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ご質問にお答えします!『脚本家が事務所に入る経緯は?』

昨日の投稿に引き続き、脚本家志望の方からのご質問にお答えします。

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ご質問ありがとうございます!

質問者さん以外の方のために軽くご説明しますと、一部の脚本家(私も含む)はマネジメント契約を結んで事務所に所属しています。
事務所所属といっても、その会社の社員ということではなく、ギャラ交渉や契約関連のクライアントとのやりとり、トラブル発生時の対応等を事務所に行ってもらいます。

さて、マネジメント契約に至るまでの経緯ですが、私の場合、現所属事務所が開いていた脚本家志望者向けの勉強会に通ったのがきっかけでした。
(ネットで受講者を募集していたので、応募しました。)
講師はプロデューサーや、現役の脚本家のみなさんでしたが、この会では講義を受けるだけではなく、実際に制作予定のドラマ、映画、舞台のコンセプトや概要を聞いた上で、各自、企画の提案をすることもできました。
私もたくさん提案をした中に採用してもらえた企画があり、ドラマと舞台の連動作品の脚本を、現事務所の先輩と一緒に書かせてもらう機会が得られ、その後、事務所の方から所属の打診がありました。

現在、私の所属事務所はこの勉強会を行っていませんが、おそらく同様の場を設けている事務所が他にもあるのではないかと思います。
一度、お調べになってみることをお勧めします。
過去に私が調べたときは、「勉強会を経て所属」という流れではなく、「まずは原稿と履歴書での選考を受け、その後面談等を経て所属」という事務所もあり、その辺りは事務所によりけり、というところでしょうね。


これからもお互いがんばりましょう!

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