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人が死ぬと金がかかる(葬式にかかる金額)

結論から言えば、「意外と人が死ぬと金がかかる」

先日法事が終わり、この初冬に一周忌。
ほんとに人がなくなるとお金が予想以上にかかるんだなというのを実感した一年になりました。

残されが側とすれば、区切りをつけるための儀式なのかもしれませんが、私はここまで金がかかるとは思ってもみなかったので、子供たちには正直「直葬」でいいし、墓はいらんから合同墓にでもいれておいてくれたらいいからね。というつもりです。

義父が亡くなり、納骨まですべてかかった金額は、200万を超えました。
別に大勢の人が弔問に訪れるようなものでもありませんでした。今はやりの「家族葬」
通夜に大体15名ほど、告別式・火葬場までに15名ほどで葬儀屋さんにはお願いしてこの金額。

一番金額が大きかったのは、「死体の防腐処理」
実は義父が亡くなった時期、火葬場が大変混雑しており、火葬できるまでの時間に1週間と言われてしましました。その際どうしても腐敗が進んでしまうためにそれを抑える処理をするのに80万ちょい。
それと、安い葬儀にするためには「棺桶」を「段ボール」にしたりするのですが、こちらも、体液などがにじみ出てきてしまう可能性があるというので「木材」に変更。

通常なら亡くなると基本的には、日数をあけずに火葬場で火葬することになりますので、ここまで時間がかかるというのはないはずなので、普通なら必要のない処置のためにかかった金額になりますね。多少な時間なら「ドライアイス」でというのもあるかもしれませんが「このドライアイス代」も一定日数以上は値段がかかるものなんですよね。

とはいえ、可能性としてはゼロではないので頭の中に入れておいた方がいいかもしれませんね。

それを差し引いても120万を超える金額が葬儀・納骨にかかるということです。

もっと費用を安くするには、直葬にするとか葬式自体を昔のような二日間かけるモノではなく、「通夜・告別式」を一日にするなどなのですが、ここは残され側がの気持ちの問題になってきますからよくよく考える方がいいと思います。

私の祖母は、彼女が入会していた新興宗教絡みを避けたかったというのもあって、本当に家族のみの直葬、墓は合同墓(墓は彼女が入会していた新興宗教の合同墓へいれました)にしましたが、直葬だけでも45万程度かかっておりました。
(火葬場によって多少値段が違うかもしれませんが結構な高めなおねだんの直葬費用だと思います)

結婚式はいろんな式場を観たり、見積もりを出してもらったり、予算を決めてなんてことができる代物ですが、葬儀に関しては「身内がなくなる」という状態になってから、あわてて探すようなものですので、「見積もり」だの「もとから見学」なんてことをあまりしないので「いったいどれぐらいかかるのか?」予想もできないものだと思います。

こういうのを見越して「葬儀のための費用の保険」などもあったりしますので、そういうものを早めに準備しておくというのもありだと思います。

石屋さんに名前を刻んでもらうにもお金がかかりますし、位牌もかなりいい値段がしました。(スタンダードな位牌で5万ぐらい)

ただ、忘れてはならないのは「葬式」は残された側の気持ちの区切りをつけるためのものだったりもしますから、安く上げるというのにばかり目がいかないようにするのも大切だと私は思います。

終活という言葉もありますので、是非「葬式」=「不吉なモノ」=「生きているうちに考えるなんて」という考えちょっと改めて生きているうちからちょっと考えておくというのも必要なのかな?と感じました。

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