見出し画像

音の神秘

ものすごく久しぶりの投稿です。Self-quarentine (自主隔離-ただの外出自粛の日々を過ごしつつ、やっと筆を執る(キーボードを叩く)気持ちになったというわけです。

引きこもりの日々を支えているのは紛れもなく音楽。ただひたすら音楽を聴き、なにも生産性のあることをやれていないことにちょっとした後ろめたさを憶える今日この頃。相変わらず星野源を中心に、彼の紹介する曲たちやストリーミングで出会う曲たちは、きら星のごとく私を魅了し、驚きの音たちを届けてくれています。

そんな中、気になるアーティストがいるんだけど、ちょっと寄っていきませんか?

Thundercat

最初はなんかよくわからなかったこの人。変な格好したドラゴンボール好きなアーティスト、くらいしかわからなかった。星野源も松重豊も推すし、フランイング・ロータスとつながってるし。ちょっとずつ聴いていて、そして新譜"It Is What It Is"がとても心地よくて、はまった感じです。とても繊細な音作りが印象的。独特な世界観。こないだNHKEテレの子供番組に出ててびっくりした! 

Bill Laurance 

Bill は、Snarky Pappy のキーボーディストとして聴いてはいたけど、ソロとしてのこのアルバムを知らないで聴いて心奪われたのです。この中のタイトル曲 "Cables"に夜中に出会い、号泣し、アナログを思わずポチってしまうという感動に遭遇。アルバム全体が荘厳でエモーショナルで、ジャズやソウルのくくりだとは思うけど、クラシックな展開で心を揺さぶる一枚です。彼のライブアルバムもいくつか出ているけど、これもまた素晴らしい。

心の浮き沈みに苦しみ、明日を思い描けない不安に押しつぶされるような毎日を何とか支えてくれる音楽。叫びたくなるときも、音楽を耳に入れるだけで平常心が戻ってくる。音の神秘を実感する毎日です。

Thundercat も Bill Laurance も、どの曲にも自分の音の世界が鮮やかに表れていて、それでいて一曲一曲がユニークで。人の心を捉えるのはやはりその個性であり、にじみ出る心象だろうと、そう思う。だから、私にとって音楽は好きか嫌いか興味がないかの3択。音楽としての「世間的評価」はどうでもいいと。音楽は出会いなんだという、そういうスタンスで聴いています


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?