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朗読とワークショップでめぐるチェコ・中国・タンザニア2日間の旅ー『翻訳文学紀行』Ⅳ&Ⅴ刊行記念イベント 1/27, 28@滴塾/いしばしコモンズ(大阪)

 『翻訳文学紀行Ⅳ』と『翻訳文学紀行Ⅴ』の刊行を記念して、来る2024年1月27日(土)、28日(日)に、大阪池田市のコミュニティスペース「滴塾/いしばしコモンズにて、朗読イベントを開催します。
 朗読される作品は、Ⅳ掲載のチェコ語文学「浴室、身体、そしてエレガンス」、Ⅴ掲載のチェコ語文学「ベター・ライフ」(27日)、Ⅴ掲載のスワヒリ語文学「バレンズィ」中国語文学「文天祥詩選」(28日)。いずれも朗読者による朗読をお楽しみいただいた後、翻訳に関するトークや作品に親しむワークショップを行います。


イベント概要

スケジュール
   ①1/27(土)14:00~ミレナ・イェセンスカーにせまる
   ②1/27(土)16:00~チェコ・ミステリーの今
   ③1/28(日)14:00~「バレンズィ」を語る
   ④1/28(日)16:00~中国の詩を楽しむ
会場滴塾いしばしコモンズ563-0032 大阪府池田市石橋1丁目11-7
参加費:無料(ご寄付歓迎)
定員:各回15名(ご予約優先)
ご予約方法:お名前、参加人数、ご連絡先、参加したいイベントの番号をご明記の上、honyakubungakukiko@gmail.comにメールをお送りください。折り返しご予約確定のメールをお送りいたします。

各回のイベント内容は以下の通りです。

①1/27(土)14:00~ミレナ・イェセンスカーにせまる

  朗読:川島 むー、訳者:半田 幸子、司会:ことたび

カフカの恋人として知られるイェセンスカーは、実は当時のチェコスロヴァキアでモード記者として第一線で活躍していました。まずは舞台役者の川島 むーさんにイェセンスカーの記事を朗読していただき、訳者の半田 幸子さんにイェセンスカーや彼女が書いた記事についてお話しいただきます。

川島 むー
お茶祭り企画主催。役者・朗読詩人。宮沢賢治好き。時々、家庭菜園、時々、学童保育、お話の先生。
半田 幸子
 
東北大学大学院情報科学研究科特任助教(研究)。専門は比較文化論、チェコを主とする中欧メディア文化史。イェセンスカーの著作研究から研究分野の拡大を模索中。
ことたび
 
『翻訳文学紀行』編集長。チェコ語・ドイツ語の翻訳および語学教育を行う。

②1/27(土)16:00~チェコ・ミステリーの今

  朗読:竹國 佑麻、訳者:家田 恭、司会:ことたび

海外ミステリーと言えば北欧? いえいえ、チェコ・ミステリーもなかなかです。まずは朗読者の竹國 佑麻さんに「ベター・ライフ」を朗読していただきます。次に訳者の家田 恭さんを交えて、翻訳の裏話や、これから紹介されるべきチェコ・ミステリーについてお話ししていきます。

竹國 佑麻
 
高校・大学は演劇部で役者として演じ、数年前までたまに舞台出演。現在は会社員、朗読は3回目。
家田 恭
 
大阪大学博士後期課程単位取得退学(専門:音楽学)。2007年から2009年にかけてプラハ・カレル大学に留学。現在は図書館員として勤務している。

③1/28(日)14:00~「バレンズィ」を語る

  朗読:ヒトミ☆クバーナ、訳者:小野田 風子、司会:ことたび

まずはヒトミ☆クバーナさんに、「バレンズィ」を朗読していただきます。続いて訳者の小野田 風子さんに、タンザニアの文化や文学、そして作家ケジラハビやその作品についてお話を伺い、各地で戦いが起こる今「バレンズィ」という作品を読む意味についてみんなで語り合います。

ヒトミ☆クバーナ
 メキシコ帰りの関西人ライター。大阪で、海外ルーツの子どもの学習支援や日本語教師も行っている。
小野田 風子
 
スワヒリ語文学の研究と翻訳をしたり、大阪や京都の大学で、スワヒリ語やアフリカ文学について教えたりしています。

④1/28(日)16:00~中国の詩を楽しむ

  朗読:孔祥灝、訳者:村田 真由、司会:ことたび

まずは孔祥灝さんに「文天祥詩選」のうち数首を中国語で朗読していただき、原詩の響きを味わいます。次に、訳者の村田 真由さんをファシリテーターとして、様々な漢詩の句を自由に組み合わせて新たに自分の詩を作る「集句」のワークショップを行います。

孔祥灝
 
大阪大学文学部留学生。中国出身で日本文学を専攻し、翻訳経験者でもある。
村田 真由
 大阪大学大学院人文学研究科博士後期課程2年。専門は中国南宋の詩。

両日とも会場にて、池田の「まがり書房」さんが各テーマに合わせてセレクトした本を販売されます!

※みなさまへのお願い
『翻訳文学紀行』は、海外の文化や文学の面白さ、翻訳の奥深さをより多くの人に知っていただきたいという思いから、毎年朗読イベントやワークショップを開催しております。今回は、『翻訳文学紀行』に関心がある方ならば誰でも気軽に参加していただけるよう、参加費を無料にいたしました。
とはいえ登壇者は、当日お客様を存分に楽しませるため、入念に準備をしてこられます。
もし心とお財布に余裕がある方は、当日会場にて、あるいはnoteのサポートシステムを利用してご寄付を賜りたく存じます。
みなさまから賜ったご寄付はすべて、イベントの準備および登壇者への支払いに使わせていただきます。


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