ご質問にお答えします！『企画書に書く内容について』
脚本家志望の方から、こちらのご質問をいただきました。
せっかくご質問いただきましたが、「コンクール形式の企画書の書き方」を私からお答えすることはできません。
シナリオコンクールはさまざまな団体が、さまざまなコンセプトで運営しており、一般論で語ることはできません。
また、質問者さんが応募されるご予定のコンクールに関しても、主催者側の人間ではない私が、公の場で推測をお答えすることはできません。
ご参考までに、「シナリオコンクール用の企画書の書き方」ではなく、「中川が企画書を作成する際に記載する項目」を下に書いておきますが、あくまでも「中川の場合は、概ねこんな感じ」ということでしかありません。
私個人の中でも、以下の項目のみを書くのが「厳密なルール」というわけではなく、提出先や、企画内容によっては、これ以外の内容も書き加える等、柔軟に変えています。
企画書の最重要事項は、読んだ人に「この作品が完成すれば、面白くなるはずだ！」と感じてもらうことですので、”書き方のお作法”的なことを厳密に守るよりも、「企画の面白さをよりよく伝えること」が優先だと私は考えています。
・タイトル
・企画意図
・登場人物（一般に脚本の冒頭に添えるような「氏名（年齢） 肩書」のみの簡単な人物表ではなく、主要人物の魅力、特徴も簡潔に記載する。）
・あらすじ（連ドラ企画の場合、各話の展開を書くのか、全体の流れを書くのかはケースバイケース。）
※2023年8月28日追記※
上記のご質問にあるシナリオコンクール「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」に関して、TBSのサイト上に「提出ファイル形式・サンプル」が提示されています。
このサンプルファイルでは、「1～10話の全体構成」は1話ごとに記載されています。
これからもお互いがんばりましょう！
脚本、小説の有料オンラインコンサルも行っていますので、よろしければ。
ご質問のある方はこちらからどうぞ。
※シナリオコンクールの規定、審査基準に関してはお答えできませんので、その点はご了承ください。
これまでに脚本家志望のみなさんからいただいたご質問への回答は、こちらのマガジンにまとめてあります。
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