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【MKニュース7月号】究極を追い求めるということ


【MKニュース7月号より抜粋】


暇つぶしに、アニメ『美味しんぼ』を見ていた。


卵の中の卵を追い求めるのであれば、平飼い、自然卵。その中でも初卵(ういらん)はもっとも美味であるとされている…。


ひよこから親鳥となって初めて生む卵となればさぞかし美味いだろうとは思うが、果たして現実的にそこまでの管理ができるのであろうか?


いや実は重要なのはそこではない。生産者が一羽一羽をたいせつに見守りながら注意深く育てられた鶏が生む卵なら、それが初卵かどうかなど問題ではなくウマいに決まっている。

理屈ではなくそれが事実。


ホンモノを追い求めるということは、その極限までのこだわりではないだろうか。



人はうわべ、見た目、能書きに騙される。
それをいいことに、本質を忘れ表面的な味の上塗りをする料理人たち。
それは誤魔化しでしかない。



究極、探求、創造…何事においても、こだわりある生き方をしたいものだ。



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