転勤時に子供に伝えるのは早いほうがいいと感じる理由
この記事を読んでいただいている方はおそらく転勤の内示や辞令がでて家族にどのように伝えたらいいのかと悩まれている方だと思います。
私も同じようにYahoo!知恵袋や読売新聞の大手小町などを読み、家族、とくに息子たちにどのように伝えたらよいのか悩みました。
同じ経験をしたのだから私なりの経験をお伝えできたらいいなと思っていますので今回は転勤時にまつわる家族にどう伝えたら良いのかを考えてみたいと思います。
子供に転勤の事実を伝えるのは早い方がいい
転勤の辞令が出たときには妻と子供といった家族に転勤の事実を伝えなければいけません。
ここで悩むのが子供にどのように伝えればよいのかということです。
私も悩みましたが、思い切って転勤の内示が出た日に伝えました。
これにはいくつかの理由があります。
子供にも気持ちの整理の時間が必要
私の子供は小学校3年生です。
もっと幼い子なら友達との別れの悲しさを長期間感じさせないためにぎりぎりまで転勤の事実を隠しておいたほうがいいかもしれません。
まだというかもうというか子供も小学生です。それなりに友だちもでき、学校生活も楽しんでいるなかで大人のある意味勝手な事情で別れなければなりません。
子供は子供なりに気持ちの整理の時間が必要と考え、率直に転勤の事実を伝えることに。
辛い思いをさせて申し訳ないと家族全員で涙ながらに話しました。
子供は最初は本当にショックを受け、涙をポロポロながしながらも私や妻の話を聞いてくれました。
話している私も妻も涙ながらに一緒についてきてほしいことをお願いしました。
本当に大人の事情で辛い思いをさせて申し訳ないという思いをもちながら。
話のあとは納得したかのように振る舞ってくれましたが、本当の気持ちの整理はこれからだと思います。
1ヶ月後には転校するのですが、子供にとっても気持ちを整理するための時間を確保する必要があります。
これがショックを受けないために伝えるのが引っ越す直前だと「どうして言ってくれなかったの?」という事態につながりかねません。
そのために私たちはあなたたちを全力でサポートするからということを必死で伝えました。
あとは子供が自分なりに理解して新しいところへ行くけじめをつける、せめてそれくらいの時間をつくってあげられないかと思うのです。
直前まで転勤の事実をだまっていることについて
一方で直前まで子供に転勤の事実を伝えるのをだまっている方がいいと思う方もおられると思います。
私はこの件については否定的である考えなのですが、次の条件ならば仕方がないのかなとも思っています。
小さな子ならば直前につたえるのもあり
直前まで転勤する事実を子供に伝えるのを控えることはメリットとデメリットの両面があります。
そのため、気持ちの整理をするのが難しい幼児や説得が難しい子供(普段から接していればわかるはずです。)には直前に伝えることも悪いことではないとは思います。
直前まで伝えるのを控えるメリットとデメリットについて考えてみましょう。
直前まで伝えないメリット
まずはメリットから。
なんといっても子供が日常生活を直前までおくることができる この一言につきます。
転校をしなければならないということは引っ越しをしなければならない私たちにとっても大変なのに子供にとっては一大事ともいえる事態ですよね。
そのため、悲しい思いをさせるのは最小限にとどめたいという気持ちがあるのもわかります。
次にはデメリットについて見ています。
直前まで伝えないデメリット
つぎにデメリットについてみてみます。
別れの時間を与えてくれないという印象を与える
気持ちが混乱したまま引っ越すので精神的に悪影響を与える
といった子供の気持ちをないがしろにするような影響があると私は考えています。
ですので小学校中学年以上の自分でものごとをある程度考えることのできる子供には、メリットよりもデメリットのほうが大きいことがわかります。
まとめ:転勤するのならば子供にもすぐ伝えよう
今回は私が転勤するにあたって最大の難関とも言える子供にいつ転勤の事実を伝えるのかについて考えてみました。
結果としてすぐに伝えてよかったと現時点では思っています。
幸いにして私の子供は話を聞いてくれる子だったのでこのような気持ちになりましたが、そうではない子もいるはずです。反発をする子、ずっと泣き続ける子がいるのも事実です。
もしお子さんが小学生以上ならば反発を受けることを覚悟のうえできちんと転校という厳然たる事実に親子とも向き合ってほしいと思います。
大人の事情で子どもたちの関係を断ち切ってしまうのですから、家族帯同で引っ越すのならば説得することは逃げるべきではありません。
本当に親子ともにつらいのですが、せめて子供にできることといえば自分のぐちゃぐちゃとした気持ちを整理するための時間を少しでも作ってあげることではないでしょうか。
これから1ヶ月、私達家族は引っ越しや手続きなどさまざまな経験をしていきます。
投資はいままで書いているとおりほったらかしでなんとかなりますので、しばらくの間は家族と一緒に転勤・転校という一大イベントを乗り切っていきたいと思っています。
今日の記事が参考になれば幸いです。
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