったかな。)の多様な空気が影響したのか?
女性だけのストリートダンスのステージという事、彼女たちはおそらく全員が外国人的感覚であるという事、そんなことが潜在意識の中から浮かび上がったのかわかりませんが、胸を打たれるステージだったことは、間違いがありません。

うまいとか、下手とか

関係がない。

その「空気感」に引きこまれた。

ダンスっていいな、と改めて思った1日でした。

夫と「小学校の体育は、これでいいよね?」って。

リズム感、関節のクッションを使う、空間認知力、模倣の力、プレゼンテーション力etc...ダンスって揃っているんだよね。

過去に、ストリートダンスの機能解剖学をテキスト化していますが、その時以上に、毎週刺激を受けて、ダンスという世界観の身体機能を体感しています。

娘曰く「毎日体育があって、その体育が全部ダンスだったらいいな」と言っています。

どんどん踊れ!

Let's dance everyday!



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