「Road to Jazz Improv (ジャズ即興演奏への道)」はじめました

先週の日曜日から、長い間夢のようにしか思っていなかったジャズ即興演奏に近づくべく、ハーモニーと即興演奏の練習をはじめました。今日で一週間。

一週間前に始めてから、ちゃんと毎日練習する!という自分へのアカウンタビリティ用に、Youtubeに毎日の苦難の練習風景の配信をアップロードしています。ご興味あればどうぞ。英語ですが、ほとんどコードの名前を言っているだけなので、もし英語が苦手でも雰囲気わかると思います。
「Road to Improv」という名前のプレイリストに練習動画をまとめています。下の動画は1日目です。

https://youtu.be/JUgKnn_tLqE?si=HkLf4GJMwcZ5KWV0

ジャズに憧れる理由は山のようにありますが、最近はクラシック音楽の作曲家であってもジャズ言語を使う事はほぼ当たり前だし、更にハーモニーが含ジャズ要素というだけでなく、スタイルさえもそのまんまという曲を弾くことも多々です。その度に、「この楽譜に書かれているのを弾くのはいいけれど、ジャズの本質って、やっぱりspontaneousness(自発性?自然発生性?)じゃないの??」と実存的な問いに沈んでいくことも多いです。だからと言って即席でその曲をアレンジすることも絶対に無理で、それは往々にして自分を音楽家と呼ぶことができなくなりそうなほどの自信喪失につながっていくので、自分を救う意味でも、もっと積極的な自分のクリエイティビティの可能性を高める意味でも、練習することに決めました。

ジャズ即興演奏の練習をすることが、自分がしばらく求めてきた、柔軟な音楽の使い方を可能にするという目標の、大事な一歩になるのは間違いない。すでに今までたくさんジャズを聴いてきたし、スタイルは好きだし、歴代のジャズ音楽家ですごい、かっこいい!!と心底思うアーティストも数多くいるので、彼らのようなクールさを目指して(などと言うのが完全に憚られるほど今は考えられないくらい遠い道のりですが)始めました。

この練習を通して、ジャズのかっこいいハーモニーはどんな音でできているのか知ること、いろんな和音を自分で意識して使いこなせるようになること、耳でハーモニーを聴きとること、メロディーの動きがハーモニーとの関係の中でどんなふうに動いているのかを耳で理解すること、などを練習し、とにかく感覚だけでなくもっと意識的に音を操られるようになりたいです。

前述のYouTube動画ですが、まだ7日目で、しかも自分のアカウンタビリティ用にアップしているだけのシンプルなものですが、すでに数人応援コメントをして下さる方々がいて、励みになります。

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