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マインドフルなパートナーシップとは?

HUCのnoteチャレンジで、盛り上がっている「アウトプットは24時間以内に」という話から、今日は、これは記録をしておきたい、と思ったので記事化。

#HUCマインドフルネス部 の もっちーが主宰しているHUC外の読書会に参加中。ランチタイムなので、とても参加しやすい。
現在取り上げている書籍は、「マインドフルネス ストレス低減法」です。

この読書会で私だけでなく、参加している方もおっしゃっていたのが、「音読をすると、読み飛ばしがなくなる、つまりマインドフルに読む」ということ。こういった書籍って、自分にこれは必要か不要か?と無意識に整理して読み飛ばすことがある。でも、音読をしていると、今ここにいないと読めない。だからこそ、一字一句、心に突き刺さるものがある。

今日は、「12章 相手との関係を改善するー対人ストレスー」を読み始めました。
この章の中で出てくるストーリー全てが心に突き刺さってくるので、結構しんどいテーマだな、と思って読んでいました。

何がしんどいか?といえば、対人というテーマでぶつかるのは「パートナー」との関係性。

マインドフルネスストレス低減法 P.239-P.230より
対人的な不快感や衝突した時の反射的な反応は、ある種の習性となって私たちの中に深くしみついています。両親から人間関係のもち方や、ほかの人とのつきあい方を受け継いでいる人もたくさんいます。

そう、習性なんですよね、反応は。反応しちゃうのは、しょうがないんです。その反応を、「対処に変える」と、書かれています。

その対処法を身につけるにあたり、合気道を例にあげた、練習方法が書かれていました。

その練習法は二人組になって、4つのシナリオを体験する、というもので、4つとも戦い方のシナリオです。その4つの戦い方をお互いに役割を交代しながら体験していくそうです。

4つのシナリオ

その1は、攻撃者が完全に相手を負かす状態。
攻撃者は、壁ドン(床ドン)の状態で、殴ろうとする姿勢をとります。
受動者は「何をされても構いません!私が悪かったです!」という立ち位置を経験する、というもの。
その2は、攻撃者が相手の肩に触れる寸前に、身をかわす状態。
攻撃者は相手を殴るつもりで腕を振りかざすけれど、殴れずに風を切るだけ。そうすると、不満足な気分を味わいます。
受動者側は、「してやったり」という気分に。
攻撃的、あるいは受け身、これは、常にどちらかの役割が習性となって染み付いてしまうと、両者の関係は非常に辛いものになる、と書いてあります。
その3は、攻撃者に立ち向かいます。踏ん張って、お互いにより緊張した状態で、踏ん張り合うような関係。
「正しいのは私だ、あなたはまちがっている」
と言い合いをしながら踏ん張る。
これを体験すると、最初はお互いに晴れ晴れとするそうなんですが、同時にむなしさも生み出し、永久に戦い続けるか、どちらかが関係を壊さないため、と言ってうわべの屈服をするしか方法がなくなってしまう、と書かれています。

その4のシナリオ

その4のシナリオは、合気道で「融合」と呼ばれているものだそうです。
まずは、受動者が自分自身の内部を穏やかな状態にして、意識と注意力を保つ、と書かれています。

要は、受動者側がマインドフルな状態である、という事なんだと思います。

その状態で、攻撃者がストレス要因である、と意識をして、恐怖感があってもその恐怖感に左右されないで、呼吸に集中して全体を見る、という前準備があります。

次に、攻撃者に向かって少し歩み寄り、相手が殴ろうと手を伸ばしてきたら、その手首をつかむと同時に、一歩踏み込んで相手の体に接触して、身体の向きを攻撃者と同じ方向に向ける、と書かれています。

この「同じ方向に向く」という状況を「同じものを見ている」と書いています。これが「融合」で、相手と同じ方向に同じ動きをする、相手と同じ視野でものごとを見る。

こんな風に、段階を経て、同じ方向をみて相手のエネルギーと同調する事で、戦いが起こらない事が書かれています。

頭ではわかっているけれど、これをどうやって「現実」でやれるのか?

これは、その「瞬間」から離れない練習しか無いのだろうな、と思っています。

私は離婚経験者で、今の結婚は2回目です。
1回目の結婚の時にも、この「瞬間」から離れないで、会話をする練習をしていました。かれこれもう20年前の話です。
つい、感情的に相手に思いを伝えれば、相手は「交わす」か、「攻撃」してくるか?しか無いのですよね。
1回目も、2回目も、衝撃的な事件に遭うという体験をしています。
その衝撃がトラウマになっているといえば、トラウマで、それが「トラウマなんだ」と自覚できたのも最近のこと。
ヒトは、それを誰かに話せるようになったらトラウマではなくなる、という話を聴いた時に、あ、そうか、トラウマなのかも、と気づいたくらいです。
(ちょっと前のHUCマインドフルネス部のイベントで、その話が出ていましたが、その時もやっぱり・・・と、自覚をさらに推し進める事に繋がりました。)

思いをマインドフルに伝える

わかっているけれど、なかなか出来ない。

つまり、マインドフルにパートナーと会話をするために、その1、その2、その3をうっかりやってしまう相手と一緒にいるのだろうか?とさえ思ってしまいます。

その4の「同じ視野でものごとを見る」というのは、前回の結婚でもわかっていたけれど、できなかった、というか、おそらく当時はちゃんと理解をしていなかったのかもしれない。

嫌だと感じていること、
辛いということ、
怖いという事など

感情のあらゆる側面に「気付く」事から始まるのですよね。
私自身、この自分の感情に気付くのに、タイムラグがあります。
その瞬間に「気づかない」のです。
おそらくそれも習性で、その場で気付くと感情的になってしまう事で我慢したり、ブラックホールに蓋をすることでバランスをとってきた「習性」なんだと思うのです。

いち早く、自分の感情に「気付く」ことで、対処法が早く取れます。

「感情的になってはいけない」

どこかで、そのブレーキが常に機能している気がします。

「感情が揺さぶられている」

この自分の気持ちに早く気付くことで、Lightな感覚になることを沢山体験してきました。それによって、カラダも動きやすくなる。

とはいえ、まだ重ーい感覚があることは事実。

このnoteをスタートさせた時のマインドセットは「旅するような毎日を」
言い換えたら、マインドフルな毎日を、であることは間違いがないようです。

パートナーシップの章が少し続くので、24時間以内のアウトプット、少しできるかな。

最後まで読んでくださりありがとうございました。



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