「感じたことを口にする」を止められたこと、ありませんか?
こんにちは、こつばんママです。
心身に関わる仕事を生業にし、
その中で、女性と関わること述べ5000人ほど。
じっくりとコンサルしない人もいれたら、もう数え切れません。
親子面談は8年前から開始し、年間100組程度ですから、述べ800組。
この経験に加え、私自身の生い立ちや夫の家族などみてきて、
「感じた事を口にした時の親の反応」
これが、自律神経や思考パターンに大きく影響している事を実感するのです。
身体の強張り、特に緊張。
これは、交感神経を優位にする反応。
感じた事を口にした時に
「そんな事言うもんじゃない」とか
「これは人前で言っちゃいけない」
「それは、人に言ってはいけない。黙っていなさい」
などと言われた経験はあると思う。
例えば、これが大人には見えないモノ。
座敷わらしとか、そう言った類のモノが見えて、否定されたときや、
大人同士の会話を聞いて、本音と建て前で喋っている時など、
大人からすれば、「そんな事大人は言ってはいけない」と言う反応で否定をすることはよくあるのだと思う。
感受性が強い性格のお子さんなら、なおさらだ。
「顔色を見ることができる」「人の気配を読み取れる」「どう考えているのか、なんとなくわかってしまう」
大人の多い家族で育つと、そうなりやすい。
常にこの「感じたこと」を口にできないよう、封じられると、
言いたいけど、言っちゃいけない。
その防衛本能が強くなりがち。
その防衛本能は、責められないための自己防衛。
本当の事を言うと、責められる。
根っこには、そんな感覚を持って大人になっていくと、
時には、その反動が「言葉が強くなる」「暴力を振るう」など、
違った「パワー」で表現する人がいる。
真実が見えるだけのことなのに、
その真実を受容できない環境で育ったことで、
その反動が「パワー」になってしまう。
表現をクリエイティブに使うことだってできるはず。
感じやすい、感受性の強い娘との生活の中で意識しているのは、
クリエイティブな表現をどんどんアウトプットさせること。
踊ること
絵を描くこと
歌うこと
詩を書くこと
小学生になってからは、徹底的にこの時間を止めないようにしている。
眠る直前に突然絵を描き始めることもある。
でも、その瞬間は切り取らないようにしている。
眠る前の副交感神経の切り替えのタイミングに出てくるものは、
人間本来の能力。
感じる事を止めない。
感じていいんだよ。
感じる事を受容する、そんな器を広げるレッスンをしている気がする。
自律神経の切り替えの根っこには、
感じる事を止めない、そして、感じた事を表現する事も止めない。
カラダの緊張を解きほぐすレッスンは、食う寝る遊ぶ出す。
感じる事を止めないでも「心地よさ」を共有するには、
自分自身がその心地よさを知っていないと器が拡大しない。
私自身、育児の中でこの器を拡大し続けている。
食う寝る遊ぶ出す
徹底的に心地よさを追求する。
「愛は大好物」
そう言う娘の笑顔に笑いながら癒される。
「食う寝る遊ぶ出す」を強化するワークを、ママのためのからだ塾でやっていこうかな。
今日閃いた事なので、ちょっとコンテンツを組み立ててみます。