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私を主人公にした小説をかいてもらった

cocanというサイトがある。
「今自分にできるちょとしたコト」と「してもらえたら、ちょっぴり嬉しいこと」を交換する場だ。

そこで私は、こんな交換を見つけてお願いした。
「あなたを主人公にした小説を書きます。」
(※残念ながら今は出品されていないようです)

小説を読むのは大好き。
小説の世界の中で、登場人物になりきって堪能するのも好き。
書いてみたいと思ったこともあったけれど、結局読むほうが楽で楽しくてそんなことを思ったことも忘れていた。

でもこの一言を見て思い出した。
私も小説の世界に登場してみたい!と思ったことを。

お願いしたのは、こちらの とこよだ みほ(よだ氏)さん。

最初にいくつかの質問をいただき、それに答えた。
それからは、どんなお話ができるのかワクワクしていた。


そして届いたお話がこちら。

消えかけた炎を燻ぶらせている①

消えかけた炎を燻ぶらせている②

消えかけた炎を燻ぶらせている③

ずっとずっと私を支えてくれていた言葉をお伝えして、そこから作ってもらった物語だ。
あとは、みほさんの世界観で作ってほしいとお願いした。
みほさんの紡ぎ出す文章、そして言葉や空気感が好きだったから、もうそのままお願いした。

この「好きだから頑張ってほしいんだ」という言葉は、私にとってとても大切なもので宝物のようにしていたものだ。
だからこそそこに執着もあったのだと思う。
この言葉をくれた人ともう会うことはないとわかっていたけれど、たまに夢に出てくるほどには焦がれていた。

一読して驚いた。
その想いが解き放たれていくのを感じたのだ。
30年近くの時を経て、私はこの言葉を昇華できたのかもしれないと感じた。
言葉を綴り、そして言葉で想いを伝える。
私が私であるために必要だと思っていたことは、もらった言葉から端を発していて、新たな場面へと姿を変えたと感じた。

あの言葉があったから私は自らを支えてくることができたけれど、今度はその想いを持って、他の人のために使う時期がきたんだと。
この物語を読んで、すとんとそう思えた。

この3ページの物語は、私の根幹を見事に表してくれている。

直接「あなたはこうだよ」と言われるのも嬉しいけれど、私は照れ屋であまのじゃくだから、こうやって物語としてほんの少し違う世界で表現してもらえたことで素直に受け取ることができるのかもしれない。

30年前にもらった言葉と
今もらった物語。
私という線の上でこんな風に繋がるなんて。
なんて楽しくて嬉しいんだろう。

みほさん、本当に本当にありがとうございました!
最後の3行、涙がこぼれました。今もこれを書きながら泣いています。
嬉しくて。

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