体重が113キロ→75キロになったときの話④

③では、ダイエットが案外うまくいって調子乗り、体調を崩した時のことを書きました。前回のnoteで触れたのは身体面についてのみでしたが、体に影響が出るほどのダイエットは、当然精神にも悪い影響を与えています。そこで、今回はまず私がダイエットを通して「好きなものを楽しめなくなった」ことについて書いていきたいと思います。

このnoteを読んでくださっている皆さん、好きなものはありますか?人によってそれぞれだと思います。私はと言うと、大学生になってから、Vtuberにはまりました。中でも、にじさんじは元一期生のデビュー当時から追っていて(古参アピ)、今でも月ノ美兎(以下委員長)の配信を見ています。他にも好きなVtuberはたくさんいて、新型コロナウイルス感染症が流行する前は何度かライブにも行きました。

けれど、今は先程挙げた委員長以外の配信はほとんど見ていません。私の中の流行が過ぎただけ、という考えもできます。しかし、Vtuberの配信を見なくなった、つまり面白いと思えなくなった時期が私には明確にあるのです。それは、前回書いたトレーニング後に血尿が出た同時期、つまりダイエットを過度に行っていた時のことでした。

委員長以外にも私には「推し」がいて(今は「推し」と言えるほど配信を見ることができていないので、名前を出すのは控えます)、けれど好きだったはずのその方の配信に、なぜかイライラしてしまう。私がロム専ではなかったら、自分のイライラを身勝手に「推し」だった方ににぶつけていたかもしれないと考えると、背筋が凍ります。けれど、そうした荒らし行為を実際に行いかねないと思うくらいに、私の精神状態は悪化していました。

ダイエットによる精神面の影響は、Vtuberへの関心だけでなく、日常生活にも徐々に表れることになります。例えば、私は人の話を聞くのが好きでした。たわいのない話でも、その場がなんとなく盛り上がっているだけで楽しかったのです。けれど、過度なダイエットを行ったあたりから、有益だと感じる情報ばかりを集め、人との雑談を楽しめなくなっていきました。

好きなものへの関心の低下、そして役立つ(と思う)情報への関心だけが強くなる。そうした精神状態の影響は、今もまだ残っています。自分で書いていて、そしてそうした生活を実際にしていて、何のために生きているのかわからなくなってしまうときもあるのです。

以上が、過度なダイエットの精神的な弊害でした。まとめると、身体的には血尿が出るほど追い詰められ、心はどんどんと病んでいく。こんな状態になるくらいなら、ダイエットなんてしない方が良いのでしょうか。

いえ、そうではありません。私が心身ともにダメになったのは、「過度な」ダイエットの影響です。そこで、次回は私が過度なダイエットを中断し、自分に合ったダイエットを見つけるまでの話を書きたいと思います。

今回はここまで、以上コトレでした。


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