ストアロゴ

東京・国立市の谷保にある、小さな本屋&出版社。 「たったひとりのため」を大切に、本をお届けしています。 本屋の営業日は水〜土曜の13〜19時です。

  • 【小鳥書房刊】ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活

    「部屋は、言葉を話すわけじゃない。でもありったけの息を吸って暮らすわたしたちを、静かに見守ったり叱ったりしているのかもしれない。 記憶も匂いもそこに残って、見慣れたはずの毎日の隙間に、あの恋やあの会話、さみしさ、まばゆさが染みついている。」 (「はじめに」より) きっと部屋にはそのひとそのものが表れる。意図した部屋でも、無防備な部屋でも。ほかの誰かと暮らす部屋ではない、ひとり暮らしの部屋ならなおさら。 そんな思いから、市井で生きる人たち100人に声をかけ、ひとり暮らしの部屋にまつわるエッセイを書いていただきました。部屋全体が写る写真と、お気に入りのものを写した写真も載せています。 私たちは、それぞれの部屋に流れる時間を想像しながら、この本を編集していました。 ひとり暮らしを始めたばかりの部屋、停滞と安堵が漂う部屋、その人の歴史が詰まった部屋、誰かの気配が残る部屋、これから先の長い時間が見えるような部屋…… それぞれの部屋の中に誰とも違う生活がある、ただそれだけのことなのに、100人分の暮らしの営みがこうして綴じられていることが、どうしてか心強く感じられます。 エッセイを書いてくださった方の中には、引っ越しをした人もいるし、今はひとりで暮らしていない人もいます。ひとり暮らしは突然始まったり終わったりする。ひとり暮らしでもそうじゃなくても、生活は形を変えながら続いていく。 だからこれは、とある時期に偶然そこにあった生活の、記録集のようなものです。 「ワンルームワンダーランド」といいながら、1Rのみならずさまざまな間取りの部屋を載せています。 小さなひとつの部屋(ワンルーム)から、限りない未来が広がっていきますように。 ■職業も住む場所もさまざまな100人の、ひとり暮らしの記録集 お笑い芸人/ 画家 / 大学生/ 喫茶店店主/ 会社員/ 学校職員/ 地方公務員/ D J/ デザイナー/ フリーター/ 編集者/ 研究員/ 詩人/ 本屋店主/ 事務職/ 書家/ 学芸員/ 文化施設職員/ 花屋/ ライター/ イラストレーター/ 映画監督/ 着付師/ NPO職員/ ラジオパーソナリティ / 縫う人/ 英語教員/ 映像作家/ ITエンジニア/ ピアノ講師/ ジビエ解体/ 料理家/ 医師/ カウンセラー/ 美容師/ 犯罪学者 ほか 『ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活』 編著=落合加依子、佐藤友理  エッセイ=100人の皆様 装丁・組版 佐藤友理 編集 落合加依子(小鳥書房)、佐藤友理 印刷・製本 シナノ書籍印刷株式会社 並製、B6、帯あり、240ページ ISBN978-4-908582-12-7 定価:2,000円+税 発行:小鳥書房 【編著者】 落合加依子 1988年名古屋市生まれ、東京都在住。ちいさな出版社と本屋「⼩⿃書房」の店主。住まいのある⾕保(やほ)という町と、そこで暮らすひとたちが好き。⼝ぐせは「やっほー」。著書に日記本『浮きて流るる 小鳥書房店主日記2021年3月~2022年6月』がある。 佐藤友理 1988年生まれ、仙台市在住。文化施設職員。遠くで暮らす十人のエッセイ集「まどをあける」企画編集。家事のお供にラジオを聴くので、聴きたいラジオが決まるまで家事が始まりません。 ※7月17日以降に順次発送予定ですが、印刷状況によっては前後する可能性があります。

    2,200円

  • 【小鳥編集室刊】ローカルプレイヤーの教室 地域の中であなたの「したい」を「できる」に変える【初回限定オリジナルコースター付き】

    過去を振り返ることから見える自分の特性の分析ややりたいことの発見 ・自分のやりたいことを活動や事業・イベントへブラッシュアップするためのヒント ・自分だけでなく、相手の視点を持ち、もう一歩やりたいことを魅力的にするためのアドバイス ・やりたい活動や事業を実際に活動にうつすための計画のつくり方 などだ。 森川さんのケアマネジャー経験や、元々の人柄もあり、どの内容も読者に寄り添い、やる気を鼓舞するような、やさしい語り口が印象的だし、ローカルプレイヤー先輩4名の実践インタビューが各章末に差し込まれ、先輩たちの事業や想い、経験を知ることができるヒント集のようで、読者の皆さんはきっと前向きに読み、ご自身のやりたいことを深めていけると思う。 思い返してみると、まちづくり会社ドラマチックとして事業を展開し13年経過したが、私の最初の一歩も、自分のやりたいことがわからないけれど、何かをやりたい自分を見つめ、「問う→向き合う→気づく→行動する」ことだった。 次第に、ローカルプレイヤーや企業、行政、さまざまな人と出会ううちに、地場産業やまち工場を知り、知り合いになった職人さんの靴を買ったり、よく通う飲食店の店主と親しくなったり、ローカルの方々と一緒にイベントや法人を立ち上げたりもしてきた。 そのような新たな出会い、初めて見る景色、つくった人を思い浮かべながら使える道具や食事、さまざまな人とハイタッチできた共同体験が楽しくて、13年間続けられたし、この後も自身のローカルプレイヤーライフが続けられることを願っている。 森川さん同様、私もローカルプレイヤーの楽しさにとりつかれたひとりと言って良いと思う。 最後に、この本は「自分」と「ローカル」との「新たな出会いの視点=出会い直し」を提案してくれている本だと思う。読者の皆さんには「自分」と「ローカル」の光を見つけ、それぞれの「いとおしい暮らし」を楽しんでほしい。 ようこそ、ローカルプレイヤーの世界へ! 2024年6月 まちづくり会社ドラマチック 代表 今村ひろゆき ■概要 『ローカルプレイヤーの教室 地域の中であなたの「したい」を「できる」に変える』 著:森川公介 並製、四六判、カバー・帯あり、212ページ ISBN978-4-908582-14-1 定価:1,500円+税 発行:小鳥編集室]]>

    1,650円

  • 【小鳥書房ZINE】「犬の看板」から学ぶ いぬしぐさ25選

    文学フリマ東京で好評、愛犬家必見! 小鳥書房のWEB連載「犬の看板探訪記」スピンオフ企画です。 "「犬のフンを持ち帰ろう」といった文言で美化啓発をうながす「犬の看板」は、各市区町村に掲示されており、種類も豊富なため、たくさんの犬に出会うような興奮がある――。犬の看板探訪の世界へようこそ!" 「たいていの時間、犬のことを考えている」という小説家・太田靖久さんが犬の看板のDOGモたちの「しぐさ」を読み解きます。プロローグでは、「いぬしぐさ」のたしなみ方を提案。そしてインタビューでは創作と犬の看板探訪の関係について触れています。そして、写真家・金川晋吾さんの犬写真を3枚収録。おそらく世界初のリアルワンちゃんと犬の看板のDOGの共演が楽しめます。 小説家の頭の中を覗き、日常の楽しみを発見する1冊、ぜひご一読ください。 目次: ・「いぬしぐさ」をたしなむ ・犬の看板から学ぶ いぬしぐさ25選 ・インタビュー 小説家はなぜ犬の看板を探し回るのか ------------------------ 「「犬の看板」から学ぶ いぬしぐさ25選」 著:太田靖久 写真(表2-4):金川晋吾 仕様:B6、26ページ、フルカラー 発行:小鳥書房 価格:660円(税込) ------------------------ 著者:太田靖久(おおた・やすひさ) 小説家。2010年「ののの」で第42回新潮新人賞受賞。電子書籍『サマートリップ 他二編』(集英社)、著書『ののの』(書肆汽水域)、『犬たちの状態』(金川晋吾との共著/フィルムアート社)、『ふたりのアフタースクール』(友田とんとの共著/双子のライオン堂出版部)など。そのほか、文芸ZINE『ODD ZINE』の編集、様々な書店でのイベントや企画展示、「ブックマート川太郎」の屋号でオリジナルグッズ等の制作や出店も行っている。無類の犬好き。 ------------------------ 「犬の看板探訪記〜関東編〜」は2024年秋刊行に向けて準備を進めております。ぜひご期待ください!

    660円

  • 【小鳥書房刊】モノポの巣

    森じゅうの小えだをひとりじめして、 ほかの鳥たちにいじわるばかりしていたモノポは、 気づいたら、おおきな巣のなかで、ひとりぼっち。 あらしがやってきたつぎの日、 モノポは森の鳥たちに、1通の手紙を書きました—— イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に3度入選! 世界中の子どもたちから愛される作品を描く作者による、 詩集のように美しい絵本がうまれました。 たった1通の「手紙」が、仲間のあたたかさをおしえてくれる。 子どもからおとなまで、ひろい世代の心に響くものがたり。 この冬、一番大切な人への贈りものにどうぞ。 ひとりじめすることに疲れたり、 言いたいことをうまく伝えられなかったり、 後悔を抱えながら生きていたり。  そんなおとなにこそ読んでほしい。 子どものための絵本であり、おとなのための絵本です。 ■56ページ、B5変型、外箱つき ■発売日は2018年11月27日。本の発送はそれ以降となります。 <作者> 山田和明 1961年、京都市に生まれる。絵本作家・イラストレーター。 国内外で絵本を出版。2010年、2011年、2018年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。 『My Red Balloon』(minedition)は7か国で出版され、ドイツにおいてルークス賞・トロイスドルフ絵本賞受賞。 『My Red Balloon』の日本版『あかいふうせん』(出版ワークス)は2018年に第9回ようちえん絵本大賞を受賞。 そのほか、おもな作品に『Mr Bear’s Friends』『A Concert in the Park』(minedition)、『カノンとタクト』(出版ワークス)がある。 音楽とテニスが趣味。日本児童文芸家協会会員。 発行者 落合加依子 発行所 小鳥書房 編集 落合加依子 装丁・デザイン なりたいつか 印刷・製本 シナノ書籍印刷株式会社 【小鳥書房より】 誰しも衝突する関係性の築き方を、季節と風の流れを感じながら是非考え巡らせてみてください。

    2,530円

  • 【小鳥書房刊】ちゃんと食べとる?

    【「広島本大賞2018 ノンフィクション部門受賞作品】 NHKスペシャルで放送され大反響を呼んだ、広島の「ばっちゃん」の日常が、 はじめて料理詩集になりました。 多くの子どもたちから慕われる保護司(更生を助け、犯罪防止のための保護観察を行う仕事)である中本忠子さん。 中本さんのもとに通う子どもたちは皆、中本さんのことを、親しみを込めて「ばっちゃん」と呼びます。 「ごはんをお腹いっぱい食べときさえすれば悪いことはしないっていうのが、わたしの理論なんよ」 そう語るばっちゃんは、毎日欠かさず、居場所のない子どもたちにごはんを作り続けています。 そんなばっちゃんの料理レシピと、いつも伝えている短い言葉を、写真とともに綴ったのが本書。 子どもたちとばっちゃんの日常を、ありのままに描いたドキュメンタリー写真詩集です。 巣立っていった子どもたちも、ページをめくると、厳しくも愛情深いばっちゃんの姿をありありと思い出すでしょう。 <著者> 中本忠子 1934年、広島市江田島市に生まれ、料理好きな祖母と母の背中を見て育つ。 40代半ば、広島市にて保護司として活動するなかで出会った少年の言葉をきっかけに、行き場のない子どもたちにごはんを作り始める。 以来39年間活動を続け、300人をこえる子どもたちに「ばっちゃん」と呼ばれ、慕われる。 食べて語ろう会 少年の非行・再非行防止を目的として2016年に設立したNPO法人。 中本忠子が理事長を務め、これまで中本個人で行ってきた活動をNPO法人として引き継ぎながら、活動を展開している。 発行者 落合加依子 デザイン・撮影 なりたいつか 編集 落合加依子 八幡実穂子 高丸晶子 印刷・製本 シナノ書籍印刷株式会社 【小鳥書房より】 そのままの素材と人情で味付された料理を通じて、生きる上での倫理観を、ばっちゃんがお腹いっぱいになるまで教えてくれます。

    1,540円

  • 【小鳥書房刊】本屋夜話 「小鳥書房文学賞」詞華集

    【小さな本屋による世界一身近な文学賞】   小さな出版社であり、まちの本屋でもある小鳥書房による「小鳥書房文学賞」。 2020年5月〜11月の募集期間を経て、167点もの作品が届きました。 ショートショート的作品から純文学的作品まで、「とり」文学の力作が勢ぞろい。 作者の思いを想像しながら、ひとつひとつ、一字ずつ受けとめる。 そうやって読んでいたら、本来10作品を選ぶはずが、どうしても絞りきれずに全12作品となってしまいました。 巻頭と巻末には、小鳥書房の本屋の写真を載せました。 夏の夜の小鳥書房。秋の夜の小鳥書房。 移ろう季節を本屋として過ごしながら、 出版社として、この本の編集を続けてきました。 作品と向き合う日々は、私たちにとっても幸せな時間でした。 こうしてようやく完成した『本屋夜話「小鳥書房文学賞」詞華集』が、 手にとってくださるみなさんに、お楽しみいただけますように。   【審査員】 田丸雅智(ショートショート作家) 伊集院 要(NHKチーフ・プロデューサー) 落合加依子(小鳥書房店主) 【掲載作品】 「茶鳥のチャドリー、ヒトを知る」ー多田長次郎 「私・芸能人・鳥」ー西木ファビアン勇貫 「鳥男のかなしみ」ー吉岡幸一 「ヒトリのハオト」ー小石創樹 「ただ白くてほそ長い鳥」ー堀部未知 「池くんの鶴」ー中村友理子 「トリ」ー沼田夏輝 「元不良ヒヨコが大空へ」ーそーちゃん(福岡少年院) 「夜明けのコーラス」ー高山ウエユ 「鳴いて、そして香れば」ー鞠子まりこ 「僕の王国」ー山田夏蜜 「とりとめのない話」ー大石早州王 *受賞作品の著者さんが住んでいる全国の町で、読書会も予定しています。日程が決まりましたらお知らせします。 *この本をお取り扱いくださる本屋さんやお店さん、ご連絡をお待ちしています!

    1,540円

  • 【小鳥書房刊】Hector

    『Hector』 田中さとみさんの個人誌『Hector(ヘクトー)』が創刊しました。 誌名は夏目漱石の飼っていた犬の名前「ヘクトー」にちなんでおり、犬の日(11月1日)に発売。400部限定・シリアルナンバー入りです。 「言葉の軽薄さにうんざりしながらもノートに言葉や詩を綴っていると、書いた文字列が動き出すような、セル画をパラパラ捲っているように、キャラクターが動き出すように感じる。犬のような叙述が踊ったり歌ったりしていると思うと楽しくて、ヘクトー君が明滅しながら散歩している罫線、移行しながら揺らいでいく「ミカンのノート」のようなものを探してみたい」(田中さとみさんのあとがきより) 表紙にエンボス加工された犬を起点にして、「明滅するヘクトー君」を感じていただければと思います。1冊1冊手押しして発送させていただきます。 ◉参加=田中さとみ(詩人)、中尾太一(詩人)、金川晋吾(写真家)、川口好美(文藝評論家) ◉目次 ・未完詩集 海の家まで 中尾太一 ・2021年6月の日記 金川晋吾 ・テクストごっこ(遊びの練習) 川口好美 ・草達磨と残雪  田中さとみ  テキスタイル type-シキ  The fuck glass patorol 写真 金川晋吾 ◉書誌情報 B6変形サイズ、並製、100頁、写真カラー 発売元 小鳥書房 発行日 2022年11月1日 ◉著者プロフィール(掲載順) 中尾太一 一九七八年、鳥取生まれ。縁があり、(おそらく)未発表の作品を掲載してもらえることになった。小詩集の体をとっているが、俯瞰してみてこれが自分の全詩集でもよいような気持ちになっている。出来云々ではなく近作を除いてぜんぶ恋歌だということに今あらためて気づくからだ。 金川晋吾 一九八一年、京都府生まれ。写真家。『father』(二〇一六年 青幻舎)、『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社)。自分が書いた日記を持ち寄って声に出して読む「日記を読む会」を不定期で開催している。二〇二二年七月から普段撮っている写真と日記を月ごとにまとめた「月報」をGoogle ドキュメント上にアップしている。 Instagram: shingokanagawa Twitter: kanagawashingo 川口好美  一九八七年、大阪府生まれ。文芸批評家。 昨年静岡県川根本町にカフェ&図書館&遊び場〝てんでんこ〟をオープンしました。皆さん遊びにいらしてね! くわしくは「川根本町てんでんこ」で検索してください。 田中さとみ 一九八六年、鳥取県生まれ。詩集に『ひとりごとの翁』(二〇一七年 思潮社)、『ノトーリアス グリン ピース』(二〇二〇年 思潮社)。犬と古本と猛者エビがなによりも好き。普段は、神保町にある古書店で働いており、本が好きな人と語らうことを楽しみにしている。古書店はタイムマシーンのようなところ、思い出の本を探しに行ける、懐かしい未来だと思っている。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    1,200円

  • 【小鳥書房刊】浮きて流るる 小鳥書房店主日記2021年3月〜2022年6月

    ★12月3日一般発売/11月20日文学フリマ@東京にて先行発売 『浮きて流るる』と名づけたこの本は、小鳥書房店主のおちあいがnoteで書いていた「店主の週日記」の2021年3〜5月、10〜11月、2022年1〜6月分をまとめたものです。 いいことも、よくないことも。 たえまなく立ち現れるできごとに対して、ちゃんと今日も心が動くことを嬉しく思いながら、毎晩、布団にもぐる前に日記を書いています。 堂々とお見せできるほどかっこよくも洗練されてもいないこんな日常ですが、日記をとおして、遠くて近いだれかと声のない会話を交わすことができたなら。 『浮きて流るる 小鳥書房店主日記2021年3月〜2022年6月』 著者=落合加依子(小鳥書房店主) 寄稿= 遠藤由実子、太田靖久、3月クララ、佐藤友理、柳沼雄太(掲載順) 挿画 k.kodai(WILLMAKERS) 編集・装幀 佐藤雄一(小鳥書房) 並製(雁垂れ製本)、B6変形、288ページ ISBN978-4-908582-10-3 定価:1,400円(税込) 発行:小鳥書房 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    1,400円

  • 小鳥書房オリジナルトート(夕焼け雲)

    風のように過ぎていく日々の中で、 私は、 数えきれない人とすれ違う。 同じ通勤電車に乗り合わせる旦那さん。 静かな喫茶店で独り、 クリームソーダを味わっていたおばあさん。 小さな手を引いて、 夕焼け雲を数えていたお母さん。 騒がしい町の片隅で、 かすみ草の花束を選んでいたおじいさん。 車窓の外を、 じっと見つめていた女の子。 彼らの物語を、私は知ることができないけれど。 本の世界は、 人と人を巡り合わせてくれる。 21世紀を生きる私と、 中世ヨーロッパの若者を。 平安の都を歩く少年を。 太平洋を進む老人を。 戦火の中で歌う少女を。 本は、 出会うはずのなかった者同士を、 繋ぎ合わせてくれる。 夕空の下 隣で寝そべる君の心を 私は覗くことができないけれど。 それでも、 あなたの惹かれる物語を通して あなたを知ることはできるだろうか。 柔らかい風が吹き抜ける。 こんな日は見晴らしの良い丘へ出掛けよう。 ラムネ色の空の下で、大地いっぱいに寝そべろう。 数えきれない物語と 果てしない出逢いを、 トートバッグいっぱいにつめて。 ============== 【イラスト】 たなかみさき 【サイズ】 本体:約W42×H38×D13 持ち手:約3×58 *オーガニックコットン100%。生地が厚く丈夫で、たくさんの本が入ります。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    2,200円

  • 小鳥書房オリジナルブックカバー(文庫/単行本)

    イラストレーター・たなかみさきさんに描き下ろしていただいたイラストをあしらった、 かわいいブックカバーができました。 文庫サイズは、本を読むことで鳥籠から飛び立つ女の子。 単行本(四六判)サイズは、夕暮れの原っぱで本を読むふたり。 本を手にしたときのきゅんとする鼓動を、ブックカバーにとじこめました。 *発送中に折れてしまうので、 ブックカバー単体でのご注文はお受けしておりません。 文庫サイズ、四六判サイズの書籍とあわせてご注文ください。 *各サイズ150円+taxです。ご注文いただいた書籍にあうサイズのブックカバーを、巻いてお届けいたします。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    165円

  • 小鳥書房オリジナルトート(旅立ち)

    日曜日の昼下がり。 ステンドグラスの窓がお洒落な、 小さい本屋さん。 ジャズのメロディが踊るお店の片隅に 彼が立っている。 柔らかなスーツと 味のある革靴。 開け放された窓を通り過ぎる風に 前髪が揺れる彼。 使い込まれた木棚から 一冊本を選び取り、 日差しの中へ消えていく彼。 名前も知らない彼を どうしたら知ることができるのかしら。 何に心惹かれ 何に涙を流し 何に想い揺さぶられるのか。 どうしたら知ることができるのかしら。 オレンジジュース色に空が染まる頃 私は家路に着く。 彼と同じ レモン色のカバーの本を一冊、 お気に入りのトートバッグの中に加えて。 星降る夜の冒険。 黄昏時のロマンス。 朝焼けの中の旅立ち。 彼が旅する世界に 飛び込むために。 ============== 【イラスト】 たなかみさき 【サイズ】 本体:約W30×H35 持ち手:約2.5×56 *オーガニックコットン100%。入れた本が、ほどよくうっすらと透ける厚みです。 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    1,320円

  • 桐朋オカルト研究会 応援Tシャツ(100枚限定)

    【すべてのオカルト・ラバーズに届け!】 小鳥書房の本屋がある国立市には、桐朋という中学・高校一貫の男子校があります。 その学校で活動する同好会である「オカルト研究会」の部長・田中俊作くんがまだ中学3年生だった2年前、たまたまふらっと小鳥書房に立ち寄ってくれて、「今度“オカルト研究会”を立ち上げようと思っているんです」と話してくれました。 小鳥書房の店主おちあいは「怪と幽」(KADOKAWA刊)という妖怪系雑誌の編集をお手伝いしているので、オカルト界の未来を担うかもしれない桐朋オカルト研究会の活躍を、以降ずっと陰ながら応援していたのです。 それから2年が経ち、部員は21人に増えたけれどまだ同好会のまま。 部活に昇格していない今はまだ学校からいただけるお金も少なくて、なんとか部費をやりくりしているという話をあるとき聞いて、 「小鳥書房が応援できることはなにかないかな」と考え、学園祭で部員のみなさんに着てもらうTシャツを制作することになりました。 すくない時間の中、福岡でデザイナーとして活動している長嶋さん、田中くん、おちあいの3人でデザインを考えた100枚限定オカ研Tシャツ。 桐朋オカ研の部員さんたちを、そしてオカルト界の未来を応援したいという方にも着ていただきたいと思っています。 町で着るにはちょっと派手なカラーですが、これを着ると、わたしもオカ研メンバーとして彼らの青春に混ぜてもらっている気持ちになります。 いっしょに楽しんで着てくれる方に、このTシャツをお手にとっていただけますように! *サイズとカラーは以下のプルダウンからお選びください。 *SMLのサイズ表示は、それぞれメンズ寄りのサイズ感で大きめです。 *このデザインは100枚限定です。 ■ オカ研部長の田中俊作くんより↓ ===== こんにちは!我々は桐朋高校の去年結成したばかりの新参同好会、オカルト研究会です。 高2 15人、高1 4人、中3 2人の合計21人で構成されています。 結成当初は一部の高2が中心となってオカ件を引っ張っている状態でしたが最近は積極的な後輩と共に一丸となって同好会を運営しています! 活動日は隔週水曜日。初めは一ヶ月に一回のペースで活動する予定でしたが少なすぎたため、二週間に一回活動しています。 活動場所は学校で最も古い校舎の一室です。 同好会は部活とは異なり、部室のような専用の部屋が持てないので、普段特別教室として使われている場所を放課後だけ借りて活動している状態です(悲)。 活動内容は月一回のペースで所謂心霊スポットと呼ばれている場所に遠征として行っており、そこでの実地調査を行っています。 他にも、普段学校では、オカルトのカードゲームを楽しんだり、藁人気製作など、工作も楽しんでおります。 オカ研が部活に昇格するには、一定のメンバーを確保したまま、あと1~2年活動を継続する必要があります。 部活に昇格すれば、部費が降りて自分たちの活動に費やすことができ、自分たちの専用部屋も持つことができます!どうぞ応援よろしくお願いします! ===== ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    3,500円

  • 【小鳥編集室刊】フクちゃんを救え! 池袋負傷猫をめぐるいのちの記録

    2020年2月末の池袋で、一ぴきの負傷猫は発見されました。 大きな傷を負った姿を見て、救いたいと集まった人たち。 著者の猫澤靖も、初めての捕獲体験に挑みます。 そのとき、保護猫団体・NPO法人東京キャッツアイ代表の 長谷川幸子さんという強力な助っ人が現れて!? その後、懸命な捕獲活動の末に無事に保護された負傷猫は、 「フクちゃん」と名づけられ、いまも治療と向き合いながら  必死に生きています。 この本は、フクちゃんとフクちゃんを救った長谷川さんの、 「いのちの記録」です。 【一章 フクちゃんから見た世界】 繁華街・池袋で生きていた、1ぴきの名もない猫。 ある日とつぜん起きた“それ”によって、なにもかもが信じられなくなってしまう。 それでもあたたかいヒトたちに囲まれて、傷をいやしていく……。 フクちゃんの心の声に耳をすませた物語です。 【二章 池袋負傷猫フクちゃん】 SNSで発信された、1枚の写真。 そこには、背中からおしりにかけて大きくえぐられて赤黒くなった、 1ぴきの猫が写っていました。 懸命な捕獲活動の末、保護された負傷猫の「フクちゃん」。 傷だらけだったフクちゃんの捕獲活動から、1年以上にわたる治療の記録です。 【三章 東京キャッツアイと長谷川さん】 「みーんな同じいのちだから」。 保護猫団体・東京キャッツアイ代表の長谷川幸子さんの言葉です。 30年以上もの間、外の世界で生きている猫たちの保護、 お世話をしてきた彼女にとって、どんな猫も大切なひとつのいのち。 その確固たる信念のもと運営されている、東京キャッツアイの日常がつづられています。 猫のいのちを守る現場、お見せします。 ※小学5年生以上で習う漢字にはふりがながついています。 ※発売日である2022年1月26日以降、順次発送いたします。 【著者】 猫澤 靖(ねこざわ せい) 札幌市出身。 15年前に保護猫2ひきを育てはじめるが、いつのまにか猫に育てられている。 現在は、先住猫に加え、保護した難病猫と預かりボランティアの子猫、あわせて5ひきと暮らす。 小説やエッセイなどの執筆のかたわら、 猫を通して出会った友人や、熱心な保護猫活動家の方々に魅せられ、 ボランティア活動や定期的な物資支援などを行なっている。 どんなハンデがあろうとも幸せになれる道があると信じ、猫たちの暮らしのかたちを日々模索中。  著書に『エーテルの衝撃』(講談社)がある。 発売日:2022年1月26日 単行本:136ページ 装丁・デザイン・DTP:向阪伸一、岩間佐和子(ニシ工芸) 写真:小野智光、猫澤 靖 編集:千葉夏季、落合加依子(小鳥書房) 印刷・製本:シナノ書籍印刷 取材協力:久保貴史、渡邊美智代(エイムクリエイツ) 出版社:小鳥編集室 ===== 【勝間 進(東京大学農学部 教授)より】 「保護猫活動」「シェルター」「地域猫」。これらは日頃からよく耳にする言葉ですが、多くの人がその実態を理解しているとは言い難いものです。私自身、保護猫の譲渡や預かりボランティアを通して、やっと少しずつですがその背後に潜む問題とともにわかってきたところです。 本著では、いろいろな視点から保護猫活動やその背景について、具体例をあげて記載されています。特に負傷猫を捕獲する時の実際やその治療の困難さ、保護活動を行っている方の生活が詳細に説明されており、それぞれが理解しやすい構成になっています。個人的には、保護猫活動には親身となってくれる病院との連携が不可欠であることや、猫にとっての本当の幸せが何かを常に考える必要があることを再認識するきっかけとなりました。 本著で登場する保護活動では、「猫ファースト」の方がどのような想いで活動をされているのかが詳細に記載されています。また、それと同時に、地域で暮らす猫や保護活動に対していろいろな思いを持つ人たちがいることにも触れられています。さらに、保護活動には継続性が必要であり、そのためには持続的な収入や支援とともに政治的な連携が必要であることにも言及されています。小中学生の方には一回読んだだけですべてを理解するのは難しいところもあるかもしれませんが、一度手にとってほしいと思います。本著との出会いが様々な年代や立場の人にとって、猫をはじめとする地球上の生物たちと共生していくとはどういうことなのか、一度立ち止まって考えてみる良いきっかけになると思います。

    1,650円

  • 【小鳥編集室刊】幸せになるための正しい不健康

    けがや病気をしても、「それを含めて自分」。 自分らしい生き方を考え、解決に導くヒントを提案します! 国家資格をもつ「あんまマッサージ指圧師」は、 マッサージのスペシャリストであり、 肩こり・腰痛などの症状だけでなく「その人全体」を診る存在です。 著者は、自分自身がけがで挫折した経験や、治療の現場のなかで感じた違和感から、 新たな健康観に気づきました。 それは、「不健康でも幸せになれる」ということ。 それを著者は「正しい不健康」であるといいます。 人は日々気づかないスピードで自然と老いていくものであり、 からだの不調に無理にあらがうのではなく、 自分のからだと向き合い、不健康を受け入れることでこそ得られる幸せがあるのです。 <1章> 「あん摩マッサージ指圧師」を知っていますか?/従来の仕事にとどまらず、新たな展開を考える/知名度は低い。けれど守るべき理由/あん摩マッサージ指圧師になりたい人へ伝えたいこと/自分の思いを込めた「コタツモリのこだわり」/変わり者が気づいた「幸せへの近道」/名前もなかった健康概念で人の力になりたい <2章> あたりまえにもっている無意識下の欲求/魅力的な生き方をするために知ってほしいこと/どちらがではなく、どちらも正しい/ふたつの健康概念を比べてみる/「幸せになるための正しい不健康」とは <3章> 日常生活で感じたことのある、健康に関する36のQ&A。 治療院、整骨院、接骨院、ほねつぎ、整体とかたくさんあるけれど、なにが違うの?/鍼や灸、マッサージの使い分けは?/いい治療院って、どうやって選ぶの?/いい施術者と悪い施術者の見極め方は?/リハビリとマッサージの違いって?/マッサージの「バキバキ」って意味があるの? 安全なの?/からだって歪んでいるの? 歪んでいたらまずいの?/根拠のない健康法に振りまわされてしまうのは、どうして?/ストレスが病気の原因にされるのはなぜ?/健康を望むことってダメなこと? ほか 【著者】 畠田大地(はたけだ たいち) あん摩マッサージ指圧師。治療院「コタツモリ」代表。 1985年、広島県呉市に生まれる。 四国医療専門学校を卒業後、香川県高松市にて複数の鍼灸接骨院や治療院に勤める。訪問医療マッサージや、機能訓練型デイサービスの立ち上げと運営などを経験し、独立。高松市内に治療院「北浜OASIS」を開業。 その後、熊本県へ移住し、治療院「コタツモリ」を開業。県内外で講演実績多数。 患者さんを健康にして差し上げたい思いがベースにありつつも、患者さんには「健康でなければならない」という焦りから解放され、ある程度の不健康さとともに歩む気楽さから生まれる幸せを大切にしていただきたいと考え、施術を行っている。 オフィシャルサイト http://hatakedataichi.info/ 発売日;2020年11月16日 単行本:176ページ ISBN-13:9784908582066 編集:落合加依子、千葉夏季(小鳥書房) デザイン:中村友理子 イラスト:オフィスシバチャン 出版社:小鳥編集室 【小鳥書房より】 「病気」「死」とは果たしてネガティヴなことなのでしょうか。身体の仕組みを紐解きながら、あなただけの”健康”をもう一度考えるきっかけになりますように。

    1,540円

  • 【小鳥書房刊】もっと自分を好きになる 育自のための小さな魔法ノート

    「自分で自分を慈しみ、自分を起点に世界を拡げること」の大切さを伝えている、「NPO法人 育自の魔法」。 育自の魔法は、「育自のための小さな魔法」というワークショップを全国各地で開催しています。 代表の山口ひとみ氏の「お母さんが自由に話せる場所を作りたい」との思いから始まったこの活動でしたが、 開催の場が、市民団体、自治体、企業などと拡がるにつれ、 老若男女問わずすべての人が受講できるプログラムへと成長しました。 いまや年間受講者数は毎年1,000人を超えます。 本書は、そんな人気のワークショップの内容にそって進んでいきます。 もちろん、本にしか載っていない特別なワークも盛りだくさん。 本書の ワークは Part1 人生を語ろう -過去の自分と対話しよう- Part2 好きを語ろう -現在の自分と対話しよう- Part3 未来を自由に描こう -未来の自分と対話しよう- というように、過去、現在、未来の自分と順番に向き合っていきます。 ナビゲート役のひとみ魔女の案内に沿って進んでいけば、誰でもじっくりとワークに取り組むことができます。 自分と向き合いたいときに、また、誰かと時間を共有したいときに手にしてほしい1冊です。 大切な人への贈りものとしてもぴったり! NPO法人 育自の魔法(いくじのまほう) 2013年、代表・山口ひとみ氏を中心とした7名のメンバーで設立。 現在の会員数は100余名。 全国各地で530回以上開催しているワークショップでは、 世代を問わず、これまでに3,300人以上が受講してきた(2016年12月末)。 子育て中のお母さんやお父さん、介護に従事する人、家族を大事にしたい人など、 受講者の世代や受講理由はさまざま。 「自分をまず大事にしよう。自分に優しくできてこそ、目の前の人を尊重できる。 そこから家庭や職場、地域、そして世界に“思いやりの輪”が広がっていく」 という思いを届けるべく活動している。 タイトル:もっと自分を好きになる 育自のための小さな魔法ノート 出版社: 小鳥書房 (2016.12.17) 112ページ 装丁・デザイン:成田一加 イラスト:渡邊さち 編集協力:山口ひとみ 編集:落合加依子 八幡実穂子 印刷・製本 シナノ書籍印刷株式会社 ※初版分は完売しており、2刷は黄色いカバーに変更しています。

    1,100円

  • 【小鳥編集室刊】まあくんは雨がすき

    生まれてからいちどもお話ししたことがない男の子、まあくん。 お友だちはいないけれど、雨がふったとき、 いろいろな音がまあくんにお話ししてくれます。 だから、まあくんは雨の日がすきなのです。 4才のおたんじょう日の朝。 (雨止んじゃった……) と、ちょっとかなしくなっちゃったまあくんに、お姉ちゃんが言いました。 「まあくん! 雨のないおたんじょう日ははじめてね。 今日はきっととくべつなおたんじょう日かもよ。 ふたりでどうぶつえんに行きましょっ!」 ーーそうして、まあくんとお姉ちゃん、 ふたりだけの、おとなには秘密の小さな冒険がはじまります。 ひとりのおばあちゃんがつむぐ、5つの家族の物語。 今までも、そして、これからも、大切な人への想いは続きます。 <収録作品> ●ひとつめ  まあくんは雨がすき ●ふたつめ  しきたりすずめ ●みっつめ  ひいおばあさんのタイムカプセル ●よっつめ  かばんのなかみなあに ●いつつめ  ほごねこのハナ <作・絵> 笹村美穂子(ささむらみほこ) 1946年、東京都に生まれる。 1987年から2000年にかけて、自己流の水彩画個展を東京都国立市にて10回あまり開催する。 縁があり、ささやかな夢でもあった児童書を出版することになった。 二児の母。 「今年47才の息子は、重度の知的障害をもっています。 幼いとき、なにもない部屋のすみや暗い天井を見つめて、 楽しそうな声で笑っていることがありました。 この子だけに見えるものがあったのでしょうか。 私は、言葉のないこの子に誰かが楽しいプレゼントをしてくれたのかな、 と思っていたものでした」 発行:小鳥編集室 編集:落合加依子、千葉夏季(小鳥書房) 装丁:嶋田翔伍(烽火書房) 印刷:藤原印刷 【小鳥書房より】 彩りで溢れたストーリーが雨の音となって奏でられる世界を、感覚を研ぎ澄ませながら覗いて見てください。

    1,430円

  • 【小鳥編集室刊】きみがいるから 40人のどうぶつイラストブック

    「人が人に、人がどうぶつに、優しくなれますように」 新進気鋭のイラストレーター40人による心温まるイラストが言葉とともに綴られ、 人とどうぶつの未来を考えるきっかけをくれる作品集です。 どうぶつはわたしたちにとって親しみのある存在である一方で、 どうぶつを取り巻く環境には、まだ多くの問題もあります。 愛するどうぶつとの優しい記憶、やわらかな日常。 わたしたちの大切なものを、大切にするためのイラストブック––– ■収益は、全て株式会社シロップが運営する保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」へ寄付されます。 ■発売日は9/20です。9/18以降、順次発送いたします。 ■56ページ、カバー・帯つき <イラスト> 朔良/オダメリ/kushida maco/mona/かまさきひろみ/sakio/あおね琳/なお【空想絵画物語】/ささの /TAPI 岡/ 光音/こまち/アサミ/Meg Takano/兼濱麻美/蒼魚/fumika/K.K/shikunu・貴明/あめばねさい/ いしもりなこ/しんご/Kat Dessen(エカ)/迷迭香/「きおくのかけら」なつみ/MATSUKO/和鶴/Ractice./⻤辰 カケル/水谷霖/ 嶺王ゆうすけ/花野ことり/まり藻/すなほ/葉月まっち/MAOBAB.soulart/せきねまりの /hitomi/ひなこ/河原奈苗 <著者> RainbowRoad 2018年4月、井内友理恵が発足。 どうぶつ保護団体への寄付を呼びかけるチャリティーイベントを主催し、収益を「一般社団法人つなぐいのち」へ寄付。 2018年9月、奥村 茂が加入。 継続的な寄付とどうぶつをめぐる現状の周知を目的とした活動のため、絵本出版プロジェクトを開始し、 2019年1月、「一人一展2019」にて井内による絵本原案のショートストーリー『カナメの笑顔』を展示。 2019年6月、『きみがいるから 40人のどうぶつイラストブック』の出版に向けたクラウドファンディングを成功させ、 人とどうぶつがより豊かに共生できる社会の実現のため、 「エンタメ× 動物福祉」という新しい社会貢献の活動を本格的にスタートさせる。 発行者 落合加依子 発行所 小鳥編集室 編集 落合加依子 矢延絵美 装丁・デザイン 奥村茂 印刷・製本 藤原印刷株式会社 【小鳥書房より】 言葉を話せる人間同士でも、コミュニケーションを取ることは決して簡単なことではないと思います。動物たちは、そんな人間に優しさやココロの触れ方などを教えてくれるのかもしれません。

    1,650円

  • いちどきりのおくりもの

    「ぼく うまれたがってたんだ…」 まわりと比べられ、ひとりぼっちで泣いていた小さなペンギンの子は、お月さまの光にみちびかれて夜空に羽ばたく。 あたたかい光に背中をおされて、ペンギンの子の心に芽生えたものとは————。 お月さまとの一夜の旅が、ペンギンの子の一生をやさしく照らします。 「やさしい光を放っている、お月さまとペンギンのふしぎな物語。 誰にでもある懐かしい思い出、大切にしたいですね。」 ———— 楠田幸雄さん (長崎ペンギン水族館 館長) この作品は、公開編集会議を経て形になりました。 作者と編集者だけでなく、読者目線の意見も取りいれて、みんなで悩み、考えを巡らせてかたちにした「みんな」のための絵本です。 愛に包まれたこの物語が、誰もが感じたことのある孤独や、生きる苦しみに寄り添います。 ■発売日は2019年10月19日。それからの発送となります。 <作者> すぎうらえいか 1986年、東京都に生まれる。絵本作家。 日本女子大学家政学部児童学科にて絵本について学び、2015年より絵本制作を開始。 きむらゆういち氏主宰「ゆうゆう絵本講座」に参加。 2016年、日本児童文学者協会「あなたのとなりにある不思議」入選。 「にじ色のえほんとおはなし展」(積雲画廊) 「えほん展」(ミレージャギャラリー)、「カラフル自由研究〜絵本編〜」(ギャラリー ちいさなつき)など出展多数。 うさぎが大好きで、ペンギンも好き。 著者 すぎうらえいか 発行者 落合加依子 発行所 小鳥書房 編集 落合加依子 中山京子 編集協力 あらやはるのぶ 水石紗穂 織田祥代 千野龍也 横田和子 装丁・デザイン すぎうらえいか 英訳 眞野裕美 Diana C Nadas 印刷・製本 シナノ書籍印刷株式会社 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    1,650円

  • 【雑貨】小鳥書房オリジナルバッグ(限定100個)

    小鳥書房のロゴを大きく印刷した、 オリジナルのコットンバッグが完成です! 小鳥が空をかける姿をイメージして、この色合いになりました。 スーパーの買い物ぶくろとして使うには、 少々心もとない厚さですが、 本や上着、小物などを入れる用として、 カバンにひそませておくにはぴったりです。 暮らしのなかで、あたりまえにお使いいただければと思います。 素材 :コットン(やや透けるくらいの厚さ) サイズ:A4がラクラク入ります カラー:スカイブルー/ロゴはダークブラウン ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    480円

  • こころへのまなざし 児童養護施設で学んだ子どもと本音で向き合うヒント

    ■書籍紹介 大学を卒業して、すぐに飛び込んだ児童養護施設という児童福祉の実践現場。 著者の体験を通して学んだこと、実践において必要なことなどを平易な言葉で読みやすくまとめました。 勉強会などのテキスト資料として、ご活用いただければ幸いです。(発行元webサイトより) ■もくじ はじめに 第1章 知ろうとすること  1 子どもの心をわかろうとしているか?  2 成長につながる「きっかけ」とは?  3 その子に届く愛情や思いやりの伝え方  4 人柄にふれるコミュニケーションからはじめる  5 「キミのプライドはどこにある?」 第2章 ありのままを受け入れる  1 可能性を信じて︑待つ  2 共感からはじまる養育  3 素直に、まっすぐに、正直に、誠実に子どもと向き合う  4 何気ない言葉が子どもの孤独を救う  5 子どもから拒否、反発にあうときは 第3章 心遣いのその先に  1 「いい子」ではなく「わかる子」に育てるために  2 子どものペースを受け止める  3 完璧なケアは存在しない  4 子どもにとっての「安全地帯」になる  5 不信感を信頼感に変えられるように 第4章 「児童養護施設職員」として生きる  1 ぼくが児童養護施設の職員になるまで  2 すべては子どもの幸せのために  3 子どもを育てるとき、まず信じるもの  4 伝わるまで諦めない  5 自分を知り、たえず自己検証する  6 職員が果たすべき「責任」とは  7 子育ては仕事? 限界ラインと仕事の質 第5章 「育つ」こと  1 ケアの力量、「実践力」﹂を高める  2 ぶれないスタンス(立ち位置)とセンス(感性)をもつ  3 子どもの自立のためにできること  4 立ち止まって考えることが成長の近道になる  5 「もう動けない」と悩んでしまったら  6 未来に向かって進む おわりに        藤井美憲『こころへのまなざし』に寄せて 著 者:藤井美憲 頁 数:358ページ サイズ:180×104×172mm 定 価:1,870(1,700+税)円 編集・装丁:小鳥書房 販 売:ぶんしん出版 発売日:2023年6月17日 ISBN978-4-89390-204-7 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    1,870円

  • 死なれちゃったあとで

    遺書らしい遺書はなかったが、走り書きのメモがあったということ。そのメモの半分くらいは、血液やら体液やらで滲んで判読不能になっていること。読める部分としては、何人かの身近な人にあてて、簡単な感謝と謝罪の言葉がつづられていたこと。そしてもう一つ、こう書かれていたということ。 情けない人生でした。 (あらすじ参照) ー器用に生きていた後輩の自死、絶叫の葬式、海で溺死した父、、忘れられない喪失の記憶を炙り出すエッセイ集ー 2024年3月25日 初版発行 著者プロフィール 前田隆弘 まえだたかひろ 1947年福岡市生まれ。フリーランスの編集者・ライターとして、インタビューを中心に精力的に活動

    1,870円

  • TOKYO STYLE

    1990年初頭、バブル崩壊前後の都内で撮影された、なんでもないけどリアルな東京の居住空間。撮影時期からおよそ25年を経てリリースされるのは、未収録カットやフォローアップ記事などを加えた812ページ、約600MBのデジタルリミックス版。 マスコミが垂れ流す美しき日本空間のイメージで、なにも知らない外国人を騙すのはもうやめにしよう。僕らが実際に住み、生活する本当の「トウキョウ・スタイル」はこんなものだ! (あらすじ参照) あたり前のように使っている自分の部屋。 他人から見てみると、 部屋だけで!住んでいる人の"色"が表れ、生活すらもありありと想像できてしまう、、性格や好きなものまで、、 ユニークさのある鋭い言葉で綴られていく部屋の紹介。思わずクスッとして誰かに共有したくなるそんな一冊です。 著者プロフィール 都築響一【著】 つづききょういち 雑誌『POPEYE(ポパイ)』や『BRUTUS(ブルータス) 』の編集を経て、全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインの分野で執筆・編集活動を続けている。 TOKYO STYLE ちくま文庫 2023年 3月18日 第1刷発行 2024年8月5日 第16刷発行 

    1,760円

  • それいけ!妖怪旅おやじ

    あの名コンビが、知られざる伝説地を目指して西へ東へ。愛憎半ばの珍道中! 名所から穴場まで、おばけの伝説地を目指して西へ東へ! “あの”名コンビ+αが、全国各地に点在する伝説地を訪ね歩く。 茨城の旧家に受け継がれてきた「河童の妙薬」を譲り受ける。 鬼のスーパースター・酒呑童子と茨木童子の出生地を探して新潟へ。 高い山が少ない房総半島で、あえて天狗を訪ねる。 『稲生物怪録』の舞台・広島には京極夏彦氏も参加。 江戸の七不思議から「妖怪」を七つピックアップ。 国道16号沿いに分布するダイダラボッチ伝説を強行軍で巡る。 伊豆大島に伝わる民間信仰「日忌様」の謎を追う。 九尾の狐と殺生石を求めて栃木と福島へ――。 ときに手を取り合い、ときに罵り合い、一喜一憂しながら「妖怪馬鹿」が各地を廻る。 妖怪ライター・村上健司による探訪記&妖怪研究家・多田克己による解説で、ゆるく、深く楽しめる! 今日からあなたも妖怪旅おやじ!? 雑誌「怪と幽」創刊号から続く人気企画が待望の書籍化。 もくじ はじめに 第一回  「河童の妙薬」の伝説を訪ねる        コラム 河童が伝授した秘薬 第二回  酒呑童子と茨木童子の伝説を訪ねる 前編        コラム 酒呑童子は何者か? 第三回  酒呑童子と茨木童子の伝説を訪ねる 後編        コラム 茨木童子と渡辺綱 第四回   『稲生物怪録』の舞台を訪ねる        コラム 大魔王、山本太郎左衛門 第五回   房総半島の天狗を訪ねる 前編        コラム 飯縄権現は妖怪か神仏か? 第六回   房総半島の天狗を訪ねる 後編         コラム 天狗歴史総論 第七回   江戸の七不思議の妖怪部分だけを訪ねる 前編        コラム 割り切れない不可思議 第八回   江戸の七不思議の妖怪部分だけを訪ねる 後編        コラム 七不思議のふしぎ 第九回   大中寺の七不思議と佐野の小豆とぎ婆を訪ねる        コラム 小豆を磨ぐ音の正体 第十回   国道16号沿いのダイダラボッチ伝説を訪ねる 前編        コラム ダイダラボッチはどこから来たのか 第十一回 国道16号沿いのダイダラボッチ伝説を訪ねる 後編        コラム 巨人伝説は巨神と大蛇神話に由来する 第十二回 古都鎌倉の妖怪伝説を訪ねる        コラム 鎌倉幕府滅亡を告げた天狗と、神徳を示した天狗 第十三回 伊豆大島の日忌様を訪ねる         コラム 日忌様と海難法師 第十四回 殺生石と九尾の狐伝説を訪ねる        コラム 殺生石は祟らない? おわりに (版元webサイトより) 著者 村上 健司 著者 多田 克己 発売日:2023年11月01日 判型:四六判 商品形態:単行本 ページ数:304 ISBN:9784041117187 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    1,980円

  • 鬱の本

    【点滅社noteより】 本が読めないときに。 鬱のときに読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。 「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。84人の鬱の本のかたち。 夏葉社さまが刊行している『冬の本』にインスパイアされてつくった作品です。 この本は、「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちからつくりました。どこからめくってもよくて、一編が1000文字程度、さらにテーマが「鬱」ならば、読んでいる数分の間だけでも、ほんのちょっと心が落ち着く本になるのではいかと思いました。 病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など、様々な「鬱」のかたちを84名の方に取り上げてもらっています。 「鬱」と「本」をくっつけたのは、本の力を信じているからです。1冊の本として『鬱の本』を楽しんでいただくとともに、無数にある「鬱の本」を知るきっかけになれば、生きることが少し楽になるかもしれないという思いがあります。 この本が、あなたにとっての小さなお守りになれば、こんなにうれしいことはありません。あなたの生活がうまくいきますように。 ※本書は、うつや、うつのような症状の方のためのマニュアル本や啓発本ではありません。そのため、例えば「うつ病の具体的な治療方法」などは書かれておりません。ご了承ください。 目次 「鬱」ベースの社会に (青木真兵) 怪談という窓 (青木海青子) 犬に限らず (安達茉莉子) にぐるまひいて (荒木健太) 世界の色 (飯島誠) 形を持った灯りを撫でる (池田彩乃) 棚からぼたもち落ちてこい (石井あらた) ブランコ (市村柚芽) 憂鬱と幸福 (海猫沢めろん) 世界の最悪さを確認する喜び (大谷崇) 人と共感できず、なにしろもがいていた頃の話 (大塚久生) 椎名誠『僕は眠れない』 (大槻ケンヂ) 高校時代 (大橋裕之) ウツのときでも読める本 (大原扁理) 低迷期の友 (荻原魚雷) 多摩川で石を拾おうとした (落合加依子) ポジティブ。 (柿木将平) 布団からの便り (梶本時代) 『金髪の草原』の「記憶年表」 (頭木弘樹) やらない勇気 (勝山実) 天窓から光 (上篠翔) 生れてくるという鬱 (切通理作) 「できない」自分との付き合い方 (こだま) 深い深い水たまり (小見山転子) 我輩はゴムである (ゴム製のユウヤ) 鬱の本 (佐々木健太郎) 弱々しい朝 (笹田峻彰) 不良作家とAI (佐藤友哉) ある日、中途半端に終わる (左藤玲朗) 本は指差し確認 (篠田里香) ゆううつと私 (柴野琳々子) 中学生日記 (島田潤一郎) 俺は鬱病じゃない (下川リヲ) あの娘は雨女 (菅原海春) 旅 (杉作J太郎) 十九歳と四十七歳の地図 (鈴木太一) 悪意の手記を携えて (第二灯台守) 願い (髙橋麻也) 君も蝶 (髙橋涼馬) 静止した時間の中で (高村友也) Life Goes On (瀧波ユカリ) 鬱時の私の読書 (滝本竜彦) ちいさな救い (タダジュン) いのちの気配 (谷川俊太郎) 喘息と明るい窓 (丹治史彦) 毎日があるまでは (輝輔) とかげ (展翅零) 沈黙のオジオン (トナカイ) 大学をやめたい (鳥羽和久) 西村賢太という比類なき衝撃 (友川カズキ) 空の大きさと愛の切符 (友部正人) たたかれて たたかれて 鍛えられる本と人 (豊田道倫) 神経の尖った人の見る世界 (鳥さんの瞼) かけ算とわり算 (永井祐) 2023年4月 (七野ワビせん) 曖昧なものの博物館 (西崎憲) 戦友 (野口理恵) きこえる声で話してくれた (初谷むい) 言葉の声が案内してくれる (東直子) ゲーテをインストールする。 (Pippo) 脱法ドラッグ米粉 (姫乃たま) 何度もめくる、自分はここにいる (緋山重) 深夜のツタヤ (平野拓也) このバカ助が (pha) NHKにさよなら! (ふぉにまる) 鬱、憂鬱、10代、と言われ放出したレテパシー (古宮大志) 鬱は小説の始まり (増田みず子) ため息を深く深く深く深く……ついてそのまま永眠したい (枡野浩一) 人間の鬱 (町田康) 憂鬱な銀河 (マツ) それがかえって (松下育男) 夕に光 (miku maeda) あなたが起きるまで (みささぎ) ダメになって救われる――町田康のこと (水落利亜) うつのサーフィン (水野しず) 本が読めた日 (無) 蜘蛛と解放区 (森千咲) 俯きながら生きている (森野花菜) 喋らないヒロイン (山崎ナオコーラ) 悲観論者のライフハック (山﨑裕史) たぶん、不真面目なんだと思う (山下賢二) ぼくの精神薬 (屋良朝哉) なにかに抱かれて眠る日がある (湯島はじめ) 定価:1800円+税 発売日:2023年11月下旬発売予定 装丁・装画:平野拓也 編集協力:鷗来堂 印刷:中央精版印刷株式会社 判型:B6変形判 規格:上製丸背 あじろ ISBN:978-4-9912719-3-9 C0095 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    1,980円

  • 二本あしのワンコ すみれちゃん、生きる

    迷子になった元保護犬の柴犬・すみれちゃん。 電車にひかれたとみられ、左の前あしと、うしろあしを失った瞬間から、運命は大きく変わりました。 二本あしのワンコが伝えてくれた「命」の重み、そして「生きることをあきらめない」こと。 ●すみれちゃんは、2016年4月9日、群馬県前橋市内の上毛電鉄線路内で、 大けがをしているところを警察官に保護されました。 左の前あし、後ろあしが失われた状態で、電車にひかれたものとみられています。 ●事故の日は土曜日で、市役所などとの連絡もつかず、飼い主もわからぬまま。 保護された警察署では、「拾得物」として、けがの治療もされず、 ケージの中で水だけを与えられて2日間を過ごしました。 ●月曜日、ようやく飼い主さんと連絡がついたとき、傷口にウジがわくほど状態は悪化していました。 飼い主さんは「安楽死」さえ考え始めるのでしたが……。 著者:すみれのしっぽ 柴犬・すみれちゃんを応援するボランティアの仲間たち。 群馬わんにゃんネットワークが母体となっている。 群馬わんにゃんネットワークは、2007年12月、人と動物がともに幸せに生きられる環境づくりを目指し、 特定非営利活動法人(NPО法人)として設立。 群馬県高崎市を中心に活動し、適性飼養に関する啓発、避妊・去勢手術の推進、 犬や猫を迎えてくれる「あたたかい家族をさがすプロジェクト」などを行っている。 群馬県、前橋市、高崎市犬・猫譲渡事業登録団体。 (出版元ウェブサイトより) 発行所 株式会社セブン&アイ出版 写真/sora 動物が大好きな写心家で保護犬、保護猫の撮影ボランティア。 装丁・本文デザイン 坂井正規 編集 沢田浩 落合加依子 ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    1,430円

  • 谷保ZiNE

    【公式noteより】    ー あなたはなぜ国立・谷保にいるのか。    ー 国立・谷保ってどんなところ?    ー どうして国立・谷保にいる?    ー それぞれの文章を読んでどんなことを思った? あなたはなぜ国立・谷保にいるのか。 前書きとして『谷保ZiNE』を手に取ってくださる方々への思いを記載しています。 国立・谷保ってどんなところ? 国立と谷保についての概要や住人のおすすめスポットを、写真と地図を使って表現しています。観光雑誌や行政の発行するパンフレットとはまたちょっと違ったポイントから見ています。   どうして国立・谷保にいる? 執筆者6名がそれぞれ「国立・谷保になぜ「いる」か」を文章と写真で記事にしています。エッセイや小説、時間軸での比較や分析など、6名の異なる視点で見る国立・谷保が描かれております。 それぞれの文章を読んでどんなことを思った? 執筆者による座談会を開き、他の執筆者の文章を読んだ感想や、そこから広がる谷保という街への想いが語られています。 『谷保ZiNE』って結局どんな本なの? 「結局はどんな本なのか?」と聞かれたら私は「谷保にいる人、そしてこれから来るかもしれない人たちへのラブレターです」と答えます。他の執筆者の方々はまた違った答えが出ると思います。 この本を手に取ってくださった方が、国立・谷保に来てみたくなったり、自分の街について考えるようになってくださったら嬉しいです。 『谷保ZiNE』A5/表紙・本文フルカラー/本文26P ※ 店頭でも販売していますので、先に店頭で売れた場合は品切れとなりますのでご了承ください。

    700円

  • 悪口ってなんだろう

    友だち同士の軽口とはなにが違うのか。あだ名はどういう時に問題になるのか。悪口を言うことはなぜ面白い感じがするのか。言葉の負の側面から、その本質を知る。 この本の内容 悪口はどうして悪いのか。友だち同士の軽口とはなにが違うのか。悪口を言うことはなぜ面白いのか。負の側面から人間の本質に迫る。 この本の目次 1 悪口はどうして悪いのか(人を傷つけるから悪いのか 悪意があるから悪いのか 人のランクを下げるから悪い ほか) 2 どこからどこまでが悪口なのか(口が悪い お互い様 あだ名と悪口ライセンス ほか) 3 悪口はどうして面白いのか(笑いと悪口 悪口の脳研究 狩猟採集民の悪口 ほか) 著者 和泉悠一 発行 筑摩書房 刊行日: 2023/08/03 判型:新書判 (版元webサイトより)

    880円

  • あなたの代わりに読みました

    政治から文学まで、意識高めの150冊 10年間、あなたの代わりに読んできました。話題書150冊の「肝の1文」を並べてみたら、いまの日本に至るまで、10年間の進歩、退歩、あし踏みが見えてくる。「週刊朝日」連載の「今週の名言奇言」を再編集・再構成した一冊。 著者 斎藤 美奈子 発行 朝日新聞出版社 発売日 2024年5月20日 四六判並製  352ページ 

    1,980円

  • 明日から出版社

    本当は就職をしたかった。でも、できなかった。33歳のぼくは、大切な人たちのために、一編の詩を本にすること、出版社を始めることを決心した―。心がこもった良書を刊行しつづける「ひとり出版社」夏葉社の始まりから、青春の悩める日々、編集・装丁・書店営業の裏話、忘れがたい人や出来事といったエピソードまで。生き方、仕事、文学をめぐる心打つエッセイ。 この本の目次 1 ひとりで出版社をはじめる(従兄が死んだ 室戸 仕事を探す日々 Iのこと 人生は真っ暗だ ほか) 2 よろこびとかなしみの日々(『冬の本』のよろこび。その一 『冬の本』のよろこび。その二 出版社をたたみたい 町の本屋さんが好き 古本が好き ほか) 文庫版書き下ろし 四五歳のぼく 著者 島田潤一郎 発行 筑摩書房 発行日 2022/06/09 判型:文庫判 ページ数:336 島田 潤一郎 シマダ ジュンイチロウ 1976年高知県生まれ、東京育ち。日本大学商学部会計学科卒業。大学卒業後、アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指していたが、方向転換。2009年9月に出版社・夏葉社を東京の吉祥寺で創業した。著書に『古くてあたらしい仕事』(新潮社)、『父と子の絆』(アルテスパブリッシング)、『90年代の若者たち』『本屋さんしか行きたいとこがない』(岬書店)がある。 (版元webサイトより)

    968円

  • シティ・ポップ文化論

    シティ・ポップから考える都市・音楽・イメージ シティ・ポップを準備した70 年代の都市文化から80 年代の流行、そして2020 年代の世界的なリバイバルまで 現在進行系のカルチャーの輪郭を捉える9 つの講義を収録! 70~80年代の日本で流行し、近年、国内外のミュージシャンやリスナーから再発見されリバイバルしている「シティ・ポップ」。雑誌、書籍、テレビやラジオなど、さまざまなメディアで特集されるなど、シティ・ポップは今まさに再定義・再言説化されつつあるが、本書ではそうした議論を踏まえ、さまざまな領域を専門とする執筆者が、シティ・ポップを取り巻く流動的な状況と歴史を、多角的に分析する。 インターネットを中心に起きた現在のリバイバル、80年代当時の文化的状況、シティ・ポップを準備した都市文化の隆盛、世代を超えた評価の背景、アジアやアメリカなど諸外国での受容と展開など……シティ・ポップを起点に、都市、音楽、イメージ、そしてそれらの関係性について考えていく。 2022年に東京都立大学で開催され大きな話題となった連続講義が待望の書籍化。 目次 はじめに 日高良祐 第1講 ミームの幻視と音楽ビジネスの都市再開発 柴那典 第2講 シティ・ポップの「シティ」はどこか──ポピュラー音楽の都市論 加藤賢 第3講 シティ以前の東京から──移動と切断から考える都市文化 宮沢章夫 第4講 一地方都市としての東京──シティ・ポップの原風景 川村恭子・輪島裕介 第5講 記憶に埋め込まれた音楽 小泉恭子 第6講 上京者のポップ──そしてディスコから見たシティ・ポップ 輪島裕介 第7講 東南アジアのローカルな「シティ・ポップ」──シティ・ポップにカギ括弧をつける 金悠進 第8講 リバイバルのテクスチャー──スタジオ・ミュージシャンとテクノオリエンタリズム 大和田俊之 第9講 同時代としてのシティ・ポップ 江口寿史・楠見清 プロフィール [編著] 日高良祐(ひだか・りょうすけ) 1985年宮崎県生まれ。京都女子大学現代社会学部講師。専門はメディア研究、ポピュラー音楽研究。編著に『クリティカル・ワード ポピュラー音楽─〈聴く〉を広げる・更新する』(フィルムアート社、2023)、分担執筆に『ポストメディア・セオリーズ─メディア研究の新展開』(ミネルヴァ書房、2021)、『技術と文化のメディア論』(ナカニシヤ出版、2021)など。 [著] 柴那典(しば・とものり) 1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。京都大学総合人間学部を卒業、ロッキング・オン社を経て独立。音楽を中心にインタビューや執筆を手がけ、テレビやラジオへのレギュラー出演など幅広く活動する。著書に『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版、2014)、『ヒットの崩壊』(講談社現代新書、2016)『平成のヒット曲』(新潮新書、2021)、共著に『渋谷音楽図鑑』(太田出版、2017)、『ボカロソングガイド名曲100選』(星海社新書、2022)など。 加藤賢(かとう・けん) 1993年愛知県生まれ。大阪大学文学研究科文化表現論専攻博士後期課程。専門はポピュラー音楽研究、都市社会学、文化政策学。論文に「渋谷に召還される〈渋谷系〉─ポピュラー音楽におけるローカリティの構築と変容」(『ポピュラー音楽研究』24号、2020)、共著に『シティポップとは何か』(河出書房新社、2022)、『クリティカル・ワード ポピュラー音楽─ 〈聴く〉を広げる・更新する』(フィルムアート社、2023)、The Life, Death, and Afterlife of the Record Store: A Global History (New York: Bloomsbury Publishing, 2023)など。 宮沢章夫(みやざわ・あきお) 1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家・早稲田大学文学学術院教授。1990年、演劇ユニット「遊園地再生事業団」を結成し、1993年戯曲『ヒネミ』(白水社)で岸田國士戯曲賞を受賞、2010年『時間のかかる読書』(河出文庫)で伊藤整文学賞(評論部門)を受賞。2022年9月死去。 川村恭子(かわむら・きょうこ) 東京都生まれ。音楽を中心とする文筆業。19歳から20歳にかけてNHK-FM『サウンド・ストリート』のDJを学生ながら担当。その後、「春一番コンサート」や「ハイド・パーク・ミュージック・フェスティバル」など音楽に関わるイベントやライブを企画、テレビ番組のリサーチ、企画、構成なども手がける。編共著書に『THE BOOM 海を渡る唄』(JICC出版局、1993)、『風都市伝説─1970年代の街とロックの記憶から』(音楽出版社、2004)の構成協力執筆など。 輪島裕介(わじま・ゆうすけ) 1974年石川県生まれ。大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻教授(音楽学)。専門はポピュラー音楽研究、近代音曲史。著書に『創られた「日本の心」神話─演歌をめぐる戦後大衆音楽史』(光文社新書、2010)、『踊る昭和歌謡─リズムからみる大衆音楽』(2015)、『昭和ブギウギ─笠置シヅ子と服部良一のリズム音曲』(以上NHK出版新書、2023)など。 小泉恭子(こいずみ・きょうこ) 1966年生まれ。中央大学兼任講師。専門は音楽社会学、ポピュラー音楽研究、メディア文化論。主著に『音楽をまとう若者』(勁草書房、2007)、『メモリースケープ─「あの頃」を呼び起こす音楽』(みずす書房、2013)。 金悠進(きむ・ゆじん) 1990年大阪府生まれ。東京外国語大学講師。専門はインドネシア地域研究。著書に『ポピュラー音楽と現代政治―インドネシア─自立と依存の文化実践』(京都大学学術出版会、2023、樫山純三賞)、『越境する〈発火点〉─インドネシア・ミュージシャンの表現世界』(風響社、2020)など。 大和田俊之(おおわだ・としゆき) 1970年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。専門はポピュラー音楽研究。著書に『アメリカ音楽の新しい地図』(筑摩書房、2021)、『アメリカ音楽史』(講談社、2011)、編著に『ポップ・ミュージックを語る10の視点、2020』(アルテスパブリッシング)。その他に長谷川町蔵との共著『文化系のためのヒップホップ入門1、2、3』(アルテスパブリッシング、2011、18、19)など。『山下達郎のBRUTUS SONGBOOK』(マガジンハウス、2018)の解説を担当。 楠見清(くすみ・きよし) 1963年生まれ。東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科准教授。専門は出版学、文化政策学、芸術評論。単著『ロックの美術館』(シンコーミュージック・エンタテイメント、2013)、『無言板アート入門』(ちくま文庫、2023)、『ポップ・オン!』(2024年春刊行予定)。展覧会キュレーション「TOKYO ARTE POP江口寿史×ルカ・ティエリ二人展」など。 江口寿史(えぐち・ひさし) 1956年熊本県生まれ。マンガ家・イラストレーター。1977年「週刊少年ジャンプ」でマンガ家デビュー。代表作に『すすめ!!パイレーツ』、『ストップ!!ひばりくん!』など。80年代からはイラストレーターとしても活動。広告、本の装画、レコードジャケットなど幅広く手がける。1992年『江口寿史の爆発ディナーショー』で、第三八回文藝春秋漫画賞受賞。 日高良祐=編著 柴那典/加藤賢/宮沢章夫/川村恭子/輪島裕介/小泉恭子/大和田俊之/金悠進/楠見清/江口寿史=著 発売日 2024年2月23日 本体価格 2,200円+税 判型 四六判・並製 頁数 268頁 ISBN 978-4-8459-2141-6 装画 江口寿史 装丁 川名潤 (版元webサイトより)

    2,420円