我が家の資産は結婚してからの資産が大半を占めている件
独身の方でがっつり資産を貯めてらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
本当にすごいなと思ってしまうんですよね。
なかには家族の存在が固定費というコストで考えがちな方もいらっしゃいます。
私も現在アラフィフになろうとしているのですが、独身時代が長かったものです。
結婚したのも30歳を過ぎてから。
ふと我が家の資産ってどんな感じかとおもって眺めてみたんですね。
するとわかったこと。
それは・・・
金融資産の大半が結婚した後に増えたということを。
確かに独身時代からお金のことが大好きで、貯蓄をしていたつもりになっていた私です。
しかしながら、現実はそうではない。
妻と結婚してから大半の資産ができたということを再認識させられました。
家族という存在が、お互いに土となり、肥料となり、水となり、現在の我が家の資産の果実を実らせてくれています。
この記事ではどうして我が家の資産は結婚してからのほうが大半を占めているのかについてお話ししたいと思います。
どうして結婚してからのほうが資産が増えたか
では我が家の場合、どうして結婚してからのほうが資産が増えたのかについて考えてみたいと思います。
いくつか理由があるのですが、考えられるのは
* シナジー効果
* シンプルライフを好む家庭になった
* 無駄な趣味が減った
の3ポイントかなと思っています。
では、それぞれの理由について見てみたいと思います。
シナジー効果
一番目はシナジー効果です。
独身のときにはそれぞれ一人暮らしをしていた私達夫婦です。
すると生活費は単純に2人分なのですが、結婚するとひとつ屋根の下で暮らしますからダブっていたコストが少なくなるんですね。
ごはんも水道光熱費も税金も一人暮らしよりも家族で暮らすほうが無駄がありません。
それで3人暮らせたりするのですから一人あたりの生活費は下がったのではないかと思います。
シンプルライフを好む家庭になった
我が家の場合、結婚してからの方向性が今の資産をつくっているといえます。
それはシンプルライフを好む家族になったということ。
* 地方都市住まいなのに車なし生活
* 外食せず、厳選した食材・調味料などで家で食べる
* 疲れちゃうので遠方への旅行は極力しない
* モノを極力増やさず、自力でできることは極力する
この逆のことが好きなご家庭の方なら「なんてつまらない・・・」と思われるかもしれません。
しかし、我が家はこれでいいんです。
シンプルな暮らしをしてのんびり、ゆったり、おいしいものを家族一緒に食べる。
これでいいんじゃないのかって思うようになりました。
するとお金がかかりませんので、資産が増えていったんですね。
無駄な趣味が減った
そして私達夫婦では無駄な趣味が減ったということがあります。
旅行へ行ったり、車や服にお金を突っ込みまくることがなく、ピアノを弾いたり、美味しいお菓子や料理を作ったり、パソコンでこのようなブログを書いてみたりとお金のかからない趣味が増えました。
私達夫婦は趣味はまったく共通点がありません。
そのため、お互いに影響のない趣味をつくったのかもしれませんね。
資産を増やす上で大切な考え方
上で書いたような資産が増えた理由をいろいろと書いてみました。
その点をふまえながら私なりに感じるお金を増やす際に考えておきたい大切なことについて考えてみます。
お互いを尊重すること
趣味の項目で書きましたが、私達夫婦には共通する趣味がありません。
しかしながら大切なのはそれぞれがやっていることは尊重するという気持ちだということ。
妻はマラソンや料理や縫い物そしてピアノ、私は資産運用やブログ書き、FPの勉強などと全くお互いに関係ないことが趣味です。
違う趣味をすることでお互いに否定することなく、尊重できているのではないかなと感じていますね。
そして子供にもやらせたいことを押し付けず、否定せず好きなようにさせています。
それぞれが一緒に尊重しながらできているというのは非常に大切なことかなと感じています。
運用の時期は運がよかった
私達夫婦はリーマンショック直前に結婚しました。
まだ資産額もすくないときです。
その後もずっと資産が大きくならないまま数年が経過しましたが、その後アベノミクスのおかげで資産を大きく増やすことができました。
現在もリスク資産からは撤退することがないので、資産という樹は大きくなり続けて少しずつですが私達家族に利益という果実を与えてくれるようになっています。
そういう意味では運が良かったのではないのかとも思っていますね。
お金の向き合い方を尊重すること
妻はリスク資産の運用は大嫌いなタイプで、預金の元本保証は絶対!と思っているタイプです。
でも私はリスク資産の運用が大好きです。
不思議なものですよね。
リスク資産大嫌い派とリスク資産大好き派が一緒に暮らしているのですからお金に関するもめごとがあってもおかしくありません。
しかしながら我が家ではそのようなことはありません。
なぜならお互い信じているから。
妻は借金をしなければいいと私の資産運用を容認してくれています。
私も妻に証券口座やiDeCoの口座開設を要求することはありません。
もちろん家族で口座を開けば非課税枠が大きくなるのはわかっていますが。
そして児童手当は妻の管理する口座に払い込まれるようにして、妻の裁量に任せるようにしています。
私は具体的に妻の資産額を知りません。しかし私が管理する資産額は伝えています。
これで十数年やってきましたが、全く問題なくやれているのは本当にラッキーだったのかもしれませんね。
まとめ:家族は資産運用の重要な礎だと思います
今回資産運用と我が家の家族について考えてみました。
資産運用大嫌いな妻と大好きな夫、不思議な関係なのですが、なぜかうまいこといっていることや我が家のライフスタイルなどをご紹介しました。
私にとって家族はプライスレスな大切な存在であり、これからも一緒に仲良くやっていきたいと思っています。
仲良く楽しくやれる家庭を築くこと、それが資産運用の重要な礎ではないでしょうか。
そのうえで資産額がふえていくとなおゆとりがある家庭が営めるのでこれからも大切に家族から預かった資産を増やしていきたいと思います。
では、またよろしくです!
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